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ホルス像のことと、アクセサリー作りのリハビリ
以前いたお店で、趣味で作っているアクセサリーを時々販売するイベントを年一くらいでやっていました。
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右がパープルサファイア、シラー入り。
お店が閉店してしまってから5年くらい、アクセサリーはもっぱら彫金だけで、細かい作業をしてませんでした…
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ロストワックス製法という蝋を削って方を作り、作るというアクセサリー作りを習い始め、石をつなげて作る方はだいぶやっていませんでした。
昔作ったものも、シリコンゴムのものは付け替えないとダメな感じで、今鋭意製作中です。
先日大江戸骨董市でどうしても気になって買ってきたペンダントヘッド。
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これ使ってアクセサリーにしようと思ってたら、夢でデザインが浮かんで、おおそれいい!と思ったやつを今日リハビリを兼ねて作ってました…
まずメガネ止め(ワイヤーをねじって鎖状にビーズを繋ぐやり方)、目が死ぬ…
老眼鏡を作っといてよかった…
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メガネ止めの練習として、この間買ってきたペンダントヘッドと、切れてしまったチェーンを活用して、蛇の柄なのでエジプトオマージュ(適当)風に作り変えました。
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これは最近では珍しい、夢の中でデザインもの。なかなか近づけるの難しい。私は寝てる間にデザイン考えるタイプ笑
この切れたチェーンは高校生くらいの時に買ったラピスラズリを首から下げるために父が加工してくれた時に買ってくれたもの。
友だちが占いに行った時にその店に並んでたラピスラズリの原石を衝動的に買って(小さいカケラなのに7千円くらい、不当に高い笑)、両親をびっくりさせたのですが、手先の器用な父が無駄にしないようにペンダントに加工してくれたのです。
石を削って金具を接着剤でつけてペンダントヘッドにして、鎖を計り売りで買ってマルカンとかカニカンとかを取り付けてくれた。
なので、簡単に捨てられないもの。このリメイクしたネックレスは非売品になると思います。
さらにデザインについて、
この間、行ったミホミュージアムで聴いたことが夢に反映され、ネックレスのデザインに影響がでていました。
まず蛇。
ツタンカーメンの像に見る冠に蛇が首をもたげているものを、【ウラエウス】といい神性の現れだそうです、美術館の音声ガイドで言われて初めて知りました。“立ち上がったコブラ”という意味だそうです。
それと、映画のネバーエンディングストーリーの主人公が本の表紙にあるメダリオンを首から下げてましたがあれと似てるとなんか思ったのです。
(ググってみたら全然違った笑)
この二つから長めのネックレスにしよう、エジプト風で、という結論に至ったのだと思います。
あと、ミホミュージアムでみたホルスの像。
銀色のホルス像は神秘的で初め見る様式でした。
音声ガイドのここの説明は印象的だった…。この像を飾る部屋にまで気を遣ってた。
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占星術師の端くれとしては、太陽信仰のエジプトの考え方は無視できません。日の出を象徴する神がホルス、ホライズン(地平線)の語源ですね。
ミホミュージアムで置いてあったのは上の写真の擬人化してる神像ですね。
ミホミュージアムを設計したイオ・ミン・ペイさんは、この像のためのスペースとして青壁の特別室を作ってました。神殿の神聖さ表現したようです。
その小部屋には、実際神殿の最奥に神の代わりに礼拝する神像として置かれたレベルのものではないかと言われているものなのでそれだけの敬意を払っていたのでしょうか。特別感なインパクト。
鮮烈に残ってた言葉が、エジプトでは取れない銀をペルシャから買って、エジプトでは取れないラピスラズリをさらに遠いパクトリア(アフガニスタン)から取り寄せた、貴重な素材で作られたホルスというところ。
なのでデザインを夢の中で考えた時
銀の鎖と、銀の輪に金の蛇であるこのメダリオンぽいペンダントヘッドにはラピスラズリと、エジプトでも使われてたパールだよね!と思ったみたいです。
エジプトカラーとしてターコイズも加えました。
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材料とか、道具とかを机に出して準備するのが面倒で初めてなかったですが急に今日思い立ち始めてみました。
これからガンガン、12月に向けて、作りたいと思います!
よかったら遊びに来てください!