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【書籍レビュー】#14 「サドンデス」 相場 英雄 著
現代社会だからこそ生じてきた闇同士が引き合い、そして大きくなっていく。現代人が悩む、格差、貧困、差別、SNS依存……。
これらの闇が大きくなればなるほど、これらは価値が生まれ、そして娯楽へと変わってゆく。
主人公の理子は貧困な生活を送る。
それは自らの責任ではなく、環境によるもの。
そこから抜け出したいと思い、さまざまな挑戦を試みるも、世間はそんなに甘くはなかった。
そんなとき、一人の女性から声がかかり、理子の人生は変わっていく。
作品の合間に垣間見える、SNSの在り方、SNSを使う人の常識、現在という格差社会を「私たちはどう生きるのか?」と問いかけられているようで、感慨深い。
人間関係とは?
SNSとは?
お金とは?
フォロワーとは?
今後の人生であなたは、なにをしたいか?
本書を読んで、しっかりと考えてみるキッカケとなった。
よかったら、手に取っていただき、あなたの人生を考えてもらいたい。