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【エッセイ】#35 やっぱ中庸でしょ

 今日はちょっとライトに語ってみる。

 重い腰を上げ、筋トレを本格的に再開した。
 やっぱり体を動かすのはいいモノで、根が詰まり気味だったアタマもスッキリする。
 やはり精神と肉体派連動しているのだとあらためて感じるところだ。

 筋トレをすることによって血液循環がよくなり、脳にも酸素を豊富に含んだ血液が流れ込むため、思考がクリアになるという。
 
 筋肉を刺激することにより、脳内物質であるアドレナリンやドーパミンが分泌されるため、興奮状態になる。いってみれば戦闘状態だ。
 その状況で筆が走らないはずがない。筋トレの恩恵は実は執筆にも与えられているという面白い状況だ。

 だが、疲れる。
 肉体的疲労はもちろんのこと、アドレナリン等の脳内物質が大量に出た後には、脳も披露する。
 精神的疲労も同時にあるため、ゆっくりと脳を休息させる必要がある。それが睡眠だ。

 十分な睡眠が取れなくなると、アドレナリン等が減少しないなどの不都合が生じる。
 もちろん、ずっと興奮状態であるため、休めた気がしなくなる。浅い睡眠が続くと、それが睡眠困難を呼び、ひどい場合には不眠となってしまう。
 ここまでくれば、脳内物質によって、体調不良を呼び込んでしまうのだ。

 脳に支配される私たちの身体やココロ。
 その脳の混乱や暴走を引き起こす原因は、もしかしたら、私達の小さな習慣が引き金となる可能性もあるのだ。

 なにごとも過剰はいい結果を運んでこない。適度に、バランスよく、いきましょ。
 

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