書評 体験格差
リュディアです。体験格差を読みましたので感想です。
親の経済力の差による学力格差だけでなく、体験格差が大人になったときにさらに大きな問題となる、ということは言われていました。この書籍を読んで、体験格差がどのように表面化してくるのか具体的なイメージを持つことができました。確かに大変なことですね。背筋が凍るような思いでした。
いろいろな経験をさせてもらっている人は、経験させてもらっていない人がどのようになるか想像できないのですね。それがわかっただけでも得るものがありました。広い意味でいえば、他の人と食事を一緒にとる、といった子ども食堂なども食事を与えるというよりは経験を提供しているのだな、とわかりました。これは良書だと思います。是非、読んでみてください。
では、ごきげんよう。