MISERYに支えられた幼少期と、好きな音楽の話。
hideのMISERYが好きだ。
アップテンポではあるが、とても優しく包み込んでくれる曲だと思う。
あれは確か小学三年生くらいの頃。
傍らで眠る四兄や妹に聴こえないよう、布団の中に潜り込みイヤホンでhideのアルバム「PSYENCE」を聴き込んでいた。
その15曲目が「MISERY (remix version)」だった。
当時の私はすでに精神的に参っていた。
酒と煙草の匂いをさせながら、私の体を弄る為に布団に潜り込んでくる実父。
その実父に「豚」と呼ばれながら逆らうこと