経ヶ岳バーティカルリミット〜4週間で準備した話〜
こんにちは。
フットアドバイザーの菅原奈穂子です。
久しぶりに順番が回ってきたので、もうだいぶ前の話にはなりますが、5月に出場したトレイルランニングレース
「経ヶ岳バーティカルリミットロングの部21Km」
を完走するまでの練習について今更ながらnoteに書きたいと思います。
アルプスの山々に囲まれている伊那市ですが、この辺で開催されるトレランレースは非常に少なく、かなり貴重な大会の一つなので一度は出てみたいと思っていました。
とはいえ、エントリーした頃はまだまだ高齢のレオ名誉会長の介護真っ最中で昼夜逆転の日々。
週に1〜2回、会長がお昼寝中に3〜4キロ走るのがやっとの状態(月間15〜20キロ笑)でした。
2年前、野辺山ウルトラマラソン42キロの部を完走したのを最後にほぼノーラン生活だったので、2230mのお山を走って登れるのか?
完走すら厳しくないか?とDNSも頭をよぎりました。
そんな4月のある日、会長が17歳2ヶ月で虹の橋を渡りました。
大会開催まで47日。
ペットを飼っている人なら誰もが経験するであろうペットロスに例外なく私も陥り、とても走れる状態ではなく、気を紛らすためにジョグってみるも激しい胃痛で歩くのもやっと、、、暫くそんな状態でした。
大会まで1ヶ月を切った頃、ようやくゆっくりでも長い距離を走ってみよう!という気持ちになり、道の駅のほうじ茶ソフトをモチベーションに自宅〜道の駅往復20キロの道のりをゆっくりジョグ。
おっ、ゆっくりなら意外と走れる。
お気に入りのこの20キロコース、全く平坦がないアップダウンコースで、標高は800〜900m、負荷高めでかなり良いトレーニングになります。
お次は五郎山ぼっちバーティカルリミット5キロくらい
あっという間に頂上の地元の低山ですが、結構な急登なので気軽にできる割りにしっかりゼーハー練になるお山
そしてちょうど良いタイミングで開催されたトレイルランニングイベント「伊那谷B to B」に参加。
トレイルとロードを合わせて27キロ走り、ゴールにクラフトビールが待っているという何とも素敵なイベント🍻✨
やっぱり目標(🍺)があると頑張れますよね!!!
因みに主催者は、日本一過酷な山岳レースTJAR実行委員長で、参加者の中の5名は現在イタリアで開催されているトルデジアン2024に今まさに出場中、という強者揃いのイベントで、レースよりこっちの方が申し込みに迷いました(笑)
そしてレース前によくやるが分杭峠走(往復17キロ)
自宅(標高900m)〜日本三大パワースポットである分杭峠(1424m)まで激坂を走って登り、一気に下るというトレーニング。
一部がTJARのコースにもなっているワタシ的に強度★★★のトレーニングコースです!
そして仕上げが大芝高原クロカン走15キロ
こちらは桃澤選手もお気に入りのクロカンコースで、一周2.5キロ、適度(ややキツ)なアップダウンあり、走った後は温泉あり、の最高な練習環境なんです✨
とりあえずここまでやってみて、まあ完走は間違いだろうという根拠のある自信が湧きました。
経験で何となくわかることってありますよね。
この練習が達成出来れば大丈夫、とか、この負荷の練習やってこの疲労度ならまぁ大丈夫、とか。
さて、この4週間でやってきた練習まとめ
☆ロング走ロード20キロ
☆五郎山ぼっちバーティカル5キロ
☆ロード&トレイル27キロ
☆峠走17キロ
☆クロカン走15キロ
この間の繋ぎは6〜7キロジョグ
その他(のーらん生活中もやっていたこと)
☆ゆる登山(ストレス解消で月一)
☆縄跳び(運動不足防止に週3〜4)
☆筋トレ(週一で旦那のクラスに参加)
結果ですが、5時間13分で無事に完走できました。
たった4週間という舐め腐った準備期間だった上、最後尾からスタートしたので順位は半分より後ろです(笑)
トレイルランニングレースは非常に負荷が高く、一歩間違えば滑落など命を落とす可能性のあるスポーツです。十分な準備をした上でスタートに立ちましょう(参加案内ハガキにそう記されておりました。。。)
今回はレオ会長が、飼い主が完走できるだけの最低限の準備期間を残して旅立ってくれたのだと思い、出場を決意した次第です。
来年はしっかり練習して年代別入賞を目指してみようかなと思います。
そしてここは練習環境に恵まれたありがたい場所だなぁと改めて感じました。
わざわざ遠出しなくてもすぐそこに山があって、峠走もクロカン走もできる、クールダウンできる川もある、そんな場所です。
最後に大会の様子をサラッと
以上、経ヶ岳バーティカルリミット備忘録でした。
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