On Track Nights 観戦記
お久しぶりです。小岩美月です。
前回の投稿が1月だったので、かれこれ半年以上が経ちました。
2024年は昨年よりももっと陸上に時間を割いて楽しむぞー! と、意気込んだはいいものの、4月から仕事が忙しくなってしまい、土日は体力回復が最優先、走る気力も現地観戦する気も失せてしまいました…
社会人3年目となり任される仕事も増えてきて、今まで以上に効率よく業務を終わらせる重要性を痛感しているところです。
さて、そんな中でも7/27に開催されたOn Track Nights を観に行ってきたので、その報告をしようと思います。
祭りだ!
陸上ファンであれば説明不要かと思いますが、こちらの大会はtwo laps が主催するエンターテインメント性の高いイベントです。
日本トップクラスの選手が集まる上に、花火やDJ、フードトラックの出店によって、ワクワクする雰囲気が作られていました。
会場の様子についてはMDC公式Xからどうぞ。
白熱したレース
まるでお祭り騒ぎのOn Track Nights ですが、前述したとおりレースには日本トップレベルの選手が集まっています。
中距離のレースは駆け引きが醍醐味とはいうものの、この大会は順位よりも本気でタイムを狙いにいくという姿勢が全面にうちだされており、スピード感あるレースを間近に見られました。
グラウンドレベルでトップ選手の走る姿を見る機会なんてそうそうないですよ?
すごくないですか?笑
選手の真剣勝負を観る楽しさはもちろん、普段の大会にはないような演出で盛り上がったこの大会。なんと約2800人もの方が集まったそうです。
高校や大学の大会であれば学校関係者によって会場の人数が埋まりますが、そうでない大会でこれだけ人が集まるというのはそうそう無いことだと思います。
新しいアイデアを実現させるということ
On Track Nightsは、花火の演出やパン食い競争、カウベルの配布など、まさしく「レースの概念をがらりと変える」内容でした。
陸上ファンをもっと増やすにはどうすればいいか考え、アイデアを本当に実行するところがtwo lapsの凄さだと思いました。
大会を企画・運営するとなると、会場の確保から始まり、ゲストの招待、当日のオペレーション、運営スタッフへの指示出しなど、思いつくだけでも時間と労力がかかる作業がたくさんあります。
現状に対する不満を言って終わり、という人が多数派である中、実際にこのような大仕事をやってのける横田さん、そしてtwo lapsのスタッフの方々の行動力はすごいな、と感じました。
今私は地方公務員として働いており、国で決められた制度を滞りなく運営する業務に携わっています。
住民の当たり前の暮らしを支えられることにやりがいを感じる一方で、裁量の余地が少なかったり前例踏襲的な業務の進め方に対して、少し違和感を感じることもあります。
そんな中On Track Nightsに参加し、新しい視点で物事を考える重要性に気づくことができました。
現在の仕事ではクリエイティブな発想が求められる機会はなかなかありませんが、前例がない事象に出会すことはあるだろうし(コロナウイルスも想像できなかった出来事ですよね)、異動先の部署でイベント関係の業務を担当する可能性だってあります。
シンプルに「こうしたらもっと良くなるんじゃないか」と考えること自体がワクワクすることだとも再認識でき、充実した時間を過ごせました。
さて、パリオリンピックがついに始まりました。
スケボーや柔道で日本人選手の活躍が伝えられていますが、陸上競技においても選手の皆さんには最高のパフォーマンスをしてほしいです。
私は仕事に支障がない程度に生で観戦しようと思ってます笑
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。