One point＊EIYO☝🏻 #9 ~学会報告~

こんにちは🍅

お久しぶりです。

ワンポイント栄養、時期が空いてしまいましたが、今日からまたぼちぼち書かせて頂きます🥕

先週末に第10回スポーツ栄養学会に参加してきたので、学会で感じたことをお話していこうかなと思います。

へぇ、そんな学会あるんだと思う方もいらっしゃふかと思いますがあるんです。
世の中には沢山の学会がありまして、まだ私も全然参加出来ていないのですが今後沢山参加したいなと考えています。

日本スポーツ栄養学会第10回大会 学会HP⤵︎ ︎

日本スポーツ栄養学会第10回大会

私はこのスポーツ栄養学会は3回目の参加でした‪‪☺︎‬
前回は関西で行ったのでオンライン参加でしたが、前々回は会場で参加させて頂き、
運動についての多くの研究をされてたり、現場でアスリートと関わっていたりする多くの先生からお話を聞くことができ、とても貴重な体験をさせて頂きました。

そして今回再び参加したのですが、

まず人が多い！！

前々回より参加している人が多かった気がしました。
そして世代が若めだったような、、🤔
段々とスポーツ栄養界が大きくなっているのだなと感じました。
私はまだ何も出来ていないのですが、いずれその一員としてスポーツ栄養界を広げる立場になりたいです🍅

そして今回シンポジウム、症例報告、ポスター発表など沢山の内容があり、全部みたいけど全部は行けないという状況だったのでシンポジウムを中心に参加していたのですが、最近注目されているLEAというワードが取り上げられることがやはり多かったという印象を持ちました。

LEA(Low energy availability)は相対的エネルギー不足という日本語に訳されることが多いのですが、この日本語訳だと単純にエネルギーが足りていないと考える方が多いと思います。
しかしそうではありません、除脂肪量あたりに運動で使えるエネルギーが不足しているという意味合いが大きいので訳し方もなかなか難しいんですね。

またこの時使われるのがEA(energy availability)という数値なのですが、この数値は食事からのエネルギー摂取量(EI)から運動によるエネルギー消費量(EEE)を引いて、除脂肪量で除すことで求められます。

ただこのそれぞれの数値の求め方も食事調査法や運動量の測定法によって異なり、さらには運動によるエネルギー消費量としてカウントされない部分での運動があるということで果たしてこの数値が使えるのか、さらには簡便とは言いにくい測定法を使って現場で評価する必要があるのかと述べられていました。

そもそもEAが不足するという現状があるが、それは本当は防ぎたいことであり、それを防ぐのが管理栄養士だという風にも話しており、本当にその通りだなと感じました。

研究をしてデータを集めることも、それを現場に還元してある程度の指標にすることも大切ですが、実際に選手に取り入れる時にはEAにならないようなサポートが必要だと思います。

ここからは単なる私の意見ですが、
そのために管理栄養士に求められることは、
①食事の正しい知識を選手に伝えること
②選手が実行出来るように内部環境、外部環境を整える支援をすること
かなと感じます。

そのために知識を身につけ、日々情報をアップデートしていくことが求められるのだなと思います。

2日目のランチョンセミナーで頂いたお弁当

長くなりましたがこんなところで終わりにしたいと思います。
次回はこのエナジーアベイラビリティについて少し話して行こうかなと思います！
お楽しみに🌟