One point*EIYO☝🏻 #1 ~身体を動かすエネルギー~
6月から火曜日はワンポイント栄養を連載していきます☝🏻
身体を支えていく上で栄養はとても大切なので、
少しでも役に立てるような内容にしていけたらと思っています🍅
第1回は身体を動かすもとになる「エネルギー」についてお話したいと思います。
まずエネルギーとはカロリーとほぼ同義です。
食品の裏に書いてある何キロカロリーとかいう数字はエネルギーを指しています。
じゃあこのカロリーはそもそも何かというと、
熱として使えるエネルギーで、
1Lの水を1℃上昇させることが出来る熱量が1kcal
と定義されています。
皆さんご存知だとは思うのですが、そんな訳で人は生きていく上でエネルギーが必要なんです。
じゃあエネルギー源になる栄養素にはどんなものがあるか分かりますか??
大部分を占めるのが3つの栄養素です。
①たんぱく質(Protein)
②脂質(Fat)
③炭水化物(Carbohydrate)
この3つの栄養素をエネルギー産生栄養素といいます。
これらがどのくらいのエネルギーを生み出すかというと、
各栄養素1gあたり
たんぱく質 約4kcal
脂質 約9kcal
炭水化物 約4kcal
のエネルギーを生み出します。
多く感じるでしょうか?少なく感じるでしょうか?
簡単に言うと油はたんぱく質の2倍のエネルギーが摂れるということです🧈
この3つのエネルギー産生栄養素のうち、何をどれだけ食べたらいいのかということを表した指標があります。それがPFCバランスです。
たんぱく質=ProteinのP
脂質=FatのF
炭水化物=CarbohydrateのC
を取って呼ばれています。
厚生労働省が示しているメタボのリスクが少なく
健康的であると言われるPFCバランスは
P: 13-20%
F: 20-30%
C: 50-65%
とされています。
アスリートも大体このバランスにするのが良いとされていますが、先程示した範囲の中で
P: 20% (たんぱく質多め)
F: 20% (脂質少なめ)
C: 60% (炭水化物多め)
にすると良いとされています。
アスリートはたんぱく質を取っていれば大丈夫と思われる方もいるかもしれませんが、決してそうではないんです。
バランス良く栄養素を摂ることが大切になってきます。
ではこのPFCバランスが崩れるとどうなるかについて次回説明していきたいと思います🍅
最後まで読んでくださってありがとうございました♩