柴犬レオの闘病日記
みなさん、こんにちは!
フットセラピストの菅原奈穂子です。
南信州はスッカリ秋らしくなり、犬の散歩中ランナーを見かけることもグッと増えてきたような気がします。
そう、、、
ABCRのお客様なら誰もが知っていると思いますが、うちには実は看板犬がおりまして、現在は終身名誉会長として山奥で隠居生活を送っていたりします。
その名は「レオ」
白い柴犬さんで(実はやや大きめの豆柴)16歳と7ヶ月になります。
人間で言えば80代半ばくらいでしょうか。
「リカオンズ」というネーミングの由来もリカオンが「犬科」の動物だったことが理由の一つ。
そのレオ会長、肛門嚢アポクリン腺癌という悪性度の高い厄介な癌になり、1月に摘出手術したばかりでしたが、残念ながら再発・・・
外科手術か、抗がん剤治療か、年齢を考慮して緩和ケアか・・・悩み抜いた末、目に見える転移が見られなかったため手術を決意。
お盆にかなり大きな手術をしてまいりました。
実はレオ会長、手術は5回目の大ベテラン
8歳2ヶ月・・・肝臓癌摘出
13歳8ヶ月・・・前十字靭帯断裂による再建手術
14歳7ヶ月・・・脾臓全摘手術
15歳11ヶ月・・・肛門嚢腺癌摘出手術
16歳6ヶ月・・・再発による摘出手術(←今ここ)
毎回メンタル崩壊して鳴きまくるため、早めに退院してくる(させられる)レオ会長ですが、今回は高齢&大手術ということで10日間のベッドレストを経てようやく退院できたのでした。
既に足腰の弱っている老犬が10日間も寝たきりになったら、、、
トレーナーの菅原は気が気じゃなく、何度も電話で院長と退院を早めて欲しいと交渉するも受け入れられず。
ならば寝たきりにならないような対策をして欲しいとお願いするも、現状無理、と跳ね除けられ。。
「このクソジジィ!」と言わんばかりの勢いでしたが、一応命を救ってもらっているので・・・自粛(当たり前)
胃がキリキリと痛くなるほどの悶々とした10日間を過ごしておりました。
退院の日。
会長は寝たきりのまま、顔に傷を作り、前足には床擦れ、傷が完治していない肛門からは排便垂れ流しの状態で私たちの元に戻ってきて、それでも力強く鳴き続け、夫婦ともに大号泣しました😭
しかしそこからのレオ会長の回復っぷりったら驚きです・・・
我が家に到着してすぐ自ら立ちあがろうともがき、立ち上がれないと鳴き続けるので、介護用ハーネスを装着し、支えながら立たせてみると数歩歩くんです🥺
翌日には自力で立ち上がり、歩き出しました。
下半身の筋肉がスッカリ落ち、体重が2kg近く落ちているにも関わらず、です。
私は一週間休業し、介護&リハビリに徹した結果(ワンオペ介護、孤独で辛くて泣きましたw)ほぼほぼ通常通りのレオ会長となりました。
しかしすごい生命力ですよね🥺
歩けなくなることで老化は加速し、認知症の症状も悪化するのは犬も人間も一緒。
寝たきりにはさすまい、と思っているので今後もリハとトレーニングを頑張っていく予定です!
会長、かつては筋肉ムキムキスプリンター💨
若い頃からたっぷり運動していたおかげで、老犬になった今も手術に耐えられる体力があるんだと思っています。
犬も人間も運動大事!筋肉大事!
現在、レオ会長は抜糸も終わり順調に回復中です!
というか完全復活しました。。。
老犬介護は何かと大変ですが、それ以上に毎日が尊いです🥺
会長が元気なうちに犬連れキャンプでもしたいな〜なんて思っております♪