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夢を追いかけるために「メンタル」を学ぼう―複業先生が教える、自分の心との向き合い方

メンタルは「特別な人が考えるもの」ではなく、「誰もが向き合うべき大切なテーマ」です。


この授業では、外部人材マッチングサービス『複業先生』を活用し、メンタルトレーニングの専門家が子どもたちに夢や目標に向かうための考え方や取り組み方を伝えました。

授業の中では、日常生活やスポーツ活動におけるメンタルの重要性について、楽しみながら理解を深めることができる内容が盛り込まれていました。

【複業先生:中里匠吾氏】
専修大学人間科学部心理学科卒。 2017年オーストラリアンフットボールでInternational Cup17に日本代表として出場。在学中からメンタルトレーナーとして活動し初め、プロアスリートや経営者、役員などを対象に延べ900名を指導。プレイヤーの育成も行い、プロ選手輩出や大学スポーツ日本一も経験。スタートアップ企業にて役員としての活動を経て、現在は独立し、2023年6月にmoreTOKYO株式会社にてCMHO兼M事業オーナー就任。企業研修など法人向けのメンタルトレーニングを提供しつつ、学校法人での講演や特別授業、eスポーツの人材育成なども行なっています。

【複業先生とは】
教育現場が、教育にかかわりたい多様な外部人材に授業をお願いできる外部人材活用サービス。教室に新しい視点や社会とのつながりを取り入れることで、子どもたちに実践的な学びを提供します。

ユニークなワークで、楽しみながらメンタルを学ぶ

今回の複業先生は、豊富な経験を持つメンタルトレーナーの先生。緊張感やネガティブな感情、そしてモチベーションのアップダウンをどう捉え、どう乗り越えていくかを、小学生にもわかりやすい形で教えてくれました。

授業の中で特に子どもたちを引きつけたのは、バスケットボールのパス回数を数える動画を使ったワーク。動画に出てくるプレイヤーの動きに意識を集中させる一方で、思わぬ仕掛けが隠されているこのワークは、注意力を養うきっかけとして大いに役立ちました。

子どもたちにとって「どこに注意を向けるのか」といった考え方は新鮮で、一見単純に思える動画が、実は深い学びにつながる―そんな発見が教室中を盛り上げました。

また「ピカチュウみたいな猫を考えないで」といったユニークなワークなど、楽しみながら学べる工夫が満載。

子どもたちは笑顔を浮かべながらも、メンタルがどれだけ影響を受けやすいかしっかりと学んでいました。

体と同じように、心も鍛えられる!

中里氏はメンタルトレーニングを「心の筋トレ」と呼び、緊張しやすい、集中力が続かない、自信が持てない、といった悩みも、トレーニングで改善できるとのこと。

また、心の鍛え方も体の筋トレと同じように継続していくことが大切だと話します。

「複業先生」だからこそ実現できた特別な授業

専門家ならではのユニークなアプローチや実践的なワークは、学校の授業ではなかなか体験できない内容でした。「複業先生」を通じて、学校という環境に外部の知識や経験を取り込むことで、子どもたちは新しい視点やスキルを得ることができました。

特に今回のようなメンタルヘルスの授業では、専門家の存在が大きな意味を持ちます。子どもたちが、普段の生活の中で「心の健康」に目を向けられるようになるきっかけを作ったことは、授業の大きな成果と言えるでしょう。

メンタルを学ぶって面白い!

授業後、子どもたちからは「もっと集中力をつけたい!」「メンタルって考えると面白い!」という声が続々と寄せられました。学びの中でメンタルと向き合い、自分でできる小さな工夫を見つけたことが、大きな自信にもつながったようです。

中里氏は、「自分の可能性を信じることがメンタルではとても重要」だと語ります。何事もやる前から決めつけるのではなく、小さな一歩から始めて挑戦し続けることの大切さを伝えました。

「複業先生」で、教育に新しい風を

「複業先生」が届けるのは、教科書の枠を超えた学びの機会。外部人材だからこそ提供できる専門的な知識や多様な視点は、子どもたちの学びをさらに深く、楽しいものにします。

これからも『複業先生』は、教育現場に新たな価値を届け、子どもたちの未来を広げるサポートを続けていきます。メンタルヘルスというテーマに限らず、さまざまな分野での活用が期待されています。
授業が変わる、未来が広がる。その一歩が、ここから始まります。

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