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インタビューのワークショップ|冬の清里・4泊5日
*定員になったので、キャンセル待ちの受付に以降します。(11/10)
*参加人数。「6〜9名」を「8名」に修正します。(11/1)
12月の年の瀬に清里で、4泊5日の「インタビューのワークショップ」をひらきます。清泉寮でのワークショップは3年ぶり。
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コロナ禍があけたわけではないけれど、身の振り方はめいめい掴めてきたように思います。気をつけて、心地よく滞在したい。清泉寮を選んだのは空間が広く、暖炉もあって換気が効くとかいろいろありますが、いちばんの理由は、年の終わりをここですごす空気感が好きというのが大きい。
清泉寮は年末がハイシーズンで宿泊費が高く、それがややネックではあるのですが、今回は定員に幅を持たせて参加費も変動させます。「年末、都合がいい!」あるいは「いまかも」という人が集まるといいな。
ひとの話をきき、はなしながら、その技術と感性を逍遙する5日間。そしてその後につづく大晦日や新年を私も楽しもうと思います。関心のある方、どうぞお申込みください。
2022年12月26日(月)〜30日(金)
参加人数:6〜9名
参加費:60,000〜82,000円
宿泊費:97,120円(清泉寮、食事込)
*宿泊は相部屋です
*参加費はお申込数により変わります
*参加費の分割払を相談したい方は、フォームでご事情をお伝えください
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インタビューのワークショップ
はじめて11年くらいか。2009年に二冊目の本『自分をいかして生きる』を書いたあと、それまでひらいていた「働き方」や「仕事」のワークショップをつづける気がなくなり、でもファシリテーションの仕事はもっとやりたいと思った。
ちょうど自分自身のインタビューに変化を感じていた頃で、「〝きく〟を扱ってみよう」と考えたのは京都精華大学から頼まれた公開講座が最初でした。そこで手応えを感じてここまで来たわけで、あの2日間、精華に集まった数十名に感謝の気持ちがあります。
「飽きたらできなくなる…」と思いながらつづけて来て、うっすらと危惧を感じた瞬間もあったけど、こうしてつづいているのは飽きないからですね。
本当に面白い。いい仕事だなと感じているし、そこで出会う人々も自分にとって大事な存在になっている。「いまどうしているかな?」と自然に思い浮かぶ人の多さは、そのまま人生の豊かさだなと感じているのだけど、それは参加メンバーも同じなんじゃないかと思う。
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以前は定員12名の5泊6日が多かったけど、コロナをきっかけに5〜6名規模に減らし、スタイルの異なるオンライン編を試したり、3泊4日にしたり、事前プログラムを加えたり。いろいろ試しているのは要はまあ楽しんでいるわけです。
トーベ・ヤンソンの『軽い手荷物の旅』に「八十歳の誕生日」という短編があり、若い主人公の女性が別の人物が語る「初々しさ」の話に耳を傾けるシーンがあります。よく思い出すのだけど、大切だと思っている。初々しさが。
ひとの話をきくときも「ああ、あの話ね」とわかったような気持ちできくのではなく、はじめてきくような気持ちで感受できたらいい。新鮮になると思う。関係も。そんなきき方をめぐるワークショップです。
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清泉寮(清里)について
20年ほど前から通っている場所です。「清泉寮」は宿泊部門の名称で、敷地には酪農を手掛ける農業部門があり、野外・環境教育の拠点があり、幼稚園もある。全体はKEEP(Kiyosato Educational Experiment Project)という名称。社会教育の実験空間なんですね。
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ソフトクリームが有名ですが、元々はポール・ラッシュという人が戦前から、立教大学の学生さんたちと通い、キャンプをつうじてリーダーシップを学び合っていた場所。
戦争で一度アメリカに戻り終戦後に清里を再訪した彼は、地域の人々の暮らしの困窮を目の当たりにし、標高の高い高冷地でも可能な農業や営み、そして青少年の教育をテーマに「KEEP」というプロジェクトを立ち上げ、GHQや山梨県と交渉して形づくられてきた不思議な場所なんです。
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夏休みに滞在すると、食堂で隣り合わせた20名ほどの小学生のグループが養老孟司さんの昆虫観察合宿だったこともあった。自然教育、環境教育の現場でもあります。
親子何代にもわたって幼い頃から通ってきた人が少なからず、ここで暖炉に薪をくべながら年末年始をすごすのを楽しみにしている人が多い。それもあって12月末はハイシーズンなのだけど。賑やかなまちをしばらく離れて、標高1,400mの静かな世界で、よく冷えた空気を吸い込みながらすごす時間のよさがあります。
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食事はバイキング。このレストラン部門の立ち上げには四谷の「オテル・ドゥ・ミクニ」もかかわっていて、デザートを含み料理が美味しい。何泊もすると結構ヤバい。露天のある大浴場も快適です。[N]
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