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柔らか躁鬱日記(病気までの経緯④)

不眠症からくる鬱症状

店長をおりてからじゃあ体調が良くなるかと思いきや全くその気配も無く、不眠症は薬を調整しても小康状態で、眠れない事や仕事に対する不安が日に日に増してくる事になる。

たまに調子がいいな、と思っても次の日にはまた眠れない、仕事が上手く出来る自信が無い、とにかく大きな不安に襲われるという波が2023年7月辺りから増えてきたのだ。

頓服として貰っていたエスシタロプラム錠は仕事の日には手放せず、いつだったか忘れたけどハッキリ「うつ病」という診断が下された。
確かに不安障害にしては気分の落ち込み具合が激しいなという日も多かったし、チバユウスケ死去後の1ヶ月は特に記憶が曖昧である。(骨折の記憶だけだ、ハッキリしてるの)

あれ?なんか調子良くない?

2024年になると、少しばかり調子が良い日が増えてきた。寧ろ調子が良すぎるくらい。
母親の来訪で伊勢志摩辺りに行ったり、ピロウズのライブに行ったりと1月はかなりアクティブに動き、2月からはとうとうジムにまで通い出した。休みの度に行く位には動いていた。

ただ相変らず不眠症は良くなっておらず、寝れない時間を利用してありとあらゆる事をし、限界になって眠ってみるものの寝付けない挙句1時間おきには目が覚めるという、限界チャレンジみたいな生活。

心は元気……な気がするけど、今度は身体が悲鳴を上げ始めて体調不良になるというアベコベな状態。
この時点で私としては「鬱だけど調子が良い時もあるからその内よくなるだろう」と考えていた。

「双極性気分障害」の診断

ゴールデンウィーク前辺りだろうか、再び精神的に落ち込む時期が続き、ヒステリックになったり、コントロールが効かず泣く事が増えていった。明らかにおかしい、とここでようやく気付く。

ここで「双極性障害」の疑いが発覚した。
とはいえ判断は難しく、特に女性はPMSによる精神症状の可能性もあり、一概にまだ病名は付けられないとの診断だった。
思い当たる節は……なかったのよね。生理前後で大きく何か変わる事と言えば食欲と眠気位なもので、それ以外は特にない人。これは未だにそう。

パルプロ酸ナトリウム錠が増えたのがこの頃。
つまり元気過ぎた1月〜3月が異常だった。この時は所謂「躁状態」、4月末からが「うつ状態」。

結果から言うと6月初旬にはハッキリと「双極性気分障害」という診断名がついた。

診断名がつく事により逆に安心感があった。成程そういう病気なのかと。かと言ってちゃんと向き合う覚悟が出来たかと言えばそんな事もなく、何とか……何とかこの状態でも働かねばという気持ちの方が断然強かった。

私の場合は約3ヶ月に1回この躁鬱の波が訪れており、7月辺りから再び躁状態でアクティブ過ぎるほどに活動し始めた。
そして9月初旬から緩やかにうつ症状になり、ついに動くのがしんどくなってまった。

そこからドクターストップが掛かる。
9/14〜は完全に休みを貰って傷病手当金を貰って生活をしている。
もう3ヶ月弱休んでいるが、10月いっぱいはもうセルフネグレクト状態だった。今思えばよく生きていたな!飯だけはちゃんと食べてたからね、それ以外はもう精いっぱいだったけど。

今はこうやって文章をまとめる(まとまっているかは分からない)くらいに安定している。ただこれが躁状態での"それ"なのか、回復しているから出来ているかなのかは次の診断で下るだろう。

とにかく自意識過剰になり過ぎず、ゆるくダラっと生きていかねば。

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