【夫に依存していたと気付き夫婦関係を改善する話】⑲愛とは何か?「愛されたい」から「愛したい」へ
「愛とは技術である」と
ドイツの社会哲学者
エーリッヒ・フロムは著書で述べており
「愛することは意図を持って行う」ことだと
作家・曽野綾子も著書のなかで述べていた
このふたりの言葉に
私はとても救われています
この記事の続きです
結婚前〜結婚当初
そして現在に至るまで
夫は私のことを「愛する」と決めて
愛する努力をし続けてくれていたと
今までの夫の言動をみていてそう思う
なのに私は
夫から酷い言葉を言われた!
(これが無視をするきっかけだったけれど、
これは私の早とちりだったと後日判明する(汗))
夫が私を傷つけた!最低!!
もう私のこと愛してないんだ!!!!!
夫に酷い言葉を言われたと思い込み
ちゃんと確認しようとせず
話し合いしようとせず
もう私は夫にとって酷い言葉を言える相手
もう私は夫に愛されてない
酷い言葉で私を傷つけた夫だから
私に無視されてもいい
無視されて嫌な思いをしてもいい
嫌な思いをして当然のことをした
自業自得だ
天罰だ
そんな風に思っている自分がいた
夫のことを無視して
不機嫌な態度を取り続けること約半年間
その間も
夫は変わらず
私へのお土産を買ってきてくれたり
家事育児を手伝ってくれたり
真っ直ぐに変わらず
愛する努力をし続けてくれていた
本当に
なんて私は子どもだったんだろう
なんて未熟だったんだろう
愛されてない!
ひどい!
そう感情的になって
ヒステリーを起こしてただけ
ちゃんと愛してよ!!!と
駄々をこねていただけ
もう無理!!離婚だから!!!と
脅していただけ
離婚という選択をしたことを
その時の自分は
冷静な判断だと思っていたけれど
全然、そんなことなかった、、、
酷い言葉を言った夫が悪い
だから私は夫を無視していいし
離婚することになったのは夫のせいだ
そうやって
すべてを夫のせいにしていたんだ
自分で考えて
自分で決めたと思っていたけど
全然そんなことはなかった、、
夫との話し合いで
そのことに気付いて、、
幸せになりたいなら
夫との関係性を変えたいなら
自分が変わらないとダメだ!
そう、やっと、やっと、気付けた、、
そして知った
「夫依存」という言葉
自分の「幸せ」を
自分ではないもの
自分の「外側」に委ねていたこと
私は「自分の幸せ」を
夫まかせにしていた
自分自身のことなのに
すべてを夫のせいにしていた
これこそが「夫に依存していた」ということ
人生がうまくいっている
いっていない
幸せ
不幸せ
いい感じ
嫌な感じ
私の身に起こるすべてのことが
誰かや何かのせいで
私は嫌な思いをしている
誰かの発言や何かがあったから
幸せな気持ちになったり
嫌な思いをしてる
そんな考え方でいたことに気付いた
そして
そんな考えでいたら
離婚しても
環境が変わっても
同じことを繰り返すだけだ
今回のことで
そのことに気付けて
本当に、良かった、そう思う
そしてもうひとつ
気付いたことがあって
私はずっと
「愛されたい」ばかりだった
「愛されたい」
「愛して欲しい」
常にそう思っているから
夫からの言葉や行動に
目を光らせてしまうんだ
いかに夫が私を愛しているのか?
いかに私は愛されているのか?
いつもそう思っているから
自分の幸せを外側に委ねてしまい
相手次第で幸せにも不幸にもなる
そうか、そうだったんだ
やっと気付けた
気付けて良かった
いままで
すべて自分の意思で選択してきたと
思っていたけれど
そうではなかった、、
とても大きな気付きだった
夫に依存していた
すべてを誰かや何かのせいにしていた
そんな自分が
とても愚かで
情けなく思う
けれど
それでも
一生懸命やっていたのを見ていたから
未熟な自分のまま
精一杯やっていたのを知っているから
そんな自分が
愛おしくもあるのも本当の気持ちで
どんな出来事も成長するためにある
そう思うけれど
夫を傷つけてしまった
そのことを忘れないように
これからは生きていきたい
そんなことに
想い巡らせていたら
「愛したい」
そんな気持ちになった
今までたくさん愛してくれた夫
夫だけじゃない
私のいままでの人生で関わってくれた
たくさんの人達
たくさん愛してもらった
たくさん愛をもらってきた
だから今度は私が愛そう
「愛されたい」ではなく「愛そう」
そう想える自分がいることが
とても嬉しい
続く