私の大好きな猫 まり
今日は縁あって私の住んでいる地域で最も有名な神宮へお参りに行ってきた。
天気も良く、とても良い時間を過ごさせていただいた中で、神社の中にある社の中で猫像に出会い、昔の私の猫を思い出してうるうるしてしまった。
そしてこの場所に出会った時、私の子どもの頃の思い出がばーっと蘇った。
私が小学生だった時。
両親は家にいない、心を許せる友だちもいない、やりたいこともよくわからない、自信もない、何にもない私といつも一緒にいてくれた三毛猫、まり。
私以外の人には全然なつかないけど、私が家に帰ってくるのをみたらさっと駆け寄ってくれたことがすごく嬉しかったな。
誰かの特別になれるってなんて幸せなことなんだろう、ってまりがいたから感じることができたなあ。
私の両親は中学で離婚をして、私は母親に連れられて一緒に生活できなくなってしまったけど、何かのタイミングでまりのいる家に戻って会いに行ってた。最初は行けばいつも会えるし、って思っていたけど、だんだんまりの存在が自分の中で遠くになっていた。
まりの他にも3匹猫がいたけど、まりが一番長生きで、最後も苦しまずに寝ながら亡くなっていたとおばあちゃんから聞いた。
おばあちゃんがまりのお墓もちゃんとしてくれて、ありがたかったけど、今思えば最後にまりと一緒に過ごしてあげたかったなあ。
本当に自分のことしか考えてなかったわ。
そういえばまりは、ちょうど旦那と知り合ったくらいに息を引き取ったから、まりはなんか安心して天国いったんかなあ。
そんなことを思い出してたら、なんか涙が出そうになった。
めっちゃ時間経ったけど、、、
まり。子どもの時に一緒にいててくれてありがとう。
まりに無条件に愛されることを教えてもらいました。
まりがいてくれなかったら、私人生もっとしんどかったと思う。
子どもの時、自分は一人だと思っていたけど、全然そんなことなかったわ。
まりが一緒に泣いてた時いてくれたなあ。
私の気持ち聞いてくれてたなあ。
周りからみたら変な子どもやったのに、まりは愛してくれてたんやね。
今日神宮で思い出すまで、忘れててごめん。
私、まりと一緒にいた時間は忘れないからな。
絶対に自分の人生、役割全うして全力で生き切るから、天国で見ててな。
私は天国いけるかわからんけど、後悔ないように生きるわ。
私にとって、まりは大事な家族であり親友だった。
そうやった、今も大事な家族であり親友やね。
本当にありがとう。思いだせてよかった。
私の中にまりはずっといるから。もう人間の人生折り返しになったけど
最後まで自分貫いて笑顔でまりに会えるように目の前のこと諦めずに生きるわ。
今日再開できて本当によかった。ありがとうね。
私がどこまで生き抜くか、天国で笑顔で見ててな。