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卓球パリオリンピック2024:男子シングルス決勝をいろんな視点で見て振り返る

昨日の夜、卓球パリオリンピック2024:男子シングルス決勝がありました。
私はもともと自分が卓球をしていたこともあり、世界卓球やオリンピックはたまに見ていました。

私もいろんな選手を見てきて、その中で好きな選手たくさんいますが、
最近一番好きだったのは樊 振東選手。なので今回のオリンピックは色々ありましたが、彼が金メダルを取ってくれてとても嬉しかったです。

今回金メダルに輝いた樊選手🥇 おめでとうございます!

決勝の相手の選手はスウェーデンの選手で、私の世代に取ってスウェーデンの選手といえば、ワルドナー、パーソンなど中国や日本も強かったですがスウェーデンがとにかく強くてかっこいい!時代でした。
そんなスウェーデンからモーレゴード選手が出てきて、しかもコーチがパーソンさんなんて!私たちの世代の人はめちゃめちゃ感慨深い気持ちになったと思います。

今回の試合を自分なりに表現するとすれば、「自由な発想」と「徹底的な基本」の混ざり合い。
モーレゴード選手は自由な発想と動きで、「えっこんなこと卓球でしていいの?」っていうことをサラリとやってのける選手。余談ですが今回銅メダルのルブラン選手も大きな流れだとこのタイプで、ヨーロッパらしいな〜と6月ヨーロッパ訪問の影響も受けて実感しました。
基本的な技術やテクニックはしっかりある前提での自由な発想と動きなところが、モーレゴート選手のすごくいいところだなと思いました。
昔の卓球にはないスピンの掛け方やスマッシュ、カウンターの入れ方などスウェーデンの過去のいいところを活かしたまま新しく今の卓球に進化した感じがとってもかっこよかったです!

対して樊 振東選手はしっかりとした体幹から紡ぎ出される正確で強み重みのあるボール。ヨーロッパ選手のような自由さは少ないけど、自分の体で出せるパワーや柔軟性、戻りの速さを活かした素材を超スーパー整えた卓球。
この卓球をするには身体ももちろん日々のトレーニングは当たり前ですが、
強靭な精神力が必要。その日々の鍛錬が本当に試合の一本一本に垣間見えるので私はとてもこの選手が好きです。なので本当に今回優勝してくれて嬉しい。。。
卓球を勝ち抜くためにはもちろん高い戦略性も必要だし、自由な枠にとらわれない発想が必要だけど、樊 振東選手のように基本に忠実に、ずっと継続して努力をしてきたからこそ出せるボールは、それ自体が戦略であり戦術であることを示してくれるような気がするのです。
そして私もそういう人間でいたいな〜と彼を見てて思うのです。そしてそういう人がずっとこの先も尊敬され、お手本となって全体の卓球の方向性が良い方向になると思うのです。。

どちらの選手も最高でしたが、私にとっては樊 振東選手が今までの困難を全部はねのけて基本に忠実にやり切ることこそベストだと結果を持って証明してくれたことがとても心に残り、自分の生活に活力を与えてくれた気がしました。

日本国外の選手同士の試合なのでなかなか見れないかもしれませんが、
みなさんよかったらパリ卓球男子決勝見てみてください。

そして私の好きな樊 振東選手の試合は、まだ団体で続くと思いますので
一緒に観戦しましょう!☺️
もちろん日本代表も応援してます!📣 今日も良い一日を🤩

#スポーツ観戦記


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まなみ from Lutra
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