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もうすぐいなくなる日記2021⑫
コンテンツ日記ってことにするのやめた。コンテンツって言ってしまうとどうしても作品を消費しているイメージがついてしまう。あくまでこれは僕の日記で、その隣にはいつも作品があるんだってことだし、一つ一つに感動してるから、大事だから。
9/15
ワクチン2回目接種。終わりに美容院で髪を切る。
サウナに行こうと思ったがなんだか体調が悪くなる予感がしたのでやめた。そしたら夜中見事に当たった。
9/16
夜中に感じた悪寒、寒気がすごかった。一日中副反応にうなされる。ほんとに何もできない、スマホをいじって何か見ようとすることすら躊躇う。選択する元気もない。
9/17
接種後48時間だな。副反応はそれくらいで治った。
夜、実家へ移動。妻に教えられるまで3連休だと忘れていた。副反応での発熱は仕事よりなにより疲れる時間だった。
9/18
実家の近くの喫茶店に初めて入り、コーヒを飲む。
PayPayを母親に教えた。ちなみにコーヒーは市と街のお店合わせて50%還元だったのですごく安かった。
9/19
IKEAで買い物。IKEAでは妻があれも欲しいこれも欲しいと言うのを自分が防御する役割。防御が強すぎると反感が買うし、賛成しすぎると勢いで購入してしまうので塩梅が大事。
9/20
めちゃくちゃ晴れていたので洗濯日和。布団や枕をしっかり干した。コ本やに本を売りに行ったらそれより多く買い物をしてしまった。子供に可愛い靴を買ってあげることができた。
9/22
明日は休みなので、子供のごはんを早めに済まして松本湯サウナへ。ぬるめの炭酸風呂でしっかり調った。
9/23
学友と久しぶりに会う。池袋から雑司ヶ谷を超えて、目白、早稲田と散歩した。僕は自転車なのでそこから中野へ移動。友人は高田馬場から東西線で中野へ。中野でもう1人と合流して公園でテイクアウトしたご飯を食べながら談笑。久しぶりで懐かしい気持ちになった。
9/25
ステーキを妻が作ってくれた。とてもおいしかった。最近僕は元気がないらしい。八方塞がりって感じ、ちょっと動けばきっと開かれるのに。
9/26
友人宅へ。妻の学友は同じくらいに子どもが産まれて、親も子供も同い年だ。こちらの家族とはこれからも長く付き合って行けたらいいなと思っている。すごく楽しい日だった。第三玉の湯に入ったよ。
9/27
Amazonプライムセールで購入したイヤホンで音楽を聴く。今までとは全然聞こえ方が違う。一つ一つの音やボーカルがよく聞こえる。耳で聞いているより頭蓋骨の中で鳴っているような感覚。レイハラカミを聴きながらすげえすげえずっと言ってる。
9/28
最近ニュース番組のコメンテーターなどで見かける申真衣さん。注目している。申真衣さんがInstagramで紹介している本とかコメントのやり取りとか暮らしに取り入れていきたい。Kindle paper Whiteを最近購入したのでまずはそこから。自分があまり馴染みのないフェミニズムや経済系とかも読んでみたい。
9/29
家族で妙法湯。自分が子供を入れる日。体の大きなおじさんも、背中にモンモン入れた兄ちゃんも子供を見ると笑顔になる、子供ってすごいなと思う。子供は炭酸泉の温度が大好きなようだ。
○観たり聴いたり
・ETV特集「私の欠片と、東京の断片」
小泉今日子のナレーションから始まりドキドキした。岸さんの小説、エッセイ読んでいますので今回の作品も楽しみだった。タクシーに座っているのを下からのアングルで捉えられているところが佐久間宣行に似ている、シルエットが似ているんだろうな。
・「のボルダ」鬼頭莫宏 1〜6話
すぐにでもテレ東で深夜ドラマになりそうな漫画。東京オリンピックでも注目されたボルダリングに女性会社員がハマるって内容。いつも自転車で通るたびに立教大学のボルダリングウォール気になっていたんだけど、あれがオリンピックで金メダル取った女性の専用金だったらしい。スピードって部門。
・NHKスペシャル「父と子」2013年1/6放送
ワクチン副反応で寝込んでいた時このドキュメンタリー観て泣いてた。香川照之、および市川中車の覚悟を見つめれる。父、三代目市川猿之助の手を握り「ありがとう」と頭を折るシーンはちょっと芝居じみていたがそれほど特別な父と子の関係。
・あちこちオードリー ゲスト:ナインティナイン矢部浩之
・ドラマ 「東京放置食堂」1、2話
荻上直子さんの最新作かなと思い見始めたが、どうやらそうではないらしい。しかし片桐はいりさんの伸び伸びした演技、しかし表情とはギャップがある。がすごい良くて片桐はいり作品見返したくなった。隣にいる女性の佇まいもセクシーで気になるなと思ったら昔アウトデラックスで「清純派で売り出したいのにめちゃくちゃお酒が好きなアウトな女優」の人だった。工藤綾乃さん、このドラマ必見かもしれない。
・オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ 1、2話
脚本・演出 オダギリジョーのドラマ。NHK。
cinraのインタビューでかなり責めてますと言っていたけど、今のところルッキズムと元ネタが他局系とかからしか責めてること感じられない。しかしドラマ自体は面白いので見ている。もういいよって思ったらたぶん見なくなると思う。オダギリジョーが水曜日のダウンタウン楽しんでるんだなって思うと嬉しいな。
・サ道「最終章」
今回のサ道はおしゃれな施設がたくさん出ていた。サウナブームによって素晴らしいサウナ設備のお店が都道府県各所にできたからだと思う、コロナが収まったら是非行ってみたい。
・アト6「ニッポンの写真集はすごいのだ!特集by打林俊」
・課長 島耕作
・PFF作品「距ててて」「豚とふたりのコインランドリー」「ばちらぬん」「グッドバイ」
「距ててて」のタイトルの語感の良さ。普遍的なテーマを5話の章わけされたドラマから紡ぎ出す。ラストのヤバいシーンは必見。
「豚とふたりのコインランドリー」不在の元恋人との時間、今コインランドリーでの時間、男と恋人の家の時間、コインランドリーの外の街の時間(少し下手なピアノの音色など)ワンショット長回しで切り取られた映像の中に複数の時間の流れを想像させる物語があり、画面の外へと想像力が広がっていくこの映画の時間はとても心地よかった。実は最後にワンショット長回しとは異なるシーンがあるのだが、コインランドリーの外観が日本語で、台湾の歴史すらもこのワンショット長回しの映画には映っているのかと考えてしまった。
「ばちらぬん」「グッドバイ」
この2作ともとても面白く、覚悟の決まった映画と覚悟を決めるための映画と対の価値を持っているように思えるが根源的な映画を撮る喜びがある。
・遠野遥「改良」「破局」
遠野遥の文体は常にスリリングだ。緊張感が漂っている。「改良」はすごく構造的で巧いな〜と思っていたがそれだけではなく終盤にかけての勢いは巧いなどを超えて魅了された。一気に読み終えてしまった。「破局」はスリリングとエロティックを上手く行き来して青春小説に仕上げた秀作。このスリリングさとエロティックさは彼の作風だと思う。描写する女性たちの色気を抽出するのが本当にうまい。いずれやってくる傑作を待つ。
・水曜日のダウンタウン
「最寄駅の人がいない駅ある説」で少しだけCwondoの「Tween」が流れていた。おって思った。
「おぼんこぼんヒストリー」
喧嘩の原因が政治なの辛い。松本人志が最後におぼんこぼんを辞めるということを漫才もやめると言い切っている。これはすごく重い発言だと言っていてお笑い黎明期から支える師匠を思う強い言葉だと思った。
・オードリーと選の夜
テレ朝らしい?カレンとか松本まりかで脇を固めてサンド富澤とさらば森田で変化をもたらしてトリプルファイヤー吉田でテレ東感とタモリ感を出したオードリーの新番組初回。
入りは全然違うが最終的に内容がトリビアの泉っぽくなっていたのも良かった。
・お耳に合いましたら(最終回まで)
切実さをもっとくれえー。
・sonny boy(最終回まで)
今年の連続ドラマや連続アニメは音楽がいい。sonny boyの最終話でのtoe「サニーボーイラプソディ」は最高だった。映像が常に動いていて、キャラクターのモーションも背景絵もずっと全部観ていられた。実はそういうアニメは珍しい、アニメを見ている時気を抜くと「あ、止まってる」「なんだこれ口パクパクしてるぞ」とか冷めてしまうんだけどSonnyBoy はそれが少なくて、展開も飽きなくて良かった。展開の半分は音楽のおかげ。