【2023年】徳島〜広島、6泊7日のチャリ旅
2023年、今年のお泊まりロングライドはどこにしようかと画策してたら、パートナーさんと「船旅っていいよね」と盛り上がり、東京か横浜からフェリー出てるかなと調べたら、出てきた行き先が徳島。
四国にはまだ行ったことないし、高松には写真仲間のタカさんもいる。
んでしまなみ海道走って広島まで行っちゃう?、とするするプランがつながり決定。
決行は2023年11月4日(土)から10日(金)。
宿や交通において土日週末の混雑を回避できる日取りにした。
0日目 11月4日 横浜→有明港フェリーターミナル
初日は新橋駅まで輪行しここからフェリーの発着地である有明港フェリーターミナルまで自走。
早く着きそうだったので、途中コンビニに寄って出発まで待つ間のおやつを買い出し。
自転車は輪行袋に突っ込んで船内へ持ち込むことに。
その作業をしても時間が余り、3時間弱を待合ロビーで待つことになった。
乗るフェリーはオーシャン東九フェリーの徳島経由北九州行き。
船内にはレストランはないものの冷食の自販機がすごい品揃えらしくそれはそれで楽しみである。
19時、フェリーは有明港を出港し一路、徳島へ。
途中陸から離れるので電波はもちろんWi-Fiも一切なく、船内での支払いは現金のみ。
スマホ決済全盛だけど、いざというときはやっぱり現金が強い、と改めて思った。
1日目 11月5日 徳島港→JR徳島駅、眉山ヒルクライム
13時20分、徳島港着岸。
下りて自転車組んでたら、お散歩中のおじさまに声をかけられるw。
プラプラ漕いで5km先のJR徳島駅前のホテルに到着。
チェックインして駅前をフラフラ散歩しよう思ったけど、川の向こうに見えた山でヒルクライムできるとのことだったので、荷物を置いて身軽にして出発。
眉山へのヒルクライム。
ロープウェイの山頂駅横の展望台を目指すも途中手前を折れて公園に間違えて入ってしまった。
その公園へ逸れる上り坂の斜度が12%だったことは今でも忘れない。
展望台からは絶景を拝めました。
上ってきてよかった。
夜は鶏メインの居酒屋で地鶏の阿波尾鶏尽くし。
B級グルメのフィッシュカツもおいしかった。
2日目 11月6日 徳島→高松
2日目、徳島は朝から雨。
この日は鳴門へ北上し瀬戸内海に出たら進路を西に取り高松へ。
海に出る頃には雨は止む予報だったので、予定通りにスタート。
海に出て待っていたのは雨が止んだ空ではなく、豪雨。
この日、この地域一帯で線状降水帯が発生したらしく、知らず知らずのうちにその中へ突っ込むことに。
まあひどいことひどくて、途中のガソリンスタンドで雨宿りさせてもらう。
店番をしていらしたおばさまも「この辺りはあんまり降らないんだけどねぇ」とあまりの珍しさにあきれ顔。
雨が弱まって再スタート。
当時放送していた朝の連ドラ「ヴギウギ」の主人公笠置シヅ子生誕の地である引田を通り
通り沿いのうどん屋で讃岐うどんを食し
高松の友だちの職場の前を通り、高松到着。
お昼過ぎに着いてしまい、高松港のテラスでクールダウン。
チェックインまで時間があったので瓦町駅前の快活CLUBで動画ファイルのバックアップと休憩。
チェックイン後には別の写真仲間の実家が営むコーヒー店へ。
夜はタカさんと奥様もご一緒におすすめのお店で瀬戸内の海鮮をいただく。
どの魚もおいしかったし、日本酒もまた美味。
お酒はいくつか飲ませてもらった中で金陵がおいしく、持って帰りたいとまで思ったが流石に重いので諦める。
このとき人生で白子初体験、これまたおいしくいただけました。
3日目 11月7日 高松→今治
3日目は高松から今治までの141km。
今回の旅で一番の長い距離を走る日。
前半、琴平手前までは爆風向かい風で全然進まない。
平地なのにフロントをインナーに入れるほど。
途中道の駅で休憩して「海までは頑張ってJR予讃線の駅から輪行でもいいかー」と泣きが入る。
琴平に到着するも、こんぴらさんの上までは行く時間がなかったので、表参道を階段のところで引き返し、灸まんを買って補給食にする。
一つ峠を越えて海に出て、香川と愛媛の県境にある道の駅とよはまでお昼ごはん。
その後は海沿いを走り、途中の製紙工場の激臭と大型トラック・トレーラーの洗礼に遭いながらも、伊予西条市に入りカフェで休憩。
今治に到着。
右のバーエンドキャップがなくなってることに気づいて、急遽お店に飛び込む。
宿はサイクリスト向けの宿であるシクロの家さん。
ガレージに自転車を駐輪できるありがたいお宿。
お部屋はドミトリータイプでカプセルのようなお部屋。
荷物は少ないので広さ十分。
カフェスペース、共有スペースもあってくつろげた。
夜はB級グルメの焼豚玉子飯を食べ、スパ銭に行って就寝。
スパ銭の喜助の湯さん、お風呂もサウナも素晴らしく、家の近くにあったらぜったいに通ってる。
4日目 11月8日 今治→尾道(しまなみ海道)
4日目は晴れ。
風も少なく走りやすい。
いよいよメインイベントのしまなみ海道へ。
亀老山展望台の藻塩アイスがおいしいよ、と友達に勧められ亀老山に吸い込まれる。
2.7kmで232mUP、平均勾配8.5%。
後半は10%超えが続き大変。
気軽に勧めてくれたなあ、と思いつつ、よくよく考えたら勧めてくれたあの人は自転車ではなく車で上がってるわ。
大三島でお約束のサイクリストの聖地巡礼をし大山祇神社に参拝。
大山祇神社の境内の雰囲気がとても穏やかでよかった。
その後、聖地のある道の駅でランチ。
多々羅大橋を渡り、広島県に入ると一気に家が多くなって、生活臭が多くなる。
因島に下りたところのカフェで甘いもの補給。
夕方ごろJR尾道駅前に到着。
寄り道をたくさんしたので走った距離は、予定より伸びて98kmになった。
夜は尾道ラーメン。
水曜の夜だったが尾道駅周辺のお店がほとんど閉まってて探すのも大変。
ようやっと見つけたお店も行列できてたけど、なんとか食べられて良かった。
5日目 11月9日 尾道→広島(しまなみ・
とびしま海道)
この日が長距離ライドするのは最終日。
朝から忙しい。
というのも尾道から生口島までは渡船で渡り、そこから大三島の宗方港まで走り、岡村へのフェリーに乗ってとびしま海道へ入る。
岡村からのフェリーの本数が少ないためそこまでは極力ストップなしでかっ飛ばすからだ。
7時過ぎの渡船に乗るため桟橋待機
生口島の瀬戸田港まで渡り、宗方港で乗りたいフェリーまでは1時間40分しかない。
しかもこれを逃したら次は5時間後となり一気に今日のプランが崩壊する。
精一杯のグロスで飛ばした結果、1時間ちょっとで宗方港に到着。
追い風基調だったこともあって、かなり早く着いた。
とびしま海道、大崎下島では御手洗側を通り
この島、とにかく海がきれい。
透明度だったり、青さだったりにほんと心を惹かれる。
通り道にコンビニがなく、やっと出てきた補給ポイント、上蒲刈島のであいの館でアイスもなか。
この日、陽射しもあって暑かったから、冷たいのがおいしかった。
安芸灘大橋を越えて本州へ。
呉市内に入って、潜水艦を見にアレイからすこじまへ。
向かいのカフェの海自カレーでランチ。
ここでは潜水艦くろしおのレシピがベースのカレーでした。
これもまた美味。
広島市まであと少しという場所でセーラー万年筆の天応工場を発見。
セーラーの万年筆が大好きで長年使っていて、工場の名前は知っていたけど、ここにあるとは知らず、見つけたときに思わず声が出た。
広島市内に入って交通量も信号も増え進むペースが落ちる。
途中、DeNAのビジター戦でよく見てるマツダスタジアムに寄り
広島駅到着。
ところがこのとき、広島駅は改装工事の真っ最中でそこが広島駅とわからず通り過ぎてしまったほど。
信号の「広島駅前」の表示でなんとか気づいた。
広島駅とわかるところがないかとフラフラしてたら、市電のホーム脇で発見。
その後、市街をホテルまでポタリング。
原爆ドームや広島市民球場の跡地であるゲートパークプラザを巡り宿へ。
夜はホテルのスタッフさんおすすめのお好み焼き屋へ。
たんまり食べお酒も飲んだためか、腹ごなしの散歩をしてたら眠くなり、そのままベッドへダイブでした。
6日目 11月10日 広島→横浜(広島ショップ巡り)
この日は小降りの雨の中のんびり広島散策。
それに加えてYoutubeでよく見ているショップさんを巡る旅。
まずはランチ。
広島ゲートパークプラザにあるうのまち珈琲店。
前日に続き食べたのはカレーライス。
その後、グランピーさんを訪問。
自転車屋なのにインスタントカメラやフィルムが売ってて、スタッフの清水さんと写真談義で盛り上がるw
オリジナルフレームのKOGOにも試乗させてもらった。
その後、2軒目でエレファントサイクルにも訪問。
エレサイ限定カラーのバーエンドキャップがあったので即購入。
懐かしのラジコン話にも花が咲きました。
広島駅に戻り、お土産を買い、夕食を済ませ
17時43分発のぞみ50号に乗り
3時間半で新横浜到着。
ここから自走で家に帰り、旅を締めました。
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