[調理雑記vol.2]業務用餃子
「プロも使用する業務用餃子の無人販売店」
という店舗を見かけるようになった。
本当に飲食業界のプロが仕入れて使用している食品を取り扱っているのか調べてはいないが、業務用ということだけあって数量が多くちょっとだけ値段が張る。
成人が2、3人入りそうな巨大な冷蔵庫の中に主力商品である餃子がいくつも並んでいる。プレーン、にんにく、生姜、チーズプルコギ、青唐辛子というバリエーションがあるうち、いつもプレーンを購入している。
包装がとてもシンプルで、透明の袋に餃子が40個と、調理方法の用紙が添付されている。袋には穴が空いており手提げのようにして持ち歩くことができて効率的。
冷凍のままの餃子をフライパンに並べて、チリチリと音を立てて焼け始めるタイミングで水を入れる。水が跳ねるので即座に蓋を締めてしまう。
(フライパンがものすごい音を立てるので毎回ビビる)
数分焼いてチリチリと焼けている音が高くなってくると食べ頃だ。
蒸し焼きの状態にすることで皮がカリカリ、中はもっちりジューシーに焼き上がる。
市販の冷凍餃子のようなシズル感半端ないパッケージのものと比べると味が濃いと感じる。業務用餃子はさっぱりしていてぱくぱく食べられる。
フライパンで焼いて食べる他に、野菜と煮込んで餃子スープにしたりする。餃子が具になることでちょっとだけリッチになって、腹持ちが良い。