怠惰な人間のライフハック事例 | 動きたくない時のサバイバル法 体調管理編 1
今回から本格的にわたしなりのライフハックなどを書いていく。あくまでわたしのライフハックで、医学的根拠はないので注意されたし。
動きたくない時のサバイバル法とあるが、これはコンクリートジャングルでサバイバルをする時の話である。
人にはそれぞれ向き・不向きもあるし、置かれた環境も違うので効果の再現性は保証できない。あくまで数ある手札のうちの一つの候補としてお読みいただければ幸いである。
さて、初回は体調管理について、もっと言えば自分の状態を把握することに関してフォーカスして書いていく。
理由は単純。サバイバルするにはまず自分の状態を把握し、適切に管理できるようにならねばいけないからだ。
把握したところでどうするんですか、というのはまた次回に。
前提条件
前提として、わたしは一人暮らしをしている。
同居人の方がいる場合はまた違った動きとなるであろうことに注意。
場合によっては、他人のほうが自分の状態によく気が付いてくれたりするものである。
動きたくない度合いの定義
この記事以降でいう「動きたくない時」に関して、度合いに応じて★で表す。
「布団から出るのも難しい」くらいの時を★★★
「少しは考える余裕があるし、家の中くらいなら何とか動ける」を★★
「なんだかちょっとだるい」を★
と記載する。
なお、動けない度が★★★のとき、怠惰というよりは精神的、あるいは肉体的に調子を崩しており一定の確率で眠れない、あるいは眠りすぎるといった症状が併存する(筆者調べ)。これを動けない度★★★★とする。この度合いはになってくるとnoteを読んでいる場合ではなく(というよりも仮に読むところにたどり着いたとしても頭に入らないであろう)、医療機関に助けを求めることが重要になってくるのだが、それがまた難しいのでまず★★★★の状態にならないことを目指して暮らしていこう。
状態の把握の仕方(共通)
自分が今どんな状態にあるか、どのような傾向にあるかを把握しておくことは怠惰な人間なりに体調管理をするにあたって重要である。
自分の状態を把握するためにわたしが提案するのは次の方法である。
瞑想する
ストレッチをする
自分なりの体からのサインを集めて覚える
瞑想する(★★★~★対応)
自分の状態を把握するための方法として、私の一番のお勧めはこれである。
怠惰。考えたくない。動きたくもない。ならば感じることに集中すればよい。そわそわする・またはその逆で面倒に感じるなど、集中できないならできないで、それもまた精神的な疲れなどのシグナルなのでよし。そういう時は動きたくない度合い★★★で体調が悪い、といったところであろう。
瞑想というと、なにをすればよいのやらという人もいるかもしれないが、自分の体の各部位に順番に意識を集中させ、どのような感覚があるかというのを調べるボディスキャン瞑想をするのがおすすめである。これは寝転んだ状態で行うことができるので、本当に怠惰な人々にぴったりなのだ。
やり方は単純。
寝転んで楽な姿勢をとる。一般的にはあおむけで行うが、自由な姿勢で取り組めばよいと個人的には思う。
楽な姿勢が取れたら、体の好きな部位から集中を向けていく。たとえば右手の手首に意識を集中させるとする。手のひらはこわばっているか?ピリピリする感覚などはあるか?詰まった感じはないか?汗をかいているか?など、何を感じているかを意識的に探る。ある程度わかったら、次は右手の前腕に集中する……という形で順番に集中する部位を変えていく。
とはいえ、初心者でいきなり行うのは難しいかもしれない。
そんな人は「ボディスキャン 瞑想」などで検索をすれば、言葉でどこにどのように集中すればよいかを誘導してくれる動画やアプリがある。
どれがおすすめということもないので、自分にあったものを探して取り組んでみることをお勧めする。
ストレッチをする(★★~★対応)
単純にストレッチをしてみる。動きたくない時は肉体的に疲れていることも多いので、個人的には運動を無理にするよりも軽いストレッチを3分ほど、場合によっては1分ほどでもよいのでしてみてほしい。
これは体を癒す目的よりは、瞑想と同じように体がどんな状態かを把握する目的で行う。
毎日同じようなストレッチをしていると、日々感覚が異なることがわかる。今日は少し脚が疲れ気味だな、とか腰が張っているな、など。これらはフィジカル面を確認する際に有用である。
やる気が起きない時はもしかしたらメンタル面で疲れているのかもしれない。
自分なりの体からのサインを集めて覚える(★対応)
この項目は具体的になんぞやといえば、たとえば、「XXのような感覚がしたら(YYのような行動をしたら)、そのあと具合が悪くなる、または具合が悪い状態である」といった自分なりの尺度を日ごろから集めて覚えておこう、という話である。
たとえば、筆者でいうと以下のようなサインがある。
ひとりごとが増えるとそのあと体調を崩す
音楽を聴く際、一部の楽器(特にトランペットなど)などの音がきつく聞こえるようになるとそのあと体調を崩す
無性に猫をもふりたくなるとそれなりに疲れている
朝、服を選ぶのに時間がかかると具合がかなり悪い
これらはノートに書き溜めても良いし、スマホのメモ帳でも構わない。例に挙げたもののように、大したものでなくとも構わない。
少し面倒かもしれないが、文字に起こして目に見える状態を作っておくことで多少自分の状態を客観的に見ることができる。元気な時に思い出して書くのがおすすめである。定期的に見直すと、新たな発見があることもある。
こうして具合が悪くなる前に予兆を察知できれば儲けものだが、中にはそれが苦手な人もいる。そういう人は「具合が悪い状態であることに気が付く」ことを目標にするとよいだろう。
終わりに
なぜわたしが初めに健康管理編を書いたのかというと、健康管理は生活の基盤となる一方、わたしや周囲の怠惰な人々はしばしばこれが上手ではないためである(サンプルが偏っている可能性はある)。
そういった人々はそもそも自分の体調に敏感ではないし、「体調が悪くて不便だな」と感じてもそのまま暮らしていたりする。わたしはそれがだるさの原因の一端になっているのではないかと睨んでいる。
あなたの怠惰は、もしかすると生来のものではないのかもしれない。
なお、筆者は根っからの怠惰である。