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走る整骨院の先生が教える、ランニングドリルの具体例⑯

こんにちは!
八王子市で整骨院を経営しております、玉置(たまおき)洋介です。

さて、前回はお尻の筋肉を使う感覚を身に着けるために、いわゆるランジ動作の基本姿勢について書きました。

ここが基本形になりますので、しっかりマスターしてお尻に力が入る感覚を身に着けていただければと思います。

この姿勢で太ももの前ばかりでなく、お尻に力が入る感じがわかるようになったら、次のランニングドリルに進みます。

次は『バックランジ』になります。
ここからはトレーニングの要素も出てきますので、感覚をつかむついでにお尻の筋肉も鍛えていきましょう!!

では早速、やり方の動画はこちらです。

簡単に言えば足を後ろに引いてランジの姿勢をとり、そこから直立に戻る動作をすることです。

その時のポイントが
・とにかくしっかり前足の股関節に体重を乗せる
まずは前回同様、これが最重要ポイントになります。
今回あえて前に足を出すランジでなく、後ろに足を引くバックランジにしたのは、その方が体重が前に行きにくく(膝に乗りにくくなる)、股関節に重心を残しやすくするためです。
膝を曲げて身体を落とすのではなく、股関節を落とすことで膝が曲がって身体が下がる感じにしましょう。

・直立に戻る際に、前足の膝の裏で押しあがるようにして身体を起こす
ちょっと言葉にするのが難しいのですが、膝の裏に手を置いたと仮定して、その手を押し返すようにして立ち上がりましょう。
そうすると太ももの裏の筋肉にも刺激が入りやすくなります。

・後ろに引いた足の膝は地面に触れるくらいまで下げる
後ろ足の膝は、軽く地面に触れるか触れないか、触れたとしても軽くタッチするくらいにしましょう。
しっかりついてしまうとそこで力が分散してしまい、お尻への効果が下がります。

・上半身を前に倒しすぎない
もちろん軽く前には倒しますが、極端に倒すと前足に体重が乗りすぎてしまい、太ももの前に負担がかかりすぎてしまいます。


ざっとこんな感じです。

先ほども書きましたが、後ろに足を引いているので、足を前に出すよりは膝に体重を乗せにくいエクササイズになります。

足を引いてしゃがみこんだ時に、前回のランジの基本姿勢の感覚になるようにやりましょう!


今日はここまで!
また明日のコラムでお会いしましょう!

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