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走る整骨院の先生が教える、ランニングドリルの具体例⑲
こんにちは!
八王子市で整骨院を経営しております、玉置(たまおき)洋介です。
今日は院が定休日なので、例にもれずまた走ってきました。
今日も風が強かったのですが、私が走った時間は日曜と比較するとまだましな状況でした。
そしたらやはり楽に感じるものですね!
距離も短かったのもありますが、身体ってすぐに順応しちゃうものなんです。
楽ばかりしているとそれに慣れてしまいますので、本番直前以外は少しでいいのでハードなことをして、自分の中の基準値を上げておくといいかもしれませんね。
さて、前回は腸腰筋に刺激を入れるためのランニングドリルをお伝えしました。
腸腰筋は身体の奥にあり、見ることも触れることもできないため、意識がしにくい部分になります。
ですので感覚だよりになり分かりにくいのですが、このドリルで使う感覚を身に着けていくと、だんだんとわかるようになりますので、地道に頑張りましょう!
今回と次回は、動きの習得のところで紹介しなかったランニングドリルをご紹介します。
そして今月の最後は調べると時々出てくるけれども、正直初心者はやらなくてもいいでしょう…というものを紹介します。
それでいったドリルの話は終わります。
改めまして、今日紹介するランニングドリルがこちら。
3拍子のもも上げです。
ドリルを紹介しだした最初の方で、もも上げしてあげた状態で止まり、そこから足を下ろすというのを説明しました。
これをジョギングくらいのペースで、リズムよく、3拍子で片足ずつ行うのが今回紹介するものになります。
ポイントは
・足をあげるときは足の裏で地面を蹴らずに、足を地面からスッと離すようにする
地面を蹴ろうとしてしまうと、ふくらはぎの筋肉にかなりの負担がかかり続けることになります。
ふくらはぎの筋肉は瞬発力はありますが、持久力はあまりない筋肉です。
最終的にまったく蹴らないということはないのですが、自分から蹴ろうとしないことで、少しでもふくらはぎの負担を減らし、疲労や足が攣るリスクを下げます。
・上げた足は前に振り出さず、まっすぐ下におろす
とにかく身体の軸の近くに足をつくようにしましょう。そうすることで体重移動がスムーズになり、余計なブレーキをかけずに走ることができます。
さらに前述のポイントもやりやすくなります。
特にランニング初心者の方、走り出して少し経つけど…という方、後半足が持たない…という方は、無駄な力を使ってしまっているケースが多いかなと思います。
少しでも楽に走るためには、足は地面を蹴らずにスッと出し、近くにスッと下ろすのを繰り返すことが重要です。
今までさんざんお尻・股関節を使おう!と言ってきましたが、それよりもまずはこちらの方が大切かなと思います。
お尻や股関節は、結果的に使われている状態になりますので、意識して使うのは難しいです。
ただこの蹴らずに足をあげて、近くにおろすのは見える動きなので意識すればできます。
ですのでいかに楽に走るかにおいて、こちらの方が大事ということです。
最初は早くやろうとせず、しっかりリズムと動きを確認しながらやってみて、慣れてきたら徐々に足を動かすスピードを上げてやってみましょう!
スピードを上げても、一定のリズムで、バタバタしないようにしてくださいね!
ということで本日は以上です!
また明日のコラムでお会いしましょう!