五行説はとても面白くて為になる
目に見えないからこそ、そこに存在を感じれるなら
きっと為になる、エネルギーを言葉で理解する
こんにちは
皆さんは陰陽五行説というものをご存知でしょうか
自然界のあらゆるものが陰と陽そして
木火土金水という五つの元素に分類されるという
考え方です
何を言ってるのでしょうか
学校の授業では習わないと思うので
人によっては拒否反応が起きそうです
けれども面白いので紹介したいのです
とかく考え方というのは対立を生みやすいので
その考えが正しいかどうかは置いておきまして
自分の中で上手く活用できればいいのかなと
わたしは思います
何千年も前から残り続けてる考え方
という事だけで
わたしには取り入れてみようと思う十分な
バックボーンになりました
木 火 土 金 水
五行説はこの五つの元素で分類されるのですが
最初聞いて感じたことは
この世界はそんなにシンプルじゃないよ
でした
ゲームの設定じゃないんだからと
ですが今はこう感じています
この世界は複雑だからこそ
こうしてシンプルに見れる考え方が
生み出されたんだろうと
自分が五行説に助けられた時に
やっとそう思える事が出来ました
大事なのは
どう自分に役立てていくかだと思います
五行説でわたしが好きな所は
エネルギーの流れです
五元素それぞれの関係性は
木は燃えるので火のエネルギーになり
火によって燃えた後の灰は土の栄養に
土の中で金属は作られ
金属は凝結作用により水を生み出す
水によって木は養われる
簡単に書くとこのような関係でエネルギーは
循環していると考えられています
木⇒火⇒土⇒金⇒水⇒木に戻る
この流れは相生（そうせい）と呼ばれますが
相性（あいしょう）が良いというのは
ここからきてるそうです
(図で見ると外側の線の関係です)
相性が良いものがあれば
良くないものもあります
木は土の養分を吸い土を痩せさせ
土は水をせきとめ
水は火を消し
火は金属を溶かし
金は木を切ります（刃物）
木→土
土→水
水→火
火→金
金→木
これは相剋（そうこく）といい
相手の力を抑制する関係をいいます
(図で見ると点線の関係です)
いやいや、水は金属錆びさせるじゃんって
思った事もあります
木を切ってるのは人間だしとか
この世界は複雑なので見方によって
対象は変わってしまいますが
エネルギーの流れとして見ると少し納得が
いくような気がします
個人的に感じたことは
五行説は納得して取り入れるのではなく
取り入れると納得する、ような気がします
火を消したい（勢いを弱めたい）と思ったら水を
思い浮かべますし
洪水が起これば土嚢を積みますし
金属を溶かしたいなら火を使うでしょうし
木は育つほど根は土を押しのけますし
伸びた木は金属を使って切り倒します
一つ一つは理解出来そうです
この一つ一つを何故そう考えるのか
これらを相剋では表している
と思います
観る対象を大きくしすぎたり
小さくしすぎたりすると
複雑になると思いますので
そんな流れがあるのか、くらいに見ると
丁度いいのかもしれません
五行説の面白い所は目に見えないものにも
当てはめてある所です
例えば感情でいう五志と呼ばれるもの
字そのものの意味とは違うので補足してあります
（喜は興奮という意味です、感情の爆発です)
怒 イライラ （木）
喜 興奮 （火）
思 思い悩み （土）
悲 悲しみ憂う （金）
恐 恐れや驚き （水）
感情の流れは相生によりこのような循環を生みます
怒 イライラしていると苛立っている分
喜 興奮した（爆発した）怒りが出て
（喜びとありますが興奮の意味です）
思 怒った分、怒った事に思い悩み
悲 思い悩んだ後は悲しくなり
恐 悲しみは恐れを生みます
怒 恐れはまたイライラを生みます
オノマトペにするとこんな感じでしょうか
木 イライラ
火 ムカムカ
土 クヨクヨ
金 シクシク
水 ビクビク
この循環に入るとネガティブエネルギーが高まっていきます
（相生の循環は
ポジティブネガティブに限らずエネルギー自体が
増していく流れだとわたしは思っています）
今回は分かりやすいように
ネガティブな表現になってしまいました
ここにお詫び申し上げます
感情のように、目には見えない事が
少し解ってくるようになります
面白いですね
エネルギーの流れが掴めると
どこにアプローチすればいいのかが解ってきます
五行説は情報量が多く奥が深いので
別の記事で分けて紹介出来たら良いなと思います
自分の解釈が大きく入ってると思いますので間違い等がありましたらご容赦ください
最後まで読んで頂いてありがとうございます
五行説の色、景色の壮大さに惹かれました
わたしの頭の中のイメージそのままです
tamayo様ありがとうございます
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