#20 【noteの振り返り①】〜現在地と新境地
noteを始めて約3か月。
今日で20回目の投稿になります。
誰かに読まれるための文章を書く。
難しくて、でも楽しくもあって、
どうにかこうにかやっている。そんな感じ。
考え方や 言い回しのクセに気付くときもあって、
成長に繋がっている感覚はあるけど、
ちょっとは文章が上手になってきてるかな?
そうだといいな。
投稿数は多くないけど、
とりあえず3か月 やってみてどうだったか?
(主に、何に苦労してるのか?)
振り返ってみて、感じたこと、考えたことを書いてみます。
■産みの苦しみ?
文章を書いてみて まず感じたことは、
僕から「最初に出てくる言葉」が
なかなか回りくどい表現だということ。
最初に出た ややこしい表現・言葉を、
次は、伝わるようにを意識して、練り始める。
まずは読めるように、破綻しないように。
ここが1つ目の「練るポイント」かもしれない。
徐々にシンプルな表現になっていき、
何を言いたいのか?の輪郭もハッキリしてくる。
それから、読みやすいように流れを意識して、
順番や構成を工夫する。
でも、言いたいことが崩れないように、ボヤけないように。
そこに苦労と葛藤がある。
(第2の練るポイント)
ここで悩むことが多いので、やたら時間がかかる。
困ったときは何度でも寝かせる。
(第3の寝るポイント)
最終確認はスッと終えたいのだけれど、
これまで練ってきた分だけ、推敲の回数を重ねてしまう。
要するに、諦めが悪い。
(最後の練るポイント)
僕は書くのに時間がかかるし、時間をかける。
こういうのを「産みの苦しみ」っていうのかなぁ?
発信することは、誰かに届けることだけど、
文章を書くこと自体は、
思考と気持ちを整理する作業だ。
とにかく、少しずつ、
少しずつ書いていくのが僕のやり方。
■ねるねるねるね
練って 練って 寝かせて 練って…
僕の文章の書き方は、
「作品をつくる」ようなやり方なんだと思う。
今できる表現で、出し切って、
ひとつひとつ納得のいく形に仕上げる。
書き終えると「やり切った感」に支配されるので、
しばらく離れる時間がほしい。
それだけ1つひとつに力を込めすぎてる。
だから毎日投稿するのは難しいし、
僕自身、初めからそういう形は求めてはいない。
それが良くもあり、悪くもあり、
noteという場所に合っているかはわからない。
でも、ゆっくりでも、
着実に記事の数が増えていくことで
ひとつのコンテンツにはなっていくのかな?って
そう思うことで、続けるモチベーションを維持してる。
力を込めすぎてるせいで 反動がしんどいのは、
ちょっと考えないといけないけどなぁ。
■扱いづらい「素材」を 加工する
作文に時間がかかる要因として
冒頭で挙げたのが、
最初に出てくる感情・表現の「複雑さ」。
それと深く関わってくるのが、
素材が生まれながらに纏う「ネガティブな空気」。
僕の思考のキッカケになるのが、
「ネガティブな出来事」であることが多いからだ。
ショックだったこと、悲しみ、怒り、悩み…
無視できず、掬い取った「負の感情」。
それらをストレートにぶちまけてしまうと、
さすがに毒味やエグ味が強い。
そこに旨み(言いたいこと)があったとしても、
読む人を嫌な気持ちにさせるのは望まないので、
どうしても「寝かせる」時間と「加工する」工程が必要になる。
ありのままを表現したい気持ちを抑え、
少しずつ、言葉から「トゲ」と「熱」を取り除く。
まずは触れる状態になってから、
食べられる状態に加工して、
食べやすい味・形に調理してやるのに、
とても苦労する。
食べたくなるような見栄え(盛付け)にするのは、
僕は得意ではないかもしれない…。
繰り返しになるけど、
素材がどうにも扱いづらいのだ。
そして、書く技術の未熟さが、
それに拍車をかけている。
これが僕の現在地。
■散歩日記は 新境地の開拓
過度な ねるねるねるね のクセを手放せないか?
と、挑戦しているのが「散歩日記」。
浮かんだ言葉、思ったことを
そのままの表現と流れで書き連ねる。
気になる部分の修正はするけれど、
なるべく素材を残す形で、投稿してみる。
(「源泉掛け流しシリーズ」と名付けました。)
僕にとっては、だいぶ怖さがある試みだったりする。
本音を見せる怖さ。
ヘタクソをさらけ出す怖さ。
伝わらず、誤解される怖さ。
誰かを不快にさせるかもしれない怖さ。
つまらないと思われる怖さ。
気にせずやれるのが理想だけれど、難しい。
つまり、普段の ねるねるねるね は、
これらの怖さを最小にするための行動でもあるのだ。
(覚悟を決めるための時間稼ぎとも言えるけど。)
毎回は怖いし、ねるねるねるねも好きだから、
たまに源泉掛け流しにも挑戦しつつ
うまくバランスをとれるようにしたいな。
また時々 書いてみようと思うけど、
これは読んでもらうことの意識よりも、
自分のために試みてる投稿という意味合いが強い。
それでも読んでくれる人がいるのでありがたい。
スキをもらえるのは、嬉しい「オマケ」の感覚だ。
散歩日記については、
数が増えてきたら また振り返ってみてもいいな。
■まとめ
・文章の作り方・クセ
・素材の要因
・己の力量
などが、3か月を通して見えてきたこと。
今後に向けては、
とりあえずは これからも、書く。
慣れるために量をこなして、その中に質を探す。
たくさん書くこと。
色んな書き方に挑戦すること。
で、少しずつ上手になって、
noteにはその足跡が読み物として残るわけで、
そうやって「居場所」がひとつ できればいいな。
誰かの支えになったり、
背中を押せる言葉を紡げたら嬉しいし、
人を面白がらせる文章を書きたいと思ってる。
本音を隠さず言えば、
有料記事でも読まれるようになったら嬉しい。
書く以外にもやりたいことはいっぱいある中で、
自分の中の1つの軸になれば理想的だなぁ。
たまたまでも読んでくださった方、
ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
おわり。