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#6 物と向き合い、想う(しばらく振りに断捨離を)

今日はちょっと長い記事になってしまいました。

・序盤:ムダに長い前置き(心の葛藤 編)
・中盤:ふわっとした初動のはなし
・終盤:ふわっっとした思考の時間

で、お送りします。


■状況説明 〜散らかる部屋〜

子どもの物が散らかった部屋を眺めながら、
「どうしたものか」と悩む日々。
毎日片付けをして欲しい。
いらないものは捨てて欲しい。
片付けをきちんとできる子になって欲しい。
そうすれば もう少し…

だけど、人のせいにばかりしてもいらない。
なぜなら僕の所有物も、
あっちの方で溢れ返り、幅を利かせているのだ。
本ではないものが、本棚に居座り、
本を覆い隠している。
帰る場所を持たない物たちが、床を占拠している。
部屋の隅には 某0123の箱が未だに積まれている。
だんだん腹が立ってきた。

「よし、こうなったら断捨離だ!」

■物を減らしたい!減らしたいのに!

思い立ったが吉日。
とはいえ 必要なのが「時間と気合い」。
ない。足りない。
物は捨てるほどあるのに、時間と気合いがない。
ちくしょー、すぐに取り掛かれない。

一気に片付けられたらいいけど、
完璧にやろうとするほどハードルは高く、
できずにおわる。
いつもそうだ。やる前に終わる。
きっとそれが敗因だ。

「まずは引出し1つから」と言われるように、
小さく区切るのも良いかもしれない。
理想に縛られ過ぎず、
工夫して「自分に合った形」に落とし込む。
それが必要かなと思った。

 今日の目標:やる前に終わ…らせない。


■ということで自己流に走る

やる前に終わらせない為に…
今回やってみたことは3つ。

1.まず、モノを引っ張り出す!
2.判断できないモノは保留してもいい!
3.ただ場所を変えるだけになっても良し!

とりあえず手を出してみるということ。
そして、できなくてもOKを出すということ。
半歩でも進めたらいい。そういうマインドです。

それじゃあ断捨離が始まってすらないが、
断捨離を始める…その手前の段階を小さく刻んで
少しずつ進もうという作戦。
(スモール・スモール・スモールステップ作戦!)


「いきなりが難しいなら、とりあえず物を動かせ!
「まずは あー、これあったねー と思い出そう!」
ざっくりとしか考えていない僕の考え方を
ざっくりお伝えすると、こんな感じ。

動かして、景色が変わると、見え方が変わる。
気分が変わって、判断が変わる。
実際、見えてなかっただけ、ということがある。
一回向き合ってみることで存在を思い出しておく。
今判断ができなくても、どっかで気にしていれば、
ふとした瞬間に「もういいか」と思ったりする。

…かもしれない(笑)

そんな淡ぁい期待が作戦の骨子、であり全て。
でも それで動き出せるのならOKじゃない?
失敗しても、何もしないよりはマシだと信じる。

頑張れないから、少しずつ、少しずつ。
やっているのは結局、
未来の自分が次の半歩を踏み出しやすいような
キッカケづくり
…ってところかな。
そして今日の僕は、未来の自分を信じてるよ!

どこがでドバーッ!!と進むことだって……
あるかも。ないかも。


1日目の戦いは
模様替えか床掃除としか呼べないけれど、
満足感(やってやったぜ!)のある時間だった。

よし、今日はこれぐらいにしといてやるか!


■モノより思い出

人が物を捨てられない理由の1つは、
「物」と「想い」がセットになっているから
らしい。

買った当時の思い出 + 長年使ってきた愛着

想いが乗っかった物は、もうただの物じゃない。
セットというか、くっついて一体化してる。
だから それじゃないといけない。
代わりがきかないのだ。

そこで唐突に湧き出た疑問。
「どうして物には想いが宿るのだろうか?」

■ここからは、ふわっとした思考の時間

どうして物には想いが宿るのだろうか?
どうして物に想いを込めるのだろうか?

ベッドの上で転がりながら、
ふと、次のようなことを思った。


僕らが「物」に執着するのは、
大切な思い出や、その時の感情を忘れない為
それを託せる「何か」が必要だからなのではないか?

プレゼントや贈り物だって、
感謝やお礼の「気持ち」を表すための1つの形。
想いを乗せた「物」が、想いを届けてくれる。

形のない「想い」は、それ単体では儚くて、
すぐにどこかへ飛んでいって消えてしまうから、
「何か」に繋ぎ止めておかなくちゃいけない。
繋ぎ止めておけば、簡単には忘れない。

だから僕らは「物」を頼るんじゃないだろうか?


裏を返せば、物を手放すことで
一緒に手放せる記憶や感情もあるってことだ。


物に結びついた想いが、想いと一体化した物が、
ときに僕らを過去に縛りつける。
もう忘れた筈の記憶が、ふとした瞬間に甦る。
いらなくなった感情も、物とともに残り続けてしまう。
それは、良くも悪くもある。

でも、目に見えない「想い」が、
手に取れる「物」で ある程度操作できるのなら
やりようがあるなと思った。
一方的に振り回されるだけじゃなさそうだぞ。


この思考が見当外れでもいい。
どうせただの思いつきだ。
でも、今この瞬間は それで腑に落ちてる。
ちょっと前向きな意味付けができたので、
断捨離が一層はかどりそうだ。

じゃ、頑張ってね!明日の僕!


おわり。

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