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【随想】五蘊(色受想行識)を利用して不快感を止める

五蘊(色受想行識)とは
自分の身の周りに起こる出来事のすべてを作るもの

「色」目、耳、鼻、口、皮膚から感じること

「受」自分の色メガネで判定

「想」快、不快、どちらでもないを判定

「行」業(カルマ:心の奥で蠢く燃料)が溜まる

「識」認識する

仏教では、物事を認識するまでの間に、これを一瞬で人間はやっているとしている。

それをゆっくりにして、色、受、想、行、識の途中で、状況を客観的に自覚し(「念」という)、
心のなかで状況を言葉にすることにより(「心言を唱える)、
雑念を消しそのことだけに集中させ(「定」という)、
無駄なエネルギー(考えてもムダなことなど)の使用を中断させる。

無意識を意識下に引き出す。
と言うことだと理解しているが、

紀元前にこんなことを考え、分析して、現在でも利用できる教えになっていることが
「仏教凄い」と感じた。

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