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【詩】ハダカになれた

ハダカになれた。
実は、自分のハダカを知らなかった。
だから、ただ知りたかった味わいたかった。
大人たちが服を買ってくれた。
ありがたいことに。
ハダカは寒いんだよ。
と忠告してくれる。
自分のハダカを想像する。
頭ではわかる。
当然寒いだろう。
ただ、皮膚に空気が風が触れてみないと本当には分からない。
やっぱりバカなんだろう。
「やめた方がいいことくらい分かるだろう。」という人もいるかも知れない。
でももうハダカだ。
そういう外野の声には耳を貸さないのだ。
もしかして、ハダカになってみたいのに悔し紛れでいってるんじゃないの。
と邪推してみたり。
もちろんパンツくらいは履いています。
その点については、安心してください。
それにしても、なんだか寒くなってきたな。

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