中国語の勉強を続ける為に気をつけてきた事(つづき)
私が中国語の勉強を続ける為に行ってきた工夫を紹介しています。
前回は下記の1.~4.までを書きましたので、今回は5.について書いて行きたいと思います。
1.まずは経験した人の貴重な話をよく聞く
2.なりたい状態をイメージし、それが自分にとってどれくらい嬉しいか想像する
3.やらないといけない、と自分を追い詰めない事
4.成長や積み重ねを感じられる様に
(ここまでは下記を参照)
5.楽しさを感じられる事を優先に
やっぱりこれが一番大切だと思っています。
楽しい事は、がんばらなくても自分で勝手に続けられますよね。そういうところを見つけて行くようにしました。
語学を勉強しているということはコミュニケーションしたいはず
人の性格によると思うのですが、語学勉強していて、楽しいとか嬉しいとか思う回数よりも、がっかりしたり、打ちのめされたりする回数の方がよっぽど多いと思います。
私も勉強し始めて3年半くらいしたくらいまで、ほとんど話す事ができませんでした。片言の中国語はもちろん知っていますが、例えば店で中国語で「これ何?」と質問したら、その後、向こうはこちらが中国語を話せる前提で怒涛の様に話かけてきます。まったく聞き取れません。
そういう事もあり、外出した時にはほとんど話をしない、という状況がかなり長い事ありました。
何が楽しいかは人によって違うのですが、語学を勉強しようとしているのであれば、やはり誰かと会話し仲良くなったり、コミュニケーションしたい、と思って始めたと思います。難解な文学書を読みたいと思って始める人はあまりいないと思います。
少しでも会話が通じたことを喜び、楽しみとしたいですね。
楽しく会話をするには「話したくなる人と話をする」
会話を楽しむ為にはどうするか?
「話したくなる人と話をする事」と思います。
友達を作って中国語会話を練習するのではなく、会話をしたい人と友達になるのです。
何を言っているのか?と思う方もいるかも知れませんが、中国語を勉強する過程で、たまたま先生になった人、たまたま友達になった人と話していて、楽しいかどうかが問題です。
たまたま楽しかったらそれでも良いです。ただ、自分となんとなくリズムが合わないとか、感性が違いすぎるとか、しっくり来ない人だったら、もっと別の「話したくなる人」とまず友達になるのが良いと思います。
語学の教室でありがちですが、教室で自動的に先生をあてがわれます。しっくりこない先生に当たった時は、すぐに変えてもらった方が良いと思います。授業が楽しくないし、そのうち中国語が楽しくなくなると思います。
よく恋人ができると語学はうまくなると言いますが、そういう事だと思います。楽しいから覚えると思います。そして、それは異性でなくても全然良いと思います。
話したくなる人を探す為に私がやってきた事
中国に住んでいる男性であれば、どこかのスナックみないなところで女性と飲みながらコミュニケーションするのが楽しいという方もいるでしょう。そういう方は飲み屋さんに行けば、良いと思います。
独身の方で恋人を作りたい方は、それが一番の言葉を覚える早道だと思います。独身でなくても恋人を作りたい方は、恋人を作れば言葉はすごく早く覚えるのだと思います。
日本に居る人で、中国人と割と簡単に触れ合える場所に居るという人は良いですが、そうでない人はやはりネットを使うのが良いと思います。
たぶん出会い系的なものもあるのだと思いますが、私が利用したのは、普通の中国語レッスンのネットの教室です。
その中で、私が良いと思うのは、
「チケット制の教室で、いろんな先生と話す事ができる教室です」
そこで、フリートークをする事です。
こういう教室だと、いろんな先生と話す事ができます。
数打てば当たる、ではないですが、その中で会話の相性が合い、再度しゃべりたいと思う先生が必ず数人居ると思います。
そういう先生が居たら、その先生達と定期的にフリートークする、という事をしました。
チケット制Web中国語教室の良いと思う所
以下の6つかなと思います。
・相性の良い先生と話すので、会話そのものが楽しいです。
・相手は中国人ですので、現地のいろんな事を聞けて楽しいです。
・日本語を知っていますので、わからなかったら日本語で聞けます。
・(あまり知らないけど)出会い系みたいな所と違って、先生ですので、ちゃんとした人です。変な心配しなくて良いです。
・本当に気が合えばお友達になれる
・先生の授業可能な時間に、お金を払って会話しているので、相手を束縛しているなどと、気にする必要がなくて気が楽です。
付属的に良いと思う所
いろんな先生と話す事で、自己紹介を先生の数だけすることになります。
先生を固定した中国語教室だと、挨拶の部分の授業は最初の1~2回きりで、その後は先に進んでしまします。ただ、頭でわかっても、実際挨拶できるようにはなっていません。
挨拶を何度も何度も違う先生にする事で、話す事に慣れてくると思います。中国語習い始めの頃は慣れが必要ですので、この過程は話せる様になるのに効果があったと思っています。
私が利用していたWebの中国語教室
二つ紹介します。
一つ目は私が中国語習い始めから利用していた教室で、本当にお世話になりました。それにすごく安いです。ただ、最近は先生の数も減ってしまい、生徒さんの数も減っている様です。先生の写真はたくさんあるのですが、実働されている先生は恐らく今は5,6人だと思います。気の合う先生を探す為には少し少ないかなと思います。50分で750円で、すごく安いので、試しに10枚くらいチケットを買って受けてみたらどうでしょうか?
二つ目は、最近乗り換えた中国語教室です。実働の先生は40人くらいいます。新しい先生も時々入ってくるし、いろんな人と話するにはちょうど良いです。私は35人くらいの先生と会話してみて、話のテンポがあう5,6人の先生と定期的に雑談しています。
こちらは25分一コマで、何枚チケットを買うかで値段は変わってきますが、1コマ650円くらいです。
本当に気が合えば、お友達になれる
最初のWeb中国語教室の先生で、もう辞めてしまった先生ともいまだにつながって、授業と関係なく時々Webでおしゃべりします。もちろん授業料は取りません。そういう先生が2,3人居ます。
ある先生は青島にお住まいですが、休日に青島まで遊びに行って、青島の街をガイドしてもらった事もあります。地元の有名な場所や食べ物を紹介してもらって、本当に楽しいひと時でした。
もちろん文法などの基本の勉強もやりました
上記は特にアウトプットを鍛える、つまり会話できるようにフリートークでなれる為に良いと思って書いています。
でももちろんフリートークだけやっていてもだめだと思います。教えるのがうまそうな先生を決めて、テキストを使った授業もしていく事もしました。相性の良い先生を選ぶので、こちらの授業も楽しく進められました。
今後も楽しみながら続けて行こうと思います。
という事で、私がやっている学習を続ける為にやってきた事を紹介しました。
こういう楽しい事を中心にして、勉強していくと続けることができるんだな、と発見できた事は大変良かったと思っています。
特に5.で紹介した、Web中国語教室でのフリートークは今後も続けて行けると思います。
今日の日記でした。