「ネームレジスト」の想い出
ゲームについて分析した面白い連載を発見したので思っちゃったこと。
今回は第一回「ネームレジスト」だってさ。
ネームエントリー
俺らの周りではネームエントリーって言ってたな。
高得点を出したらネームエントリーできる仕組みで、集客デモに自分の名前がハイスコアランキングに刻まれるのが自慢になった。
スコアアタック祭り
ゲーセンに溜まっていた少年時代、金持ちの友達の好きな子の名前をエントリーすると、おやつを奢ってくれたので、一時期、スコアアタックが仲間内で流行った。
数か月後、全てのゲームのランキングが「INO」で埋め尽くされたので、そこで友達は満足して祭りは終わった。
禁止文字
ネームエントリーと言えば、テキトーにAを3つやKを3つ入れたりするのだが、入れるとABCとかに変わってしまうのがいつも不満だった。
就職してから禁止文字というのがあって、卑猥なことばや宗教でタブーな言葉は変換しなければならないことを知った。
そこではじめて白人至上主義のことを知りぞっとした。
スコアアタックした時代のゲーム
その頃、皆がスコアアタックしていたのが、この辺のゲーム。
田舎の50円ゲーセンだから、新作は来ずゲームはみんな古かったと思う。
ハイパーオリンピック
みんな鉄定規を弾いてその振動で信じられない記録を出していた。
俺みたいに普通に指で連打するか10円玉で擦るか、ガチャポンのカプセルで擦っていた者は足元にも及ばない。高橋名人もかなわないだろう。
授業中も皆鉄定規を弾いていて「ビンビンビンビンうるせえな!」と怒られてたのを思い出す。鉄定規、欲しかったなー。
ギャプラス
インベーダーやギャラガ、ギャラクシアンが、左右しか動けなかったのに、8方向に移動できるだけでなく、敵からパーツを奪うとハエトリガミのような牽引ビームを放って敵を捕獲して一緒に戦えるというスゲーギミックにびっくりした。
かなり面白かったが、ギャプラスは俺には難しすぎたので見る専門だった。
ボーナスステージで敵をお手玉する時の音が忘れられない♪
アッポー
プロレスファンの俺が一番燃えたゲーム。
その頃のスターレスラーたちが、専用の技を使って戦う対戦ゲーム。
下手くそだったが、なけなしの50円をどんどん失った。
それまでのプロレスが連打で技を選ぶ中、アッポーはパンチやキック、掴みなど、攻撃のバリエーションもたくさんあったし、位置取りっぽい遊びもできた。
スコアは、連打プロレスの方が稼げたが、ヘッドロックしか出せない下手プレイだったので面白くはなかった。
買ってもらったパソコンで最初に作ろうとしたのもアッポー。
ちなみにアッポーは、関根勤のジャイアント馬場のモノマネから来てると信じてる。
花合わせ
金のない俺が唯一ハイスコアを狙えたのが花札。
皆がコイコイって言っていたので、コイコイだと思ってたが花合わせだったのね。
今となっては花札のルールも忘れているが、サクラサクラのテーマソングやコイコイした時の効果音は今でも覚えている。それ以外は、猪鹿蝶とか三光とかがかすかに覚えてる程度。
音や臭いは記憶の紐づけが強いよな。
生存本能的に異変とリンクするからだろうな。