夢日記　誕生日とトレーラーハウス

ここが僕らの新しい家。

ぼくらは家を売り、トレーラーハウスを手に入れた。
どこでも行けるし、定期的に窓からの風景が変えられる。
移動するのに大型免許と牽引免許を取って、牽引用の車も買ったので、いつでもどこでも行ける。

「さあ、今日は、どこへ行こうか？」と僕が言ったら、妻は「少し待って約束があるから」と言った。

しばらくすると雨が降ってきて、新品のトレーラーハウスの中にも水漏れがした。水漏れポイントを調べていると、娘がさささっと俊敏に屋根の上に登ってゴソゴソすると水漏れが収まった。
「煙突を閉め忘れたの」
いたずらがバレた幼い娘は、そそくさと戻ってきて雨粒を手で払った。
タオルを取りながら髪の毛を拭く。
このトレーラーハウスには煙突がついている。調理ができる。
煙突を除くのが今の娘のお気に入りのようだ。

コンパクトなワンルームの中に色んな物が入っている。
キャンピングカーよりは広く多機能だ。

次は、どこに行こうか。。。

物を最小限に減らし、全部売り払って自由を手に入れた。

仕事はオンライン。自由だ。

そういう生活を手に入れた日々。
今日は、移動日と決めていた。西に行こうか。。。

そう思った時に、ドアが開いて何人か人が入ってきた。
えっちょっとなに？という言葉を遮るように、妻が入ってきた。

「誕生日おめでとう！」

そういうとケーキがどんと置かれた。
僕は、思わず妻を抱きしめてキスをした。

ああ、なんて幸せなんだ！！！

と思ったら、目が覚めた。
物にあふれた部屋。子供が置きっぱなしにした荷物。。。
ペットのインコが餌をねだる声。水槽の中の熱帯魚も活発に泳いでる。
外では様々な野鳥がさえずっている。

まあ、これも幸せだな。。。キャンプ行きたいなあ。。。

そう思って、二度寝した。