ダングリード ②敵と能力
■オート照準で遊びやすく
照準をマニュアルからオートにして、ようやく遊べるようになった。
PCでやらずに、コンシューマとかだったら、初めからオート照準になってたのかな?
照準の遊びがなくなったことで遊びやすくなったのだが、照準の遊びが活かされていないのか、照準をやると、もっと面白いのだろうか?
■好きなプレイスタイルで攻略できる
プレイヤーのアクションに対応した敵の行動パターンというのではないので、そこは違うのだろう。
敵は、通常攻撃、ジャンプ攻撃、ダッシュ攻撃、遠距離攻撃とかに対応しているのではなく、どの攻撃でもプレイヤーの戦い方によって、どの攻撃でも戦えるようになっているので、この敵には、この攻撃で対応という形では作っていない。なので、照準が必要な銃や弓などの攻撃は、ないと攻略できないとか有利とかにはなっていないので、照準はオートで良いようになっている。で、あれば、癖のある操作にする必要はなかったとは思う。
非常に惜しい。
■敵攻略とアクション
プレイヤーにプレイスタイルをゆだねるタイプなので、
・どの敵から倒した方が良いかという優先順位による攻略
・敵の攻撃に対してどの位置で避けるのが良いか
という点について、敵が用意されている。
アクションに関しても、移動メインで、攻撃に関しては好きな武器や攻撃スタイルで、どれでも選べる感じ。
この点に関しても、もう少し、敵ごとに攻略を変えた方が奥行きやバリエーションが出たとは思う。
基本的には敵の種類は、
・近づいて攻撃
・突進攻撃
・固定位置からの射撃
・移動しながらの射撃
しかなく、射撃の攻撃の弾数などによって危険度が高くなるので、倒す優先順が変わってくる作りになっている。
これを実現するために、「敵を全滅させないと進めない」というエリア攻略になっているのも、要素としては良い。全滅後は、敵が現れないのでワープで移動するという割り切りも良いと思う。
■新鮮な敵攻略(非常に参考になる点)
優先順位の中に以下の要素が入ることによってスパイスが効いていた。
・牛は、攻撃すると強力な反撃をするので刺激を避け、最後に倒す
・犬使いを倒すと強い犬が解放されてしまうので、先に犬を倒してから犬使いを倒すというネクロマンサーから先に倒すのと逆構造になっていた。
■転職システム(非常に参考になる点)
中盤で攻略になれたころに転職できるようになった。
転職でプレイスタイルの幅が広がって、特化型の戦闘が楽しめるようになったのは面白い。武器や能力も関連付け、協力プレイにもつなげられそうで色々な将来性のあるシステムなので参考にしたい。
ただ、もう少し前半に解放しても良い気もする。
操作性を最初からあげていれば、こんなことにならなかった気もする。。。
■ボス戦
パターン攻略はちゃんとしているが、予測線出しまくり、ヒット感なさ過ぎ、初見では見切れなさすぎで難しすぎる。
どんなパワーアップが最適かもわかりにくいので、この辺は、ちゃんと練り込んで欲しかった。
ローグライク系のゲームなのに、ボス戦は固定なのに、攻略方法が良く分からないのは致命的。
運よく、武器やアイテムが見つかって強化できないと倒せないってのが救いがない。そうであれば、途中で帰って装備をためてから進めるトルネコ方式が良いとは思う。
※惜しい点
・この敵の時は、ダッシュ攻撃が有利など、敵攻略の中に攻撃アクションが入っていないので、その辺を意識して敵やレベルデザインを構成すれば、もっと良くなったと思う
・敵の攻撃の前兆行動がなく、代わりに予測線を使いまくっているので、画面がゴチャゴチャして分かりにくすぎるので、整理する必要がある
・アクション、ダメージ、エフェクトなど、当たるかどうかや当たったかどうかが分かりづらくヒット感がないので、そこを整理して改良すれば、もっと良くなったと思う
・エリアごとの遊びと敵、レベルデザインと、そこにランダムで現れる敵のパターンのルールを整理すれば、アクセントやメリハリをつけれたと思う