♪ We Pray For You
この歌は日本に帰国後、ネットサーフィンしている時に出会った。
東日本大震災と
アメリカでの竜巻の
被災者たちのために作られた歌で、
初めて聴いたときから
とても強い想いとメッセージに心を揺さぶられて
大好きになって
それ以来
心が慰めとパワーを必要とした時には 繰り返し
YouTubeの、この動画を訪れる。
歌詞と、動画の下のディスクリプションにある説明を翻訳してみたので、ここにご紹介します。
いい音楽だし、ぜひみんな聴いてみて!
という勝手なおせっかい♡
JRiceというミュージシャンと、
彼の友人の、55人のYouTuberたち。
彼らのこの曲を聴くと、
「この世界もまだ捨てたもんじゃない」
という気持ちになれる。
"I pray for you"
"We pray for you" って英語は
きれいな響きの言葉だな と思う。
この人たちは、おそらくリアルでは
たぶんほとんど会ったことがない人たち同士
なんじゃないかな。
彼らは別に仲間同士で<祭り>をしているわけじゃない。
このVideoに参加してる人たちは
どうやらみんな
自分の家とか、寝室とか
日常の、たぶん一番プライベートな、
地味な空間で
日本だったら、たぶんお母さんが
「なにうるさい音出してるの、近所迷惑でしょ!」
って、入ってきそうなシチュエーションで(笑)
オーディエンス(聴衆)や
プレス(報道してくれる人)が
目の前にいるわけでもなく
ほとんどが たった一人で
「被災したり、犠牲になった人たちのために何かしたい」
「困難な状況にいる人たちを励ましたい」
という、想いの強さで歌ってる。
彼らのことは何も知らなくても
彼らの善意や、あたたかさ、優しさは
感じられる。
彼らの姿から
歌声から
ものすごいパワーと、勇気をもらえる。
たぶん 世の中の人々は
こちらが想像しているよりは、温かいし
この世界は
こちらが勇気をもって、心を開いて見てみれば
驚くほどたくさんの
きれいなものに満ち溢れていて、
自分で手を伸ばしさえすれば
それに触れることだって出来るし、
自分自身でそれをつくり出すことだって出来る。
こういう人たちの姿を見ると、
それを思い出させてくれ、
あらためて もう一度
それを信じさせてもくれる。
ありがたいなって、思わず感謝してしまう。
それくらい とても美しくて、
力強い歌だと思う。
<We pray for you (Original song) Japan Tsunami Tribute – 55 Youtubers edition>
If I could take it away
もし僕に 今日君が感じている痛み
The pain that you’re feeling
現実として生きている悪夢を
The nightmare you’re living…today
取り除いてあげることが出来たら…
I wish that I could make a change
何か出来ればと望んでいるけど
But I’m only a person
じぶんはただの一個人でしかない
I’ll take my share of the burden
背負える重さがあるのなら
僕も一緒に担いたい
I don’t have much to give
あげられるものを
たくさん持ってるわけじゃないんだ
But hopefully the world, will all join in
でも世界がみんな一緒になって
And say with me….
僕とこう言ってくれたら…
I pray for you
あなたのために祈ります
And if we stop for a moment
そして少しの間 足を停めて
Imagine what we can do
自分達に何が出来るだろう と考えてくれたら…
I know together
僕たちは一緒に
We’ll help you make it through
あなたがたが この試練を
くぐり抜ける手助けをする
We’ll help you make it through
あなたたちがこれを
乗り越える手助けをします
We pray for you
あなた達のために神様に祈る
While we are safely asleep
私たちが安心して眠っている間にも
Mothers are searching
見つからず、安全なところに居るのかすら
わからない子供を
Lost and uncertain in need
探し続ける母親たちがいる
My heart won’t let me believe
心がどうしても
それでいいと思わせてくれない
It’s ok doing nothing
苦しんでいる人がいるのに
When others are suffering
何もせずにいていいの って
Even if we don’t have much to give
俺たちは多くのものを
与えてあげられるわけじゃないけど
Hopefully the world, will all join in
強く望むよ 全世界が俺たちと声をそろえ
And say with me….
こう言ってくれることを
I pray for you
君たちのために祈ります
And if we stop for a moment
そして少しの間 手を止めて
Imagine what we can do
自分に何が出来るだろう?
と想像してもらえたら…
I know together
わたし達は
We’ll help you make it through
あなたがたがこの苦痛を
通り抜けるのを助けます
We’ll help you make it through
あなたを助けて、くぐり抜けさせる
We pray for you
あなた達のために祈ります
Can’t fix it all overnight
きっと簡単に元には戻らない
But we don’t stop trying
それでも挑みつづけてみるよ
Until everyone’s hands unite
みんなの手と手が合わさり、ひとつになるまで
The future looks brighter now
今は少し 未来が明るく見えるよ
You may be knocked down
君は打ちのめされたかも知れないけど
But you’ll be stronger somehow
確実に、より強い人になっていくだろう
Even if we don’t have much to give
たとえ僕らのあげられるものが少なくても
But hopefully the world
呼びかけることはできる
Will all join in
全世界に
And say with me
一緒に声を合わせて言って欲しいと
I pray for you
あなたのために祈ります
And if we stop for a moment
そして少しの間でいいから立ち止まって
Imagine what we can do
じぶんに何が出来るか、考えてみよう
I know together
私たちは一緒に
We’ll help you make it through
あなたたちが この試練を
くぐり抜けるのを手伝うよ
We’ll help you make it through
君らがこの苦しみから
早く抜けられるよう助けたい
We pray for you
君たちのために祈ります
And if we stop for a moment
少しのあいだ
Imagine what we can do….
考えてみよう、じぶんに何が出来るかを
Yes, we will
そう 手伝うよ
Yes, we will….
手を貸したい
We pray for you…..
祈ってるよ… 祈ってます
And if we stop for a moment…
少し立ち止まり
Imagine…
想ってる…
what we can do…
僕たちに 何が出来るかを…
Story behind this song:
I sent out an email on April 1st to a lot of my youtube friends with a very rough mix of this song with only one vers. and chorus.
I had no idea if anyone would even be interested in singing it with me, but within 24hours 90% had responded saying they were in.
A week later I sent everyone their parts. Luckily I was familier with each individual voice, so I tried to pick parts that would showcase their vocals and also be the perfect match for mood in the song.
3 weeks later (50hours of editing/mixing)…..
All the parts were in and the video was completed.
This project has been an amazing experience and we all hope that a real difference can be made with it.
この歌が生まれた背景:
4月1日に、僕はこの歌のたったひとつのヴァージョンとコーラスだけの
とてもラフなミックスを、YouTube上の多くの友達たちにメールで送ってみた。
その時は、僕と一緒にこの歌を歌うことに興味を持ってくれる人がいるのかどうかすら、まったく見当もつかなかった。
でもその後、24時間以内に90%の人たちが返事をくれたんだ、「参加するよ」って。
一週間後、僕は各人のパートを彼らに送った。
幸い僕は一人ひとりの声をよく知っていたから、
彼らの歌声がこの歌の雰囲気にいちばん完璧にマッチするよう、
ショーケースに収めるみたいに配置した。
そして三週間後(50時間に及ぶ編集とミキシング作業…)
全部のパートをつなぎ合わせて、このvideoが完成した。
このプロジェクトは素晴らしい経験だった。
そしてこの体験を通じて本物の変化が起こせることを、
僕たちは皆 願っています。
書いたものに対するみなさまからの評価として、謹んで拝受致します。 わりと真面目に日々の食事とワイン代・・・ 美味しいワイン、どうもありがとうございます♡