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兵庫県知事問題 違和感と反勢力


こんにちは。

斎藤前兵庫県知事の失職に伴い、11月17日投開票で県知事選が行われる

兵庫県民なので、選挙通知書がとどきました。

マスコミというリトマス試験紙

西播磨県民局長による内部告発文書問題を発端に、パワハラや「おねだり」など、10月の最終登庁日前後まで連日TVで報じられた兵庫県知事問題。

地上波ワイドショーの偏向報道・印象操作には、日頃から辟易しているが、斎藤前県知事の問題に関しては内容のない報道が際立っていた

告発文書とその取扱いの適切性については、議論されるべき事だし、ハラスメントは問題である。

しかし、各局、飽きずに連日報道する割に、それ以上の具体的なものが全然出てこない。

兵庫県民としては、内容が気になるが、事実が全く見えてこない。

「斎藤県知事の広告なの?」とすら思った。

パワハラに関しての音声一つ出てこず、「おねだり」に関しては「おねだりをされた側」とされる企業側が否定したり‥。

連日の報道も、一通り既出の事実を繰り返した後、示し合わせた様に「でも、人が死んでますからね。」とコメンテーターが締めくくる

斎藤県知事を好きでも嫌いでもないけど、連日の斎藤叩きには大きな違和感があった。

そして、大手マスコミが不自然に騒ぐ事には必ず裏がある。

反斎藤勢力

県政内には、反斎藤勢力というのがあったという。

斎藤前知事の前には5期20年も続いた井戸県政があった。

井戸元知事退任後、2021年、井戸県政で副知事を務めた金沢氏らを破って当選したのが斎藤前県知事だ。

兵庫県民が井戸県政継続へNOという意思を示した。

斎藤前県知事は、就任後、大規模な県庁改革に手をつけた。

公用車をセンチュリーから、リース経費が1/3のアルファードに変更したことは有名だ。

それ以外にも

・予算1000億と言われた庁舎建て替え案の反故
・天下り規制の適正化
・大学無償化
・湾岸団体へ資金流入の見直し

などの改革に一気に手をつけた。

これらの大きなお金が動く案件は、それ自体が利権となっている構図は想像に易く、これらの見直しを一気に行った裏には、かなりの反発勢力がうごめいていただろう。

ちなみに、例の県民局長も井戸県政で重用され、元副知事の金沢氏が県政を引き継ぐという前提に、人事采配を行った人物らしいが、斎藤前知事の就任により「冷や飯」となった事に少なからず不満があったのだろう。

N党立花氏という新たな役者

そして、斎藤前知事の応援の為に、N党の立花氏が立候補した。

それだけでも、ショー化が著しいが、立花氏は街頭演説で非公開の百条委員会の音声なるものを公開した。

県民局長のPC内に、告発文書以外に「倫理的に不適切」なデータがあったという事に言及する内容である。

この「倫理的に不適切」なデータというのが、単なる不倫証拠というには少し悪どい物だと言われているが、今後の調査の中で一部明らかになるのではないだろうか。

県民局長の死と「倫理的に不適切」なデータがどの程度、関係するかはわからないが、公務員が業務用のPCにその様なデータを保管しているのは、なんとも残念だ。

そして、この県民局長も、兵庫県の利権を巡る争いに巻き込まれただけだとしたら、非常に痛ましい

投票行動

次々と新事実が出てくる中で、この選挙もまた、オールドメディアvsネットという構図が出来上がっている。

パワハラだ「おねだり」だと騒いだメディア側か、改革しようとして干されたと位置付けたネット側か。

候補者は7名。対立候補が多いほど、斎藤前知事には有利になるだろう。

また、立憲民主と国民民主が支援を発表している稲村和美氏が有力候補とされている。

特筆すべきは、稲村氏は左派政治団体「緑の党」の前進「みどりの未来」の共同代表を務めていた。

この「緑の党」の政策を見ると、外国人参政権、移民促進、選択的夫婦別姓など、一般的な左翼思想と一致するものが多い。

県民視点では、この様な思想は注意が必要だと思う。

よく知らずに当選させて、埼玉県の様になってしまうという最悪の可能性は排除したい。

結果は17日

強硬な改革推進を一気に行う事の実質的な難しさは示されたが、だからといって改革を諦めるのか?

ハラスメントは許されることではない。

しかし、パワハラ・「おねだり」に隠された事実をそのままにしておくのはいかがなものか。

これだけ騒ぎ立てたマスコミが事実を突き止められないのであれば、地上波は更に見る価値がないという事になる。

もし斎藤さんが再選したら、今回のことを教訓に、謙虚さを忘れず、改革を進めていってほしい。

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