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【衆院選2024】自公で過半数割れ 注目選挙区 まとめ


こんにちは。

10/27投開票衆院選は、自公で過半数割れの215議席(-64)、立憲民主が148議席(+50)という結果になった。また、国民民主28議席(+21)は大幅躍進となった。

終始「裏金」問題に焦点が当てられ、第一野党の立憲民主もひたすら「裏金」問題への批判を繰り返し、ぎりぎりまで自民党が非公認議員支部に2000万送ったとか、送り返したとか。

率直に言って、「裏金」問題で煙に巻かれた選挙だった。

その結果、自公の大敗までは当然の展開だが、立憲民主が+50という躍進。

自民にNOで立憲民主を選ばれた方々は、消費増税、金融所得増税OKなのか?消費増税って、一番庶民の拒否反応が出るところだと思うが、「裏金」で押し切られて「増税」を選んでしまったのか・・。

国民が政策ベースで選択していれば、このような結果にはならなかったように思う。メディアは本当に罪深い。

注目の選挙区4選

①東京24区
萩生田氏(無)vs 有田芳夫氏(立民)
「裏金」で無所属、旧安倍派の萩生田氏と、言わずと知れた芳夫氏。
選挙期間中には、「しばき隊」(ネーミングセンス・・)なる活動家?が芳夫氏を応援していたとか・。(本人は否定)
長時間競ったが、萩生田氏が当選。
ホッとしたのも束の間、芳夫氏が比例復活。
芳夫氏を擁立してしまう立民のセンスと、芳夫氏も追い上げたあたり、恐ろしさを感じた。

②和歌山2区
世耕氏(無)vs 二階氏三男・伸康氏

ここは、割と早めに世耕氏当確。
世耕氏も「裏金」問題で無所属だが、二階氏父も同じく「裏金」問題はあり、その秘書を務めていた三男も無関係とはいえないだろう。
また、二階氏に関しては若さを売りにしたものの、46歳というのも中途半端でアピールに欠ける。
和歌山「二階ワールド」での無所属当選が禊となり、復党なるか。

③埼玉14区
選挙前にnoteでも書いた埼玉14区。
石井代表(公)vs 鈴木氏(国民)
石井代表、落選。2009年太田氏以来の公明党代表落選。
前のnoteでも書いたが、親中政党が国交相を独占するのは国益に反する。
https://note.com/luneyy/n/ne2864d854e2c

今回、公明党代表、副代表共に、落選。今回の選挙の一番の成果かもしれない。
比例ゾンビがどんどん復活してくる中で、比例重複してないお二人は清々しく、今更、少し好感を持ってしまった。

ちなみに、「トヨタの敵が落選した」ということで、ご祝儀もこめてトヨタ株を少し買い増した。(トヨタ前日比4.12%上がってましたね)

④福井1区
稲田朋美氏(自)vs 田中こはる氏(参)

ここは、稲田氏の圧勝。
保守系のインフルエンサーは、当区においては田中氏を推していたようだが、二番手は立憲民主の波多野氏、田中氏は三番手、得票率10パーセントにとどまった。
LGBT法案から今回の総裁選まで、ネット上で稲田氏の保守離れは目立っていたが、地元では人気があるようだ。

国民民主の動きと連立構成

自公から、今回大躍進の国民民主に協力の打診との報道。
今のところ、玉木氏に連立の意志はないようだ。

確かにこの状況で、自民に取り込まれたら、国民民主に票を投じた人たちは怒るだろうし、次の参院選では負けてしまう事は明らかだ。

公明との連立を解消させ、国民民主が掲げている消費減税くらいの手土産があれば、国民も納得するだろうが。

ここで、図らずも公明との連立解消ともなれば、戦後最短と言われる石破内閣の歴史的功績になるかもしれない。

投票率の低さと危うさ

ところで、今回の投票率は53.85%と戦後三番目の低さだった。
投票率は低ければ低いほど、組織票が優位になり既存政党が有利となる。
無党派層や若者の投票率が上がれば、本当の民主主義に近づく。
ここ10年ほど、自民圧勝で選挙に行く意味が感じられなかった事は否めないが、政局においては投票率が上がれば結果が大きく変わる可能性がある。
少しリサーチをした上で、無党派層や若者にも、日本の為、自身の為の投票をしてほしい。

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