noteの街のセラピー犬。#211【司書編】シロツメクサとプチプチは同類項だよ⁉
答えはこちらです。
シロツメクサはプチプチと同じ緩衝材だったとは!
驚きましたね。
引用させて頂いた絵本は『シロツメクサはともだち』です。
この絵本の著者は鈴木純さんです。
以前、私が鈴木さんの本を紹介した記事はこちらです。
私にとっての名言でした。
それからというもの、散歩中は、足元の自然を意識するようになりました。
最近、早朝散歩に同行する人がいます。
わたしが「足元の自然を見てね」と話しますが…。
「わ!蝉の死骸」
「う!ミミズ干からびてる」
「きしょ!カエル死んでる」
そんな時は、私から一言。
「輪廻転生ですよ」
すると、
「インド哲学ですね」
と、心を改めるようです。
植物を見るように言わなかった私が悪い…。
同行する人が、❝虫が苦手な大人❞ということを忘れていました。
こうして、まだまだ、修行の足りない私たちでありますが、鈴木純さんの一冊が私の中で、日々の散歩で心動かすものとなりました。
そして、待望の新刊が手元にあります。
その新刊が、はじめにご紹介した『シロツメクサはともだち』です。
【おすすめする理由】
・日本十進分類法 E 絵本
絵本棚にあるということは、幼児から2年生位までの子どもたちが手にとってくれることでしょう。
・32ページ
短すぎず、長すぎず、絵本の定番ページ数です。
・見開き行数
4行~12行。読み仮名付なので、園児のひとり読みも可能です。
・豊富な写真で、どれも美しい
シロツメクサの拡大写真は、白が「純白」で胡蝶蘭の白のように上品に撮影されています。見事!
・なんといっても、私の大好きな擬人法を使用している。
なんといっても、親近感があって、子どもたちにも引き付けられます。
以上のことから、
生活科の単元関連教材
評価5★★★★★知識絵本
おススメ絵本です。
最後に
1年生 生活科 ブックトークの一冊で採用する際には、よみきかせの前にこのようなアプローチを考えてみました。
1年生のみなさんは、通学途中でシロツメクサ、クローバーをみかけたりしますか?
小学校の校庭でもいいよ。
四葉のクローバーを見つけると幸せが訪れるってきいたことあるかしら?
知っている人が多いようなので、ここで、クイズです。
【クイズ】
この写真を見て下さい。
この植物は、クローバーである。
〇か×か?
答えは、この絵本にあります。
『シロツメクサはともだち』
それでは、よみきかせします。
実際に紹介する時は、本物のシロツメクサとプチプチも用意して、子どもたちが集中できるように工夫したいです。
ー育つ環境や生きる環境が変われば、シロツメクサの成長の様子も変わるー
1年を通して、植物観察ができるといいですよね。
私もできるところから、引き続き「やってみようかな」と思いました。
本日も記事を読んで頂き誠にありがとうございました。
「noteで司書力アップにつながれ!」という、邪念を振り払い、これからも精進して参ります。
これからもよろしくお願い致します。
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