北野の紅梅

画像1 梅のうっとりとする香り。箱の紅色に金色も、とても好みである。下京区堀川通西本願寺前・薫玉堂。『早春の北野、淡雪の中で凛と一際赤く咲く高潔な紅梅。もうすぐやってくる春を予感させる華やいだ香りです。』
画像2 古くて趣のある香炉を探していた時期があった。その一つで薫く。「凛」としていて「高潔」な姿の女性のような、紅梅を思い浮かべる。「梅が香」を使っていた時期があったけれども、それよりも爽やかで明るい。梅の香りが好きなのだ。
画像3 北野天満宮。梅苑「花の庭」。江戸時代には、清水寺の「月の庭」、妙満寺の「雪の庭」と共に、「雪月花の三庭園」として名を馳せたという。淡雪に紅梅。日本ならではの美しさ。少しだけ日々の喧騒から逃れて、ゆっくりとしたひと時を過ごす。

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