そこにはない何かを想像する

画像1 黒いドレス。金色とティアドロップ型のパールの飾り。タイトで華奢で20年代の煌びやかなイメージ。どんなヘアスタイルにするの?どんな靴にするのかしら?そこだけ金色の光が差し込んでいるウィンドウの前を通りながら想像する。私の頭の中では、ちょっとスノッブな感じの気の強い女の人が、すっと顎を上げて着こなしている。車でドアを開けて待っている誰かを想像する。ツンとして歩み寄るのに躓きそうになったりして。そして挨拶の後、どんな会話をするのかしら?想像が止まらなくなるのが楽しい。冬だ。

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