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取立CASE11。

  1. 貸付当時40歳前、別居中の旦那が居場所に特定され突然の再引越しについて

  2. 融資話でのドタキャンと再来店、家庭問題の影響とは

  3. 支払いの遅れと連絡途絶、取立に至るまでの経緯

  4. 和解後の支払い滞納と差押の試み、相手の居場所への追跡

今回のお客様は,貸付当時40歳前。借入は、一社のみ。子供と二人暮らし。
目的は、旦那と別居している最中に再度住所を突き止められて、子供と一緒に引越しする為の費用。

来店融資での話をしてましたが,途中で忘れ物をしたと言われ、まさかのドタキャン。後日,再来店にて融資をしました。
対応していた感じ、家庭問題で相当やられているのかと思うくらいやつれていた。
当然,引っ越し先の住所も聞いて、後日住民票も送ってもらいました。

支払いが開始して数回目には遅れ出し、連絡は付く方だったので、そこまでどうこうの感じもなかった。

が、突然連絡と入金が完全に止まり手紙を送っても返事ない。
仕方なく取立に。
駅からはバスで20分くらい掛かり,徒歩では遠いくらいの場所にある。近くには運動場もあり、学生の声も聞こえるところ。
不在だったので、仕方なく隣人に話を聞くと、時間は不明だけど,住んでます。2時間くらい粘りましたが,成果は出ず。仕方なく,来訪通知を置いて帰路へ。
翌日入金がありましたが,その後入金が完全に途絶えました。

正直,簡単に行ける距離でもない場所だったので、上司と相談し,少し様子見をしようと。

実に一年位敢えて時間を見てました。その間に職場に行き、在籍確認したりなどです。


そして、訴訟を起こしました。答弁書(意見を申し上げる)を提出してきました。
内容は『払う気持ちがあっても,なかなか出来ず,話を聞いてもらえないと思い、電話するのが怖かった。来月から◯万円ずつ払う』とのことだったので、その内容に沿った和解しました。

が、案の定、支払いをして来ない。連絡は付かない。さて、差押に移ろうと思い、書面を作り、差押をしました。ただ、問題なのが相手に送達をしましたと言う通知書が届かないとの事。現地調査と住民票が必要と言われて、現地へ。
まずは役所へ向かい、住民票を取るも異動ない。
現地に着くと,ポストには既に本人だけのではない外国の方への手紙が入っていた。呼び鈴鳴らすも誰も出て来ず。
以前に話をしてもらったら、隣人に聞くと1ヶ月前くらいに出て行きましたよと。

この内容をそのまま裁判所に報告を上げる事に。
帰り道に再度住民票のことで、不在故に不在中の申請をしようとしたら,こちらで調査しますが、その調査は半年に一度くらいと。なので、職権消除はすぐには出来ませんと言われました。


続きはまた次回。

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