貸付当時40歳前、別居中の旦那が居場所に特定され突然の再引越しについて 融資話でのドタキャンと再来店、家庭問題の影響とは 支払いの遅れと連絡途絶、取立に至るまでの経緯 和解後の支払い滞納と差押の試み、相手の居場所への追跡 今回のお客様は,貸付当時40歳前。借入は、一社のみ。子供と二人暮らし。 目的は、旦那と別居している最中に再度住所を突き止められて、子供と一緒に引越しする為の費用。 来店融資での話をしてましたが,途中で忘れ物をしたと言われ、まさかのドタキャン。後日,
さて、前回最後に言った 公示送達ですが、平たく言うと相手の住所が判明しない、分かっているがそこに居ない、という状況下で自分の意思を公に法的に発信するという事を公示送達と言います。 相手に書面が直接届かなくても,官報や裁判所の掲示板に記した事で、相手に書類が届いたと扱われます。 話が戻りますが,これで相手を呼び出した裁判には来ず、こちらの意見を認めたと扱われます。 そして、このまま、次の差押手続きに入りました。 差押の仕方とか内容に関してはまた別の機会に話しますが,今回
前回のお話と相手の反応 訴訟終了と判決の結果 相手の連絡不可能な状況と夜逃げの疑い 現状報告書と公示送達申請の手続き 前回の続きを書きます。前回のお話では、私たちは相手との連絡が取れず、訴訟を行いました。訴訟とは、相手に対して法廷で争いを解決する手続きのことです。私たちは相手が自分の意見を書いた答弁書を出すか、もしくは裁判の日に出廷することを期待していました。しかし、相手は出廷することもなく、答弁書も出さないまま事件は終わり、判決が出されました。その後も私たちは相手に
皆さんはリボ払いについて、どのような印象がありますか? 普通に考えると「金利が高過ぎる」とか「違法だ!」「ぼったくりだ」とか。恐らくプラスのイメージは皆無だと思います。 大概のカード会社、もしくはクレジットカード会社、あとは銀行系のカードローンもリボ払いを勧めます。 では具体的にどう言った物なのか?何が良くないのか?回避方法は無いのか? これを貸金業者の観点から説明します。 リボ払いとは、リボルビング払いと言います。 具体的な支払い方法は、「定額弁済」もしくは「残高スラ
気づけば10回目の投稿です。いつも読んでくれている方、感謝です。 さて、今回のお客様は、男性で年齢40代後半です。 長年の付き合いがある方で、一度通常取引終了(平たく完済)した方で、数年後に再度申し込みを頂いた方です。 仕事は身内の経営に携わっていたのですが、創業者の両親が亡くなり、事実上廃業。 その後、同じく身内の職場に出向して勤務している方でした。 元々支払いは抜群に良く、融資枠も収入から取れる範囲限界ギリギリまで取っていました。ただ、現状は、仕事が変わり収入が落ちた
今回のお客様は、60代後半の女性、申し込み経緯は、紹介でした。使い道は生活費。融資枠はそこまで取らないで良いですと言っていた。 正直、私が会社に入った以前から付き合いのあるお客様で、相当な履歴の長さでした。支払いに関しては文句無し。俗にいう良客です。 契約年数が上がるにつれて、もちろん枠を伸ばしていくのが常なんですが、この方に関しては、自己管理がしっかりしている方でしたので、どんなに案内をしても枠を伸ばすことはしなかった。ただ、ここ数年ちょっと枠が伸びたなと言った感じでし
まだ、完全にコロナが終わったわけでは無いんですが、結構落ち着いて来て、みなさん、外に出るようになったり、諸々の理由で借入が増えて来てます。 特に最近一番借入の理由で、生活費。特に食費と電気代、水道代です。 こればっかりは仕方ないなって感じてます。 ただ、毎月のランニングコスト。これ、いつまで続くのかな?とか、数ヶ月でまた借りることになるかもとか考えると、まだまだ厳しい日が続くと思った今日この頃。
夏の暑い日に行った話です。今回のお客Aさんは、50代女性、元々借りているお客(Bさん)さんからの紹介で融資をしました。生活費が必要と。基本的に紹介は受けないようにしているんですが、紹介してきた方がそれなりに付き合いの長いので受けました。使い道は生活費。他社の借入はありましたが、正直少なかったです。 毎回紹介してくれた方が気にかけて連絡をくれ、何かあったら、自分からも連絡するからと。 そんな付き合いが三年くらい続いたある日、紹介してくれたAさんから連絡があった。 話を聞くに
待っている間にちょっと確認の為に会社へ状況報告。相手が覚えてないと白を切っているといった。今待っている最中なんですが何もないと思いますが、また追って連絡しますと。 電話を切って数分。サイレンが遠くで鳴っている。ん?あれ、でもすぐ音消えた。。。。。 そこから数分後。奥の方から警察が二人こちらへ向かっている。心の中で「あー、俺通報されたのね。苦笑」 正直これが好機と思いました。警察の人に、思わず、多分自分の件で連絡されたと思うんですと言った。とりあえず、話せる限りの事を伝えて
今回の話は、ここ数年で結構起きている実体験をお話ししようと思います。 それは、コロナによる職業が不安定になり、働けなくなった人です。 今回のお客様は、女性。年齢は70前後です。切っ掛けは、当社利用している方からの紹介でした。 受け答えは実にはっきりしていて、年齢を感じさせない声の張りとボリューム。最初年齢を聞いた時はとても信じられないくらいでした。 仕事は、飲食で掛け持ち。仕事が生き甲斐と言っているくらいでした。 借入用途は、孫の祝い金。支払いは無理しないプランでと。
みなさんは、裁判所に行った事がありますか?恐らくほとんどの方が無いと思います。 貸金業の身を置く上で必ず通るのは、訴訟です。 支払いを一向にしない方に対して、裁判所を通して訴える事です。内容はまたの機会に説明しますが、必ず訴えた側は出廷をします。その裁判所へ出廷した時に起きた珍事を話します。 その日裁判所へ通常通り出廷してました。 コロナ禍になって、裁判所は初めての緊急事態宣言に伴い半年近く閉廷状態でした。お陰で順次延期となり、予定の出廷日より二ヶ月も遅くなった。 ちなみ
さて、今回は自分がこの業界に入ってから初めてのお客さんの件です。 男性、40代、既婚。奥様が連帯保証人になっていました。申し込み時はまだ自分が入社してなかったので、後で聞いたのですが、生活費だった。 自分が前任者よりバトンタッチして受け持った初めての顧客管理。さぁ、頑張ろうと。 しかも、連帯保証人付き。気合も不安もいっぱいでした。 割と、支払いに関して良く、他社の借入もそこまで多い方ではなかった。何より連帯保証人がいるので、不安に思うところはなかった。 自分が担当して
今回は、自分が今の仕事に慣れた頃の話です。 相手の方は、女性。50代。専業主婦(現行の貸金業法施行される前の話です)。 ちょっと補足を入れます。今の貸金業法では、収入がある方(年金も含む)のみに、基本融資が出来ます。全く収入がない方では、全社総額で10万までしか融資が受けられません。 例外事項はいずれ話しますが、今は割愛。 借入の申込経緯は生活費で、DMを見て申込。 他社の件数も借入総額も少なく、希望額も少ないのですんなり融資になった。 この当時、専業主婦で家計の足し
夏の炎天下に行った時のお話です。 今回の相手は、40代過ぎの方。チラシを見て申し込み。使い道は、生活費。 過去に、大手のみを借入。そのまま支払不能となり弁護士介入して破産したと。 他社の借入自体は、そんなになく、希望金額を来店にて融資をした。 支払いに関しては遅れても金額は守るタイプで、個人的にズボラ感が抜けないと思った。すぐに増枠希望の為に来店してきたが、あくまで回数を重ねて信用を作ってくださいと。 そんなこんながあり、三回融資をしたあたりから、延滞日数の多さと共に
お金を借りる際に、自分でだけでは条件が通らず、保証人を立てて欲しいというが稀におきます。特に借入金額の大きさや件数に比例してです。 この記事を読んでいる方で既になっている方もいるかもしれません。 また、良く保証人だけにはなるな!みたいな事は昔から言われていますが、そういった事を耳にした事がある方も居ると思います。 では、みなさん、「保証人」と「連帯保証人」の厳密な違いをご存じでしょうか? 多くの人は、「保証人も連帯保証人も、要は借りた人が返さなかった場合、最後は払えば良い
今回は、女性。30代前半。一人暮らし。申し込みは、DM(ダイレクトメール)を見ての申し込み。使い道は、生活費。仕事は、パートタイムで働いていると。 少額融資希望であまり枠を広げたくないとの事だったので、追加融資をしてもそこまで増枠をする事もなく、一回契約するとほぼ完済するまで融資を受ける事もない。また、融資枠自体が少ないので、無理のない返済金額だったので、遅れる事も特にない方でした。 そんな契約が四年くらい続き、突然その方からちょっと多めの増枠の申し込みがありました。いつ