登った先は夢幻世界でした〜蓼科山 / 長野④
こんにちは。
急に山に登りたい!と思ってヒットしたのが蓼科山。北八ヶ岳の北端に位置するコニーデ型と呼ばれる美しい円錐型をした火山です。
山頂まではいくつかのルートがありますが、最短時間で登れる「七合目登山口」からスタート。
鳥居をくぐって登山道へ。行ってきますー
爽やかな森の中を抜け
おー鉱石っぽい。
寄り添ってる。
徐々に岩が多くなってきて
不揃いの大きさの石なのでゴロゴロして歩きにくい。が、振り返ると紅葉に彩られた女神湖。美しいに疲れが軽減。
ちらほら雪。
あー疲れた。山小屋「蓼科山荘」到着。ここまで1.5時間強。
少し休んで〜登ります。ここから大きな岩が積み重なり、傾斜も急になります。
短いけどクサリ有り。
黙々と登りながら見渡すと、ひゃ〜なんて綺麗!どこ見ても綺麗!
樹氷美しい!
こんな色のコート着たい!
あったな。Dior のクチュールにあったな、大陸刺繍。(記事「ディオールの探検家になりたい〜Christian Dior Fall 2017 Couture Collection」)
雪と紅葉と緑と。3シーズンがひとつに。
森林限界を超えると、パーッと視界が開ける。
樹氷を愛でながら
「蓼科山頂ヒュッテ」に到着。
山の稜線が美しい。疲れが吹っ飛ぶね。
蓼科山山頂 標高2,531m。
山頂は見渡す限りの岩。火山弾の岩、岩、岩。下から見上げているだけでは想像出来ない光景が広がっていました。
振り返ったら「蓼科山頂ヒュッテ」、カワイイ。
蓼科山は、周りに同じような高さの山がない「独立峰」なので360°の大パノラマ。でも広すぎてエッジに立たなくては山頂にいることが実感できない。
中央部分が少し窪んでいて、火山であったことがわかります。
そこに蓼科神社奥宮の石祠。
樹氷〜と白に誘われて歩いて行くと夢、でした。
形容する言葉が見当たらない。
青い空と刻々と形を変える雲と雪と岩と。なんて幻想的。
ドレスを着たようなダブルツリー。もうクリスマス今やっちゃうねー
寒くても暑くても強風でも…じっとそこにあって、美しい姿をみせてくれる。自然は「そのままで美しい」ということを教えてくれる。
反対側から見ると柔らかな茶色。
不思議と寒さが感じられなかった夢幻世界から〜下山。
下りは滑るのでチェーンスパイク装着。拍車みたい。
降りてきたら鹿さん。強い意志ある目が印象的だった。
紅い世界もありがとう
岩だらけの山頂という独特の風景を持つ蓼科山。急登の先に待っててくれたのは幻想的な異界。美しいをありがとう!また来ます。
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