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たぬきのおなか

1年生に、数字の「5」の書き順を教えました。

「5」の書き順。
わたしにはスペシャルな教え方=唱え方があります。

その唱え方は・・・

「たぬきのおなかに、ベルト」

「たぬきのおなかに」で、1画目、半円まで書いて、
「ベールート!」の「ト!」で2画目の横線を一気に書きます。

「たぬきのおなか」が1画目、「ベルト」が2画目です
出典:啓林館「わくわくさんすう1すたあとぶっく」p.12

この唱え方で、クラスの子は全員、5の書き順を一発で覚えます。

なぜか休み時間にまで、「たぬきのおなかにベールート!」と
大声で唱える子もいます 笑。


この書き順の唱え方は、
実は、わたし自身が1年生だったときに、担任の先生から教わったものです。
ハチヤ先生という、ベテランの、一年生のわたしから見たらおばあちゃん先生でした(実際は、50代だったでしょう)。おそらく、すでに他界されているでしょうね。。。


数字の書き順なんかどうでもよい、
世界基準があるわけじゃないでしょ?
というご意見もあるかとは思いますが・・・、


自分が教わったことを、子どもに伝えることができる、
というのは、教員の仕事の醍醐味だと、あらためて思います。


いまのわたしのクラスの1年生のなかにも、
大人になっても「たぬきのおなかに・・・」を覚えていて、
子どもに教える人がいるかもしれないなー、
と思うとおもしろいです。






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