たぬきのおなか
1年生に、数字の「5」の書き順を教えました。
「5」の書き順。
わたしにはスペシャルな教え方=唱え方があります。
その唱え方は・・・
「たぬきのおなかに、ベルト」
「たぬきのおなかに」で、1画目、半円まで書いて、
「ベールート!」の「ト!」で2画目の横線を一気に書きます。
この唱え方で、クラスの子は全員、5の書き順を一発で覚えます。
なぜか休み時間にまで、「たぬきのおなかにベールート!」と
大声で唱える子もいます 笑。
この書き順の唱え方は、
実は、わたし自身が1年生だったときに、担任の先生から教わったものです。
ハチヤ先生という、ベテランの、一年生のわたしから見たらおばあちゃん先生でした(実際は、50代だったでしょう)。おそらく、すでに他界されているでしょうね。。。
数字の書き順なんかどうでもよい、
世界基準があるわけじゃないでしょ?
というご意見もあるかとは思いますが・・・、
自分が教わったことを、子どもに伝えることができる、
というのは、教員の仕事の醍醐味だと、あらためて思います。
いまのわたしのクラスの1年生のなかにも、
大人になっても「たぬきのおなかに・・・」を覚えていて、
子どもに教える人がいるかもしれないなー、
と思うとおもしろいです。
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