︎【東京発着】三重県ヴィソンに往復夜行バスで行ってみた(後編)
↑前編はこちらˎˊ˗
さて、いよいよヴィソンの散策開始…!
朝はまだ空いていたので、化粧室でさくっと着替え&化粧を済ませました。
ここでヴィソン内のエリア紹介。
ヴィソンはとても広く、ざっくり10エリアくらいに分かれていて、それぞれに名前があります。メインの観光地となるのはマルシェヴィソン、スウィーツヴィレッジ、アトリエヴィソン、和ヴィソン、サンセバスチャン通りの5つ。
実はこの旅のためにリサーチする中で、私も初めて知りました。
ガイドマップと合わせて公式サイトにより詳細な地図が掲載されておりますので、散策される際はそちらが役立つと思います。
今回はバスターミナルから最も近い、アトリエヴィソンから出発しました。幸い、荷物預かり場所もこのエリアに含まれています。
カタチミュージアム
📍アトリエヴィソン
荷物預かり場所というのは「カタチミュージアム」さん。
ヴィソン内には荷物ロッカーはありませんが、こちらがクロークのような役割を兼任してくださっているようで。
荷物ひとつ500円で預かっていただけるので、スーツケースなどがある方も大丈夫です。
Uhaku 泛白
📍アトリエヴィソン
身軽になったところで、続いて近くにあった「ウハク」さんへ。インスタグラムでこちらのソフトクリームを拝見し、ずっと来たかったお店です🍦 朝10時開店ですが、まだ人もまばら。朝からソフト… と思いながら購入すると、なぜかその直後に販売中止に ( ° ° ) えっ
午後から再販売とのことでしたが、タイミング良かったです。開店からわずか15分での出来事なので、もしかしたら何らかのトラブルがあったのかもしれません。
ソフトのお味は甘さ控えめで、まさに牛乳本来のお味。さっぱりしていて、素材のおいしさが十分に感じられました。コーンの底までクリームたっぷりです。
ウハクさんはギャラリーと併設されているのですが、こちらもとても素敵なので一見の価値ありです。(淡色女子は絶対好き…)
cafe Tomiyama
📍サンセバスチャン通り
少し移動して、サンセバスチャン通りにある「cafe Tomiyama」さんへ。このお店もインスタで保存済みです。こちらも10時より営業。この時点ではまだ空いていました。
ブランチセットというものがあったのでそちらを注文すると、アフタヌーンティーのようなケーキスタンドで出てきました (!) 合わせておすすめのミルクプリンを注文。
ミルクプリンはシャインマスカットと苺の2種類がありますが、今回は迷いに迷ってシャインマスカットに。これも意外とボリュームがあり、大きなお皿で提供されました。
洗練されたお味でおいしかっですが、バス旅で熟睡できてないせいかすぐお腹いっぱいに。
くるみの木 暮らしの参考室
📍サンセバスチャン通り
腹ごなしも兼ねて、次はお隣にある「くるみの木 暮らしの参考室」さんへ。ここも行きたいリストに入ってはいたのですが、期待をはるかに超える素晴らしさで…!
こちらは奈良を拠点とする、カフェと雑貨のお店で、小さな展示室も併設されています。
展示の内容は定期的に入れ替わるようなのですが、私が訪れた際は Kikusa さんの「時の草は全てに降り注ぐ」という展示が開催されていました。
ドライフラワーが好きな私は歓喜。今回初めてKikusa さんを知ったのですが、繊細な作品ひとつひとつが本当に美しくて。たまたまですが、どタイプな展示と出会えてラッキーでした。少し脱線してしまいますが、公式インスタグラムもぜひ。
ドリンクも飲めないくらいに満腹だったのでカフェは見送りましたが、ギャラリーの横に小さなテーブルがあり、お茶などいただけるようです。ショップにはさまざまなショップの商品がならび、丁寧な暮らし系の雑貨がたくさんありました◎
生活雑貨、洋服、アクセサリー、食品など幅広く取り扱っていて目移りしてしまいました。割と良いお値段のものが多いですが、その分質も保証つきです。
そしてそして、ミュージアムが奥にあるとのことで。店員さんに勧められ、500円でチケットを購入。スペースはこじんまりとしているのですが、個人的に非常に見応えがありました。
残念ながら中は撮影禁止でしたが、小さな空間に長居してしまうくらい魅力的でした。
お昼過ぎでほぼ貸切状態でしたが、都内で開催されたら大混雑だろうなあと妄想。くるみの木さんの雰囲気が好きな方はぜひ!
新兵衛屋|鈴木水産|baraque
📍マルシェヴィソン
続いて向かったのがマルシェヴィソン。連休だったからか?スウィーツヴィレッジにてマーケットイベントが開催されていたので、そちらを横目に眺めながら移動しました。
午後になってしまったので混んでるかなと思いきや、どこもそこまで並んでいませんでした。このエリアで私が目をつけていたのは「新兵衛屋」さんのエビのパリパリ天、「鈴木水産」さんのエビマヨ棒、「baraque」さんの松飯炭 (マンハッタン)でした。
どれもよくインスタで目にしていたものの、それぞれ販売場所が違ったのですね。しかも遠いとはいかずとも並びにあるような感じではないので、マップを見ながら少し探しました。
スウィーツヴィレッジから行くと、すぐに新兵衛屋さんがあり、その奥の方に鈴木水産さんとbaraque さんの店舗があります。
新兵衛屋さんと鈴木水産さんに関しては、それぞれ練りもの屋さんと魚屋さんなので、外観からはわかりにくいかもしれません。(一見、写真の食べ物が売っていそうに見えないという意味で)
食レポとしては、どれも見た目通り少しジャンキーなお味です。でもこれがとってもおいしい… エビのパリパリ天はこのパリパリ感が良いのですが、食べる時にいっぱいこぼれます(笑) 程よい塩加減。
エビマヨ棒は良い意味で味濃いめ。どちらもプリプリのエビが入っています。松飯炭はチーズトッピングがギリギリまで迷って、通常のものに。この中では一番あっさりしていました。ぺろりと食べられてしまう量です。
ちなみにここに来てようやく紙のマップが配布されているのを発見しました。(マルシェヴィソンの端っこ、駐車場側)
どうやら皆さん、ヴィソンへの来訪手段はほぼ車なようで。駐車場は敷地内にいくつかあるのですが、ここがメインの入口?といった感じでした。
夜用にお弁当を買ったお店の店員さんも、夜行バスで来たと言ったら驚かれていました。東京から来る人自体、多くはないようです。
本草湯
📍本草エリア
この時はまだ15時。
帰りの夜行バスに乗る前にお風呂に入りたいので本草湯を目指します。事前リサーチでヴィソン内に温泉があることを知ったのですが、夜行バス利用者にとってはなんともありがたい…!
温泉がある本草エリアは一番上の方にあるので、マルシェヴィソンからはなんと徒歩20分とのこと。
でもホテル宿泊者向けのエスカレーターがたくさんあったので、それらを乗り継ぐと割りかしあっという間に着きました!!(カタチミュージアムの荷物引き取りは17時までなので、先に寄ってから)
ウェブサイトで見たところ、何やらおしゃれなサウナもあるらしいのですが、追加料金がかかる&時間がないので今回は温泉のみ。
ヴィソン自体が新しい施設なので、温泉もとても綺麗。アメニティなどはありませんので、クレンジングやスキンケア用品、ヘアブラシは持参必須です。タオルはレンタルできます。
ドライヤーはたくさんあり、争奪戦になることはなさそう。早めの時間だったからか空いていました。利用者の方はほぼ宿泊されている方と思われます。
私たちはドリンク付きチケットで入館したので、湯上がりにカフェで休憩しました。
いろんな種類がありましたが、木苺ソーダとジンジャーエールに。どちらも爽やかで染み渡りました。ちなみに木苺の方が甘かったです。(くどくない程度に)
帰りは19:40発の夜行バスなのでここでお弁当もさくっと食べました。特別に許してもらえましたが、基本的には持ち込みNGとのことです…
でも帰り道、意外と遅くまで営業しているお店が多いことに気づきました。
お弁当系は食べるとしたら外のベンチか待合室になるかもしれません。
バス停までもまたエスカレーターを下って少々歩くので、18時前には出発。メインのエリアは少しライトアップされていて綺麗でした。
でもアトリエヴィソンはもう営業してるお店もなく、かなり暗い。。スマホのライトを使って歩いている方も見かけました。
帰りも定刻でバスがお迎えにきてくれましたが、なぜかヴィソンで乗降する人は行きも帰りも私たちだけでした(笑)
でも結果、大満足の旅となりました。まさかこんな気軽に三重県まで行けるとは… 連休価格でしたが、旅費は行き帰りで17000円ほどでした。
ヴィソンに行ってみたいけど、アクセスが難しい方、金欠だけど体力にはそこそこ自信がある方にはおすすめの方法です。
夢中で書いていたら写真も文章も多くなってしまいましたが、少しでもお役に立てたら嬉しいです ☺︎