カナダ留学体験記 Part 4
お疲れ様です☺️
最近様々な国籍の方とお話しすることが増えてきました。
職業柄、お話しする外国籍の方の日本語能力がとにかく高い。
日本人でも「???」となるような納税証明書の取得や確定申告まで自分で出来てしまう。
新卒で企業に入社していたらほとんど必要のない書類も、外国籍の方々は自分たちで取得して手続きをする必要がある。コミュニケーションや学習への強い意欲や積極性。
国籍で知識や能力に差はない。と頭では分かっていたはずなのに、奥底で偏見やイメージを持っていたことに反省したこの頃でした。「知らないこと」は悪いことではないですが、知らないことで生まれる偏見はなるべく持たないようにできたら・・・。と感じたそんな日です。
新しい人と出会う時って文字や写真から勝手に作ったイメージがどうしてもできてしまうのでフラットの難しさを痛感…。
そしてスペック高すぎる外国籍就労者の皆さんに大きな尊敬。
◆◇◆
そんな訳で話も変わり、今日は留学体験記のPart4へ。
前回のストーリーではこのままじゃ進級できない。という先生からの一言。
ここで時間を無駄にするのか?それとも何とかなったのか?
前回のストーリーはこちら↓↓
落第ギリギリの私はやるしかなかった
42/100。
先生に言われた「次のレベルに進級できない。」の一言は、私にとって衝撃の一言でした。
中学も高校も卒なくクリアし、大きな挫折という挫折も勉強している中ではなかったと思います。やらなければ出来ないし、そんなもんだろ。くらい。
それなのに、真面目に受けているはずなのに出来ない、結果が出ないことを目の当たりにして出てきた感情は焦りと不安。
負けず嫌いの私は「抜かされる」、頑張ってきたはずなのに「負ける」なんていうスポ根全開マインドに火がつきました。
過去の自分のFacebookを遡ったらこんな写真が出てきました。
すっごい勉強してる風、海外でスタバとチョコ片手にリア充してますアピールだけど、現実は落第点ギリギリの人。笑
19歳の私はちょっとカッコつけたいお年頃だったんですね。笑
少し照れ臭い思い出です。
どうしたら出来るようになる?
そんな私もここからが本当の勉強でした。それまでは言われたことをやっていただけで、とてもじゃないけど授業についていけるレベルではなかったから何をするにも時間がかかったり着いていけなかったんだと思います。
課題が終わらないのは分からないから。
分からないのは単語、次に文法。今更かよって思うかもしれないけど基礎が漏れているのが一つ、あとはそもそもの背景知識が足りていませんでした。
課題が終わらないから他の勉強ができない・・・
と言う負のスパイラルを脱出する為に、今までは「課題」が終わってから自習するというやり方を少し変えてみました。
・背景知識を手に入れる。
YouTubeやらニュースやら、日本語でも英語でもいいから授業のテーマに関するニュースやドキュメンタリーを見てみる。個人的にはドキュメンタリーはストーリーが分かり易い、映像でみるので補助知識が入るのでおすすめです。
・とにかく単語、単語、単語。
業界で使う単語は大体決まっているので、数をこなして、覚える量を増やす。環境問題のテーマで勉強しているときに、心理学の単語はほとんど使わないので覚えるのを一旦辞める。分野ごとに集中してやる方が自分には合っていました。
・あとは実戦あるのみ。
やらなきゃ覚えられない、行動したり、間違えたりして初めてわかるタイプなのでとにかく実戦を繰り返す。大学教授のスピーチや業界に関する講義なんてYouTubeで大量に出てきます。
▼実際の流れ
実際の講義を想定してリスニング、メモを取る。
↓
聞いた内容を元に字幕をつけたり映像を見て答え合わせ。
↓
まとめた内容を元にショートエッセイを作成する。
↓
出てこなかった単語や文法を復習。
間違った単語や構成の見返しとリライト。
この流れをやるようになってから、
生活にも慣れてきたのかまず最初に耳が慣れてきました。
最初の方は全然時間が追いつかなくて、ほとんど寝れずに課題を終わらせて授業に行くこともありましたが…笑
今は絶対できないなあ、19歳の私の体力は無限大だったなと思います笑
果たして結果は?
ここまで書けばきっと皆さんも察してくれたはず。笑
無事テストはパスし、次のレベルに行くことができました☺️
本試験の結果は過去の写真などを遡っても見つからなかったのですが、小テストの結果を見つけたのでシェアします!
なんと4.5/5 で90%のスコアを取ることが出来てます・・・!!
小テストの成績もファイナルスコアの結果に反映されるのですが、タームの後半は大体4~4.5点を取ることができるようになっていたのでグンっと成長したんだな〜と実感した瞬間です。
留学に来る前はちょっと勉強すれば結果が出たし、求めるレベルも自分で決められたのでそんなにプレッシャーを感じることはなかったんです。
とにかく精神的な負担がかかることが自分にとっては1番のストレスだったからかもしれません。
カナダについた私はテストの結果のまま、
想像していないレベルの英語力を求められ、それに答えられず、
何度も日本に帰りたい、友人に会いたいと思っていた記憶があります。
それでも続けることが出来たのは一緒にいるクラスメイトや同じ大学から一緒に来たメンバー、ホストファミリーや先生が助けてくれたから。
何度愚痴をこぼしても、泣いても、それでも支えてくれる人がいたのはとても心強かったです。1人じゃ頑張れなかったな〜と思います。
今でも感謝、これからも感謝です!!
◆◇◆
そんな感じで無事最初のタームをクリアした私は、勉強方法のコツを掴んだのか帰国までトラブルもなく全てのタームを落第なしで終えることが出来ました☺️
ありがとう支えてくれたみんなと当時の私の負けん気。笑
◆◇◆
そんな感じで今日の留学体験記はハッピーエンドです☺️
留学生活は勉強以外の生活面でもいろいろなことがあったので次回以降の記事でまたシェアしていきたいと思います!あれから一度も行っていないカナダ、バンクーバー。また行きたいですね。
本日もご覧いただいありがとうございました!!!