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カナダ留学体験記 Part 1


今週もお疲れ様です!
なかなか定期更新がしっかりと出来ず反省。久しぶりに祝日にお休みをいただいたのですが、友人の結婚式の準備や普段できなかった日常の積み残しを片付けていたら一瞬で時間が過ぎ去ってしまい、充実・納得とは言えないおやすみになってしまいました…😂

時間の使い方は永遠に課題ですね〜。

外国人雇用、在留資格について書いているとふと自分が留学していたときの記憶を思い返すことがあったので今日はそのお話を書こうと思います☺️


最近息抜き多くないか?と思うかもしれませんが、今後留学や海外で働きたいと思っている方に参考になれば幸いです!
ちなみにもう10年近く前のことなので電車やお店、環境は異なっていることがたくさんあると思いますのでご承知おきを・・・笑

ちょっと文章が長くなりそうなのでいくつかに分けてお伝えしますね!


◆◇◆

大学2年生の夏、私は2013年8月から2014年3月までの約8ヶ月間カナダのバンクーバーに留学していました。留学先は現地の提携する学校で、短期大学や4年生大学に編入するために必要な英語力を学ぶ語学学校です。

大学の留学プログラムを利用したので、一緒に行く「同期」のようなメンバーが複数名います。また、金額は1人で行くよりもかなり安く留学ができたので家計の負担もめちゃくちゃ高い!という訳ではありませんでした(詳細気になる方はコメントください☺️)。

よくいう海外の大学に進学!カナディアンの友達ができた!等の華やかなものではなく、クラスメイトはもちろん母国語は英語以外。中国、台湾、韓国、日本、フィリピン、ブラジル等アジア人が多くを占める場所でした。

この留学が私にとって初めての「海外」であり、「親以外の人と住む」ことであり、100%日本マインドを持っていった自分には大きな壁が何個も立ち並んでいたのです。


そもそもビザが降りない?!


これは大人になって、Exstanで働くことになって初めて「問題」であったことに気づいた部分です。自分以外の外的要因で「ビザ」の許可が降りない事なんてあるんだ、と。

海外の学校は9月から始業。
留学先は提携校で毎年留学生の受入があり親密であることから、8月から現地に滞在し、の授業が始まる前にプレスクールのような形で現地での生活や文化を学んだり、そもそもの言葉や人柄に慣れる期間が設けられていました。生活に慣れることで授業に支障が出ないように…という理由からです。今思えばありがたい制度。

入国予定日は8月3日。
留学に行けることが決まった3月あたりから滞在のためのビザ申請を行なっており、大学の留学サポートのスタッフさんに言われるがまま書類の準備をしたことを覚えています。
前期の大学の授業が終わりもうすぐ初海外〜!なんてワクワクしている中にきた連絡が出鼻を挫かれるものでした。


「ビザが降りない。8月3日の入国は間に合わない。」


・・・なぜ?そもそも何が起きている?
最初に頭をよぎったのはこの考えでした。学生の私の頭は「留学!」「初海外!」「ワクワク!」みたいなポジティブというか、知らぬが仏のハッピー脳内で過ごしており、そもそも海外にいけない。という意味がわかりませんでした。

当時わかったことはこの2つだけ。

・カナダの入国管理局でストライキが起きており、審査が全てストップしている
・一緒に行く予定だったメンバーのうち半分は既にビザが降りているので先に現地に行く


ストライキってなんだよ。
そしてビザが降りた半分のメンバーは先に行くってなんだよ。

同じお金を払って、何か悪いことをしたわけでもないのに日本に取り残され、受けられるはずだった授業やイベントに参加できない。その時はとにかく疑問とモヤモヤの中、私にできることは「待つ」のみ。

全てのパッキングや留学準備ができている中この時間は本当に辛かったです。やれることは国内で英語の勉強をすることくらい。でもイマイチやる気が出ない。


結局ビザが降りたのは7月下旬。
入国予定日は約3週間後の8月22日でした。

今でも何故ストライキが起きたのか?なんてことは分かりません。
早め早めの準備や提出を行なっても、現地のストライキなんか私にはどうにもならなかった。

タームが始まる前のクラス分けテストも入国して3日後。
他のみんなは既に2週間以上現地で生活している、楽しんでいる。勉強を始めているのに…

ちゃんと出来るか?ヘマしないか?そんな不安ばかりが駆け巡る中私の留学体験記がスタートしたのです。


続く


◆◇◆


ここで感じたのは日本って本当に真面目・静かなんだな、という事です。
ストライキが起きる事なんてほとんどないし、国内で暴動やテロが起きる事だってほとんどない。給与や待遇に文句があったって黙って働くし、ダメならそっと離れていくだけ。


「入管が止まる」なんて自然災害や予測できない自体が起きない限りないと思う。
純粋に審査に時間がかかることはたくさんあるけど。笑
まだ降りない!いつまで審査してるの!?って思うことはたくさんあるけど。笑


時間がかかる=ちゃんと見ていると思っている(と信じている)。

そもそも外国人をちゃんと受け入れることのできる企業なのか?
外国人は日本で働くため、滞在することができる人なのか?
受け入れる側、受け入れられる側どちらも悪影響が及ばないのか?

国が違えば文化も言葉も違う。
コミュニケーション一つとっても異なるからこそ、法律やルールをしっかり守ることがより大切になるんだと思いました。



コロナでもなんでもなかった、入国制限もなかったあの時、
ビザが降りない経験ができたことは今の仕事に少しでもつながっているのかな〜とふと思い出したので今回記事にしました☺️

現地での生活や文化で感じたことは次回以降またお伝えします❤️
今週も読んでいただきありがとうございました!!!



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