青空と赤提灯

ゴールデンウィーク2日目。
なんて晴れ晴れとした空だろうか。

なのに冷たく厳しく吹く風は、
朝から運転見合わせの上越新幹線は、
まるで私たちの休みにイラつくかのよう。

そんな今日は朝から活動する。

令和に入る前に、新しい仕事に就く前に、
髪の毛をバッサリ切って、
そして昼から美味しいビールを飲もうかと。

昔は風俗街で、
もっとずっと治安が悪かった地元の飲屋街。
赤提灯が立ち並び、昼から開く店には
競馬帰りのおじさま達で溢れかえっていた。

そんな地元も、
風俗街は消え美術品が立ち並び、
よくあるチェーン店も参入するようになり、
気づけばテレビや雑誌で特集され、
至る所から人が来るようになった。


20歳でお酒が飲めるようになってから通っていたお店も今は予約しないと入れない。

あの時はすんなり入れたのに。

寂しい気持ちと嬉しい気持ちと。

変わるっていうことは素敵なことで、
そしてとても寂しいことだと思った。

新しい風が吹く高揚感と、
なにか心にぽっかり穴が開いてしまったような、
そんな焦燥感というか。

結局私も地元を離れ(電車で20分だけど)
少なからず変わってしまった。

今はあの飲屋街からしたら、
私も遠方から来た部外者になるのだろうか。

そんな寂しい気持ちも置いていこう。


あと少しの平成に感謝をしながら、
新しい令和に期待を込めて。

さて、そんなおセンチも置いておいて
さあ昼から飲むぞー、ビール飲んで焼酎飲んで、
日本酒飲んでやるからなっ！！！

読んでくれてありがとうございます(^^)！
こんな青空は洗濯日和ですね！