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10.今夜はひとりじゃない。「植田真衣/日々」から学ぶ。自宅待機日記。
昨日は激しい雨でした。
昨今、「コロナ離婚」という言葉が話題になっていましたが、大切な人との距離が近すぎるが故に、気持ちが冷めてしまうなどということは、現実問題、確かにあるのではないでしょうか。
尊敬できる大切なパートナーを選び、暮らしていたはずが、いつの間にか、育った環境や生活のリズム、ルーティンなど、ほんの些細なことのすれ違いなどが重なるたび、心が冷たくなっていくこと。
今思えば、そんなちっぽけなことなのに、自分と違うことにだけを重ね合わせて大切なものが離れていくことは、とても寂しいものであります。
このようなことは例えば、仕事などに置き換えててもあり得るのではないでしょうか。
やる気に満ち溢れていた新卒の年から、上司にお世話になりながら、上司が代わり、気がつけば自分も上司になり、部下とも噛み合わぬまま、ため息で帰宅。
気がつけば、あの頃は...が口癖です。
今回は、そんな「日々」を送る方々へ、改めて幸せについて考えさせてくれるような歌が、今、私の胸にスッと胸に入ってきたので、ご紹介したいと思います。
(植田真衣/日々)
今回はこちら、植田真衣さんという1人のシンガーソングライターの「日々」という曲です。
ギターと歌というシンプルな構成がとても良いです。
植田真衣さんは福岡県久留米市出身の1997年10月28日生まれ。植田さんは、数々の経歴の中を誇り、中でも彼女が15歳の時から、あのヤマハ主催の「Music Revolution」に2回に渡り出場し、全国区に名を知らしめたことは話題を呼びました。
現在は、福岡、大阪、東京を主にライブハウスを中心に活動をされています。
さて、この「日々」を聴いていていると、私は何だか胸がちくりとします。
誰にでもあるはずだった、あの頃の光景を見ながら、葛藤に怯えていく様は、まるで自分の身に起きた出来事かのように思えて、ヘッドホンから、語りかけてくる植田さんの声も、ひとつひとつが繊細で痛いです。
中でも、この「日々」の歌詞の中の最後から。
「こんやは1人じゃない 1人じゃない
ひとりぼっちじゃないのに
帰れない帰りたい場所に隣にいて欲しい人がいる
幸せがひとつのシミからじんわり広がってく
なにひとつ変わらない日々の中」
私はこれを聴くたびに、あの頃は変わらないままですが、何かひとつでも幸せを見つけたなら、それに近い感覚を得られるということなのではないか...と考えさせられます。
例えば、パートナーと月日が過ぎてしまって冷めきってしまっても、2人の間の子供が元気に育っていってくれていたり、ふとカレンダーを見た時に2人の記念日を思い出したり、仕事であれば、あの頃、上司によくしてもらった数々を思い出して自分も実行してみたり、そういった何か共通の些細な幸せをもっと発信していけたなら、少しずつ幸せのシミは広がっていって、素敵な「日々」が送れるのではないかといった、ヒントが、この歌には隠れているような気がします。
なんだか、随分と大きいことに発展してしまったと我ながらに思っていますが、もし、あなたが何か過去と今にギャップを感じてしまってい、悩んでいるような「日々」を送っているのであれば、ぜひ1度聴いてみていただきたいです。
さて、植田真衣さんですが、先日、家庭を持たれて、お子さんを迎えられたようです。
さらに、CDの通販も開始されたみたいですので、歌詞の全容が気になる方は是非、覗いてみてください。
(植田真衣さん通販リンク)
これを書き終えてみてちょうど19時
昨日、あれだけ激しかった雨の跡もなくなりました。
私もベランダに出て夜風のにおいを探してみます。
今日はどこからか、カレーの匂いがしました。
我が家も、そろそろあの人が帰ってきます。
さて、夕食の準備でもしますか。
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ではでは。
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