見出し画像

介護

今や社会問題になりつつある介護。
実は我が家でも切実な問題になりつつある。

介護が必要になってきているのは、うちのネコ。

ねこ3

2006年2月3日生まれ。
御歳14歳。
人間の年齢にして72歳(私の父親と同い年)らしい。

トイレ

移住を決めたころ、生まれてから苦労することの全くなかった、
トイレで用を足せなくなることが多かった。
昔から、トイレではするものの、大のほうをしても、砂をかけないのはあったけど、粗相はなかった。

砂を変えてみたりしたけど効果がなく、
いろいろ調べたところ、砂をかけないのは、その砂が嫌いって場合が多いと知った。
え?ネコなのに?と思ったが、思い切って、移住を機に砂をなくしてみた。


なんと、普通にするようになった。
ネコ用のトイレに、犬用のトイレシートを敷いた。

しばらくうまくいっていたのだけど、トイレの近くで粗相するようになった。
している様子を観察していると、
トイレでシートが滑り、うまくできないらしい。
そりゃ、ネコのトイレは、砂を敷くようにできているから、
犬用のシートは裏面がツルツルなので滑る。

ホームセンターで食器などを置く滑り止めのシートを買って、
トイレの上に敷いて、その上にトイレシートを設置してみた。

しばらく、うまくいっていたのですが、また、粗相するようになった。
どうも、トイレに入るのにまたげないらしい。
ネコにとって段差って何でもないものだと思っていただけど、
歳をとると、足腰も弱くなる。これは人間も一緒。

ねこ4

しかたなく、介護用のおむつを買ってみた。
つけ方に「おやつで気をそらしてそのすきにさっと履かせる」と書いてあったのですが、
うちのおじいちゃんは無抵抗。
最近はむしろ、自ら腰を上げておむつ替えに協力してくれる。
楽なのだろうか・・・・

カリカリは食べない

いままでのご飯は通常がカリカリ。
何か特別な日(誕生日とか、クリスマスとか)のときに、
ウェットをあげていた。

いつだかいつものカリカリをだしても全く食べなくなった。
おなかがすきすぎて、胃液を吐くくらいになってもカリカリは食べなかった。
どうぶつ病院で、あごが弱くなってきているのでは?と指摘され、
物理的に食べづらくなっているらしいということで、
通常からウェットに切り替えた。
びっくりするくらいよく食べるようになった。

ただ、いままで床に直接食器を置いていたのだが、
食べづらそうだったので、食器を変えてみた。
よく食べるけど、めちゃくちゃ食べこぼす。
本当に介護が必要な老人のよう。

そして食べたのに「めしはまだか?」と言わんかのごとく鳴いてくる。
おじいちゃん、もう食べましたよね。

ねこ1

キレる老人(老ネコ)

一番の変化は、いままで、家族の顔を見るだけで、
ゴロゴロ言っていたくらい穏やかな性格だったのですが、
近寄るだけで怒ることも増えてきた。
自らよってきて、すりすりした瞬間に「シャー!!!」っと怒ることも。
ちょっとボケが始まっているのかもしれない。

ちゃんと病院に相談したほうが良いかもしれない。

お風呂がもともと嫌いだったのだけど、
数年前からお風呂で怒らなくもなっていたし、
ブルブル震えることもなくなっていた。
ある意味貫禄がついていたのかもしれないし、
度胸がついたのかもしれないと思っていた。

移住してからお風呂にいれたら、この人生(猫生?)で初めてと思うくらい
怒られた。そしてしばらく、私のとは目も合わせてくれない。
目が合うと怒るという状況だった。

なんだかネコが変わってしまったような寂しさも感じるが、
これも宿命なのかもしれない。

まだまだ長生きしてほしいので、
彼が穏やかに暮らせるように配慮しないと・・・・

この後の引っ越しがちょっと心配・・・・


#猫 #ネコ #ねこ #介護 #トイレ #カリカリ #ウェット #ボケ #おむつ


いいなと思ったら応援しよう!

ルイージ
よろしければ、ぜひサポートを!! サポートは執筆の活力!! より良い記事作成に役立てます!!