#352 昼寝依存症を脱却するために少し無理してみる

どうも,こんにちは。

古田博大(ふるたひろまさ)です。

このブログを初めてご覧になる方は,はじめまして。

いつもご覧くださっている皆様,いつもアクセスありがとうございます。

僕は,1990年生まれで現在30歳。2017年1月から弁護士として働き始め,ちょうど2年半が経過した2019年7月10日にうつ病を発症し,それから今日までずっと休職しています。

うつ病発症からしばらくは,眠ったり食べたりすることもままならず,生きることそのものが苦しい時期が続きましたが,長い時間をかけて少しずつ回復することができました。今は,週2日の休みをはさんで毎日出勤練習(慣らし勤務)を繰り返しながら,復職への準備を進めています。

うつ病をきっかけに「自分も何か行動したい!」と思い,2019年12月から,この毎日ブログを始めました。とはいえ,このブログでは,うつ病に関することだけでなく,日々考えたことを自由気ままに書いています。

書きたいことがたくさんあって,文章が長くなってしまうことも多いですが,ブログの負担が大きくなりすぎてうつ病に悪い影響を与えないよう,書き始めてから1時間程度でアップロードすることにしています(#ほぼ毎日時間オーバーしていることはナイショです

「書きたいがたくさんある」と「1時間でアップする」は両立が難しく,そのため,文章がつながっていなかったり,文章自体がわかりにくかったりと,弊害も多々あるんですが,どうしても「毎日ブログ」を続けたいので,毎日綱渡り状態ですが,アクセスしてくださる皆様のおかげで,今日までなんとか続けることができています(;^_^A

僕のうつ病の経過については↓でまとめています。

それでは,今日も書いてきます!

昨日から本店勤務になり,出勤先が今日から変更になりました。

自宅を出発する時刻が20分ほど遅くなりましたので,そのぶんだけ遅く起床することができるようになりました。

うつ病を発症して気づいたのですが,僕は陽の光が好きみたいです。

去年の秋頃は非常に調子が悪く,眠れない夜が続いていましたが,午前中の散歩を始めてから,睡眠への悩みがだいぶ減ったような気がします。

朝から散歩に出かけたら,必ずその晩にぐっすり眠れるわけではないんですが,ただ,太陽の光を浴びると,不思議と少しだけ調子が良くなるんです。

陽の光を浴びたら調子が良くなるという経験を積んだので,僕は「昼夜逆転人間ではない」ことに気づけました。

おそらく,昼間に働くことが性に合わず,そのせいでうつ病を発症する人もいらっしゃると思います。「昼夜逆転」の生活が性に合っている人にとって,昼間に働くことは相当なストレスになるでしょうから。

そんな「昼夜逆転」の人が無理して昼間に働いていたら,昼間に働くこと自体のストレスによって,うつ病を発症してしまうこともきっとあるでしょう。

なお,僕は昼夜逆転が良いとも悪いとも思っていません。太陽の光が好きな人もいれば嫌いな人もいるという,ただそれだけの話です。

もちろん,進化の過程では,昼間に活動できるような個体が生き残ってきたのは間違いなくて,だから,昼型人間が「普通」なんでしょうが,進化の過程では,常に,「突然変異」として,「普通」の枠にとらわれない個体が生み出されます。

昼夜逆転を好む人たちが「突然変異」なのかどうかはわかりませんが,ただ,昼夜逆転を好む個体が出てくることくらいは,この進化の過程では当然想定されていると僕は思っています。

ちょっと長く書きすぎましたが,要は,僕は「昼夜逆転」ではなく,普通の「昼型」人間だということです。

だから,昼間に働くことそれ自体にストレスを感じてはいません。

しかし,めちゃくちゃに朝型人間でもありません。朝早く起きることは苦手です。

司法試験の直前期は,朝5時から毎日勉強するという「受験仙人」とも言えるような生活を送っていましたが,それは,受験以外は一切ストレスフリーだったからこそできたのでしょう。

一種の「受験生’sハイ」に陥っていたのかもしれません。

でも,本来僕は,めちゃくちゃな早寝早起きは苦手です。

予定より早く起きてゆったり朝を過ごし,余裕を持って出発する

というよりは,

朝ギリギリに起きて,慌てて出発する(遅刻することもしばしば)

というのが,僕の本来の姿です。

「早寝早起きが苦手」というのは,早起きが苦手なだけでなく,「早寝」も苦手です。

僕はあんまり早く寝ることができないんですよねぇ。

ここ数ヶ月は,午後11時に布団に入ることを目標にしていましたが,布団に入ったはいいものの,寝つけない日も多かったです。

午後11時くらいには眠ったほうがそりゃいいんでしょうが,僕の性に合わないようです。

僕は寝つくまでに時間がかかるので,布団に入る時刻が遅すぎると,睡眠時間が削られてしまうので良くありません。だから,遅くとも11時30分頃までには布団に入ったほうがいいのでしょう。

ただ,すぐに寝つけなかったとしても,「早寝は苦手だしな」と思って心頭滅却し,寝つくのを待とうと思います(笑)。

こんな感じで,朝遅くまで寝られるようになったのは,「早寝早起きが苦手」という僕にとってプラスになっていると思います。

実際に,今日は朝8時頃まで眠っていられたおかげで,かなり熟睡できました。

そういう感じで,今日は充分な睡眠をとって出勤しましたが,午後1時には退勤して午後は昼寝していました。

午前中は,たまっていた僕宛の郵便物をずっと整理していたんですが,その作業にいそしんでいたらくたびれてしまいました(汗)。

まあ,いそしんだおかげで,郵便物の整理はだいぶ進みました。よく頑張ったよ,おれ。

ただ,今のところ,午前中いっぱい作業したら限界を迎えてしまうようで,それは少し悔しいです。

もっと無理してもいいんですが,ただ,無理するとよくないんですよねぇ。

なんというか,「無理している」という考えるからこそ,「無理している」ことになっているような気もします。

なぜなら,「自分に限界なんてない!」と心から思っている人にとっては,何をしても「無理している」という感覚は出てこないはずだからです。

「自分に限界なんてない!」「無理なんてしてない!」と思っていれば,「ああ,もう疲れた」「くたびられた」なんて思いは浮かんでこないような気がします。

だから,自分で限界なんて作らないことが大切なのでしょう。自分で限界を描いてしまうと,その限界までしか努力しなくなってしまいますからね。

特に僕はこの傾向が顕著で,毎日「ここまでやろう」とある程度予定を組んで出勤し,その予定がこなせた途端に,「これ以上はきついなあ」と思ってしまいます。

※逆に,予定していた作業が終わらないと,「終わらない」という現実を受けとめるのではなく,無理矢理にでも予定に合わせようとしまいます。これがダメでしたね。予定がこなせない場合,効率化を図ることはもちろん必要ですが,「終わらない」という現実を真摯に受けとめることが必要です。その現実を真摯に受けとめ,仕事量を減らしたり,誰かを頼ったりする対策をとることが肝要です。

「僕には無限大の可能性がある」と思っていれば,「無理している」なんて感覚も生まれずに済んでいい感じなのかもしれません。

でも,僕はうつ病によって限界が露呈してしまった身です。

そんな僕にとって「限界なんてない!」思いは,少なくとも今は現実的じゃありません。

今の僕は,限界があることを前提に,どこまでやれるかを考えなきゃいけません。

僕は「普通」の人間だから,疲労はたまるし,その疲労はきちんと回復させなきゃいけない。

しかも,僕は「普通の人」よりも疲労回復に時間がかかります。

そういった僕の性質上,僕は行動できる時間に制約があるんです。「時間」という,動かしがたい限界が僕にはあります。そして,その「限界」は,普通の人よりも大きい。

自分の意思の力で限界を突破できればそれがいちばんなんだけどなぁ。

人間には,「モチベーション」という無尽蔵のエネルギー源があります。

「モチベーション」があれば,疲労の蓄積も少なくて済むし,疲労回復もより早く進みます。

人間って,やっぱり機械じゃないんですよね。「モチベーション」という,計測不能なエネルギー源を持っているからです。

でも,僕が「モチベーション」や「意思の力」をアテにするのは,まだまだ先のことだと思います。

とりあえずは,限界があることを前提に少しずつ進めなきゃいけないのでしょう。

いつの日か,「モチベーション」をエネルギー源としてエネルギッシュに働きたいですが,今は,自分が限界を迎えたことを真摯に受けとめなきゃいけません。

うーん,自分の限界を自分で勝手に決めず,限界突破を目指してもいいのかもしれませんが,それは怖いのです。

もうね,不眠の症状を味わいたくないんです。

今はまだ,「もう不眠に悩まされないだろう」という確信に近い自信はないんです。

まだまだ,「いつ不眠の症状に襲われるかわからない」という不安のほうが勝っています。

「もうそんなに不眠に悩まくてもいいよね」くらいは思っていますが,「もう絶対に大丈夫」とは全く思っていません。

だから,不眠の引き金となる疲労の蓄積には特に敏感になってしまっています。

少しでも疲労を感じたら,昼寝して回復したくなってしまいます。

だって,昼寝したら安心できるんです。

昼寝したら間違いなく疲労回復できるし,それだけじゃなく,仮にその晩にあまり眠れなくても,「昼寝してるから少しくらい眠れなくても大丈夫だよね」と思えるんです。

だから,「午後1時に帰って昼寝する」がやめられないんです。

これがいちばんの「安定剤」だからです。

昼寝したら精神的にとても安定できるんです。だって,昼寝してるから夜の睡眠に頼る必要がなくなるから。

昼寝していなかったら,その晩にきちんと睡眠をとらないと疲労を回復できません。それがめちゃくちゃ怖くて,夜の睡眠にプレッシャーがかかってしまいます。

このプレッシャーが重しになって,夜に熟睡できないのは怖すぎます。

書いていて思いましたが,どうやら,このまま昼寝に頼る生活を続けていたら,僕は昼寝依存症になってしまいそうです。

でも,それは回避しなきゃいけません。

僕は,午前中だけ働いていればそれでいいとは思っていません。午後も元気に働けるようになりたいです。

だとすれば,昼寝なしで疲労を回復できるようにならなきゃいけません。

疲労回復を昼寝に頼らない生活に慣れなきゃいけません。

そう考えると,少しは無理して,昼寝に逃げないようにしたほうがいいようです。

昼寝で疲労回復できることは,ここ1か月くらいの経験で充分にわかりました。

これからは,昼寝依存から脱却する練習ですね。

もちろん,無理して疲労が蓄積しすぎてはいけませんが,結局,先月からの実験では,4日連続出勤が疲労回復が追いつく限界でした。

僕は,これを最大6日間まで延長しなきゃいけないんです。

だとしたら,少し無理してみましょうか。

今日は,夜の睡眠も充分でしたし,昼寝もしていますから,疲労回復は充分できています。

だから,無理する素地は備わっているので,明日から少し無理してみましょう。

とりあえず,明日から「少しは」無理して午後6時まで滞在してみようと思います。

ま,きつかったら午前中で帰ろうと思いますけど(笑)。

昼寝依存体質からの脱却を,少しずつ進めていきます。

よくよく考えたら,平日に疲労が蓄積しても,休日にきちんと昼寝すれば疲労回復できます。

僕は「その日の疲労その日のうちに」にこだわりすぎていたかもしれません。

そりゃあ,「その日の疲労その日のうちに」が理想でしょうけど,どれほど元気だったとしても,毎日「その日の疲労その日のうちに」が達成できるとは到底思えません。

なおかつ,仮に,「その日の疲労をその日のうちに」回復できなくても,僕には2日間の休日があります。その休日で疲労回復が追いつくなら,「その日の疲労その日のうちに」にこだわる必要はないはずです。

今の僕なら,アルコールを摂取しない限り,「全然眠れない!」という強烈な不眠に襲われる心配はないので,「その日の疲労をその日のうちに全回復」はできないとしても,少なくとも,一部は回復できるはずです。

もう少し自分を頼って,「休日に全回復してくれるさ」という楽観的な気持ちで明日からやっていこうと思います。

ま,ダメならダメでまた修正します。

【今日のうつ病】(うつ病経過まとめ:こちら

まだまだ僕のうつ病は治っていないので,毎日うつ病の経過を記録しています。

今日までに経過した期間↓

・うつ病発症(2019年7月10日~):497日(1年4か月と8日)

・実家療養後の1人暮らし(2019年9月27日~):418日(1年1か月と21日)

・午前中の散歩(2019年11月7日~):377日(1年と11日)

・毎日ブログ(2019年12月3日~):351日(11か月と15日)

・出勤練習(2020年3月30日~):233日(7か月と19日)

今日で,出勤練習を始めて7か月と19日です。新型コロナウイルスの影響で,4月13日~5月11日までの約1か月間,一時中断されていましたが,それを差し引いても,約7か月間出勤練習を積み重ねてきました。

今日は午前9時に出勤しましたが,先ほど書いたように,午後1時には退勤し,午後から昼寝していました。

今日の「SleepCycle」を見ると(睡眠記録アプリ「SleepCycle」についてはこちら),午後11時36分~朝7時49分までの睡眠が記録されています。寝つくまで30分ほどかかっていることと,アラームが鳴る前に目が覚めていることが気になりますが,SleepCycle独自の睡眠品質は92%/100%と良好です。

(なお,僕のうつ病は,主な症状が不眠(①寝つきが悪い②中途覚醒③朝早く目が覚めてしまい二度寝もできない)で,この不眠症状の有無が,その日の調子の良し悪しや,回復の進み具合を左右します。そのため,毎日の睡眠時間や睡眠の質について,睡眠記録アプリ「SleepCycle」に記録されているデータをもとに逐一書き出すことにしています。)

昨日は朝早く目が覚めてしまったり,寝つきが悪かったりと,疲労蓄積のサインがありましたが,昨晩も引き続きその傾向が見て取れました。

今日の午後もかなりぐっすり昼寝していたので,疲労が蓄積していたみたいですが,先ほど書いたように,明日から少し無理してみようと思います。

今週は3連休で,連休中の僕がきっと充分に疲労回復してくれるでしょうから,それをアテにして少し無理してもいいのかなと思っています。

今週は「少し無理してみる」という実験ですね。

実験がうまくいけばいいですが,失敗したら修正すればいいだけです。

今日もブログ書けてよかった!

それではまた明日!・・・↓

昨日のブログ↓

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※うつ病への負担を考慮し、「書き始めてから1時間くらいでアップする」という制限時間を設けています。

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