#207 うつ病発症21日目・発症後352日目 ~今日は調子悪いなぁ~
サブタイトルのとおり,今日はだいぶ調子悪めなので,早いうちにブログを書いておきたいと思い,この時間に投稿しています。今日は軽めに書きたいですね。(調子悪い日に限って,文章が長くなってしまうのは悪い癖ですが)
うつ病というのは,僕の経験上,回復してきたと思ったら調子悪くなります。また後で書きますが,献血で我慢したせいなのか,調子を崩した真の理由は定かではありませんが,調子が良いときほど調子崩しやすいです。
僕の場合,どうも,我慢がよろしくないようです。そもそも,僕がこれまでの人生で,我慢を重ね,耐えしのんできたことへのSOSがうつ病だと思います。どうも「我慢」や「耐える」をしてしまうと,身体が過剰に反応して,その我慢や耐えるを「命の危機だぁ!」と身体が勘違いしてしまい,命守るため,不眠の症状が現れるようです。命の危機が迫っていると身体が思うからこそ,不眠や神経過敏が起きるんだと思います。だって,死の危険が迫っていたら,寝てる場合じゃないし,周囲の状況に敏感にならなきゃいけないでしょ?
僕は,身体が命の危機と勘違いしてしまうほどに,我慢を重ねてきたんですね。本当に,自分の体がかわいそうでたまりません。
まあ,確かに,発病当初の状態は,身体が命の危機と勘違いするほどに,大きなストレスが身体にたまっていたと思われます。それほどのストレスがたまっていたのに,気づいてやれなくて本当に申し訳ない。もっと手前で気づいてあげるべきでした。
これからは,もう「我慢」や「耐える」で自分を追い込むことはしないから,どうか,「命の危機!」という勘違いは減らしてくれないだろうかと,身体にメッセージを送りたいです。
「眠れなくて体調崩すのは,お前もつらいだろう?」
「だから,安心してくれ。」
「夜は安心していいんだよ。」
「オートロックアパートの6階に住む30歳独身男性の部屋なんて,世界でこれ以上ないくらいに安心できるはずだよ。」
「誰も来たくないんだから,絶対誰も来ないよ。」
「だから,どうか,安心して寝付いてください。大丈夫,大丈夫。」
何度も書いていますが,うつ病になってから,自分の身体には,自分の意識のほかにも自分の身体を動かしている存在(潜在意識)があると思わざるを得ないのです。昨日だって,外出してめちゃくちゃ疲れていて,僕の「顕在」意識は間違いなく睡眠を欲していたのに,僕の身体が眠るのを拒絶しました。潜在意識が悪いとしか言いようがない。
この潜在意識というやつは,危機的状態だと,顕在意識よりも遥かに優先して身体に命令を与えるようですね。しかし,「潜在」だからこそ,顕在意識ではどうすることもできない。うーん,困ったものだなぁ(困惑)
「調子悪い日もあるさ,諸行無常」と仙人やお坊さんみたいに悟りを開こうと何度も思いましたが,調子悪い日は悟りを開いている場合じゃなくなります。調子悪い日に欲しいのは「悟り」よりも「熟睡」なんです。悟りの境地は,僕が欲しい「熟睡」を全然くれない。だから,悟りの境地は意味ありません。「すべてを受け入れる」なんて悟りも無意味無意味。
調子悪い日は,「調子悪い日もあるさ」という悟りも開けず,ひたすら調子の悪さを感じ続けるしかありません。ああ,苦しい。眠りが悪くて,意欲も低下して,身体の疲れも取れなくて。身体が疲れているのにぐっすり眠ることができず,その結果翌日も疲労感が残り,脳みそが働かない,頭が重たい,これがうつ病の苦しみです。
「そんな悩みは誰でも抱えてるよ」なんて思う方がいるかもしれません。しかし,厳しい言い方ですが,そう思う方は,そう思っていないと「苦しいのに頑張っているかわいい自分」がバカらしくなるから,そう思うしかないのです。世の中には,毎日一生懸命仕事をしながらも,ぐっすり眠れて幸せや満足感を感じている人が,残念ながら存在します。「働くのは苦しい」という常識は,残念ながら,この日本にはありません。しかも,「長時間労働」と「幸せ・満足感」も両立します。めちゃくちゃ長時間働きながらも,幸せを感じている人がいます。楽しさを感じている人がいるんです。
苦しみを抱えて,それに文句を言いながら,「当たり前だから仕方ない。みんな苦しいから」と思うのをやめられない(自分の間違いを認められない)人は,そう思い続けるしかないでしょう。その思いを断ち切ることができるかどうかは,本人が決めることで,外野からはどうすることもできません。
僕は,一生懸命仕事をしながらも,苦しみを味わうことなく生きると決めました。喜び・楽しみ・幸せ・満足感,といった,プラスの感情が湧き出てくる人生を歩みたいんです。そのために,できることから始めています。
無理せず,無理せず。少しずつ。
前置きはこれくらいにして,今日もうつ病の経過を書いていきます。(第1回目はこちら。第2回目も大事なのでこちらからどうぞ)
【過去のこと・思い出したこと(発症21日目)】
・7月30日㈫:7月22日㈪に実家にとんぼ返りして,この日で9日目です(とんぼ返りした経緯についてはこちら)。この日は夜中の0時~午前8時まで睡眠がとれているようです。午後1時頃まで昼寝もできていて,調子は悪くなさそうです。この日は午後からドライブに行っています。午後2時30分に出発して,熊本県宇城市三角町(みすみまち)にある「戸馳島(とばせじま)」に行ってきました。熊本県の地図を見てもらうと,天草に行くときに通る「宇土半島」という半島があるんですが,熊本市の方から天草に行く場合は,宇土半島の北側に走る道路を使います。おそらく,この北側の道路(国道57号線)が,天草へ行くメインルートなんですが,僕の実家は,北側ルートは遠回りなので,南側を使います。我が家は,よく天草に行っていたので,この道路は非常に懐かしかったです。南側のルートを行くと,天草に渡る最初の橋として「一号橋(いちごうきょう)」で,北側ルートと合流するんですが,その合流地点の直前に「三角駅」というめちゃくちゃローカルな駅があります(一応JRです)。その駅の目の前に通称「海のピラミッド」という建物があって(こちら),小さい頃によく行ってました。今は閉鎖されて中に入れないんですが,20年ほど前は中に入ることができて,壁ずたいに頂上まで続くらせん状のスロープを,はしゃぎながら登ったり降りたりしてました(#かわいいなおれ)
午後4時10分頃からは,「三角西港」を散策しています。「三角西港」は,北側ルートに位置しているので,僕はなじみがないんですが,世界遺産に登録された,石造りの港が残されていて,観光スポットになっています(こちら)。一応,石造りが世界遺産なんですが,正直なところ,石造りは見どころじゃありません。三角西港で見るべきなのは,天草の海です。↑にも書いた「一号橋」がちょうど真正面に見えて,海に浮かぶ雄大な島々を見渡すことができます。素晴らしい写真スポットです!
そうやって観光を楽しんだ後,母の実家に少し寄り,最終的に午後6時36分に帰宅しています。
→今日はここまで
【今日経験したこと・経験して考えたこと(発症352日目)】
・今日できた仕事・勉強
今日は出勤しました。今週は9時~17時30分まで滞在する予定で,㈪・㈫は,予定通りに滞在したんですが,今日は,調子が悪いので,9時~1時で帰ります。調子悪い日に調子悪さを感じ取れるようになったのは,大きな成長です。
・仕事・勉強以外に今日やったこと
昨日の午後から献血に行きました。なんと,通算70回目の献血だったみたいです!すごい!
【今日のうつ病】
昨晩は10時50分頃に布団に入りました。献血で痛みとおしっこを我慢したせいか,調子を崩しました。
そもそも,献血には「成分献血」と「全血」の2種類があります。「全血」は,血を400㏄抜いて,それで終わるので針を刺している時間は15分足らずです。「血を抜いてそれで終わるんじゃないの?」と多くの人が思うかもしれませんが,献血は血を抜くだけの「全血」のほかに,「抜いた血を戻す」ものがあります。これが「成分献血」です。「抜いた血を戻す」なんてどうやるの?という話ですが,そもそも,成分献血は,血漿や血小板などの,血液成分の一部だけを摘出する献血です。一部だけをこしとる(ろ過する)機械があって,こしとられた後(ろ過された後)の血液が,針先から戻ってきます。こうやって,血が戻ってくるんですが,成分献血は,血を抜く時間と戻す時間が必要になるので,かなりの時間針が刺さったままになります。僕の場合は,70分~90分くらいかかるのもザラです。
こうやって,針を刺されたまま長時間ベッドに拘束されてしまいます。献血で調子を崩すことはこれまでなかったんですが,今回は,針先がずっと少しだけ痛く,それによって緊張状態が続き,尿意も合わさって,かなりの負担になっていたようです。今回は,うつ病という持病が僕にあったので,調子を崩したと思われるので,僕としては,このブログで過剰に献血に対するマイナスイメージを植え付けたくはありません!
献血は,タダでジュースが飲めて,お菓子も食べられて,ゆっくりお昼寝もできて,めちゃくちゃ良いですよ!
今日もブログ書けてよかった!
それではまた明日!
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