#244 うつ病発症121日目・発症後389日目　～６連勤達成～

今日は土曜日ですが，出勤しています。これで，うつ病発症後初めて６連勤を達成しました！

まあ，水曜日は午前中だけの出勤でしたし（とはいえ，午後から眼科行ったりひげ脱毛に行ったりと活動して夕方６時頃に帰宅しています。疲れました），今日も夕方までいられるかどうか今の時点ではわかりませんし，完全な「フルタイム」での６連勤ではありませんが，出勤することすらままならなかった状態から考えると（出勤練習を始めた３月頃の状態です），その回復はめざましいです。

でも，この「回復」というやつが，やはり，めちゃくそに実感しずらい。

だって，頑張っていないからです。

出勤すること自体が大きな負担となっている時期は，週３回（火木土）午前中だけ出勤するなんてこともやっていましたが，こんなことしても，（少なくとも意識的には）全然苦しくありません。

※意識できない部分で疲労は蓄積されていたとは思いますが

「苦しい中それに耐えて耐えて出勤するぅ・・・！」なんて感情になっていれば，「頑張った」感は大いに味わうことはできるでしょうが，それじゃあ，うつ病の回復という最終目的は達成できません。

頑張らずに無理しないで，徐々に出勤できる時間を増やしていくからこそ，出勤できる日数・時間が増えていき，回復を図ることができるのです。

根性論で「最初から週５回フルタイム出勤やぁ！無理やり治す！」と立ち向かう方法なら，その苦しみに耐えて克服できれば，大きな「頑張った」感を味わうことができ，その「頑張った」感が，回復の実感につながるでしょう。

でも，それじゃあ，本当の回復にはつながらないと，僕は思います。

うつ病になるまでずっと，根性論で頑張って仕事してきたわけですが，結果的にうつ病になっているということは，根性論が通用しなかったわけです，いわば「根性論で負けてしまった」。しかし，根性論で負けてしまったことを認めるのは非常につらいです。だって，根性論で負けていない人が自分以外にいるのに，自分は負けてしまっているからです。

※「根性論で負けていない人がいる」というのも，自分の思い込みに過ぎない場合も多々あります。「根性論」に見える人も，実はめちゃくちゃに楽しみながら仕事している場合もあるし，逆に，程よく手を抜いている場合もあるでしょう。自分から見えていない部分は，往々にして，かなり大きいのです。

ここで必要なのは，「戦い方を変える」という思考パターンに頭を切り替えることです。

日本人は「正攻法」が好きで，労働の場合の「正攻法」が「根性論」なので，「根性論」が（僕も含め）好かれていますが，僕は「根性論」で負けたわけです。しかし，負けるかもしれない戦い方（働き方）で挑むのは，古くから愚策なんです。

本当の強者は，そもそも戦わないし（戦う前に勝負をつけておく），戦うとしても，自分が絶対に勝てる方法でしか戦わないのです。

僕の働き方に置き換えれば，根性論で働くのは「負けるかもしれない」を超えて「必敗」なので，「負けるかもしれない」よりも遥かに愚策です。

僕の場合「根性論」で働くのではなく，「楽しさを感じられる範囲でのみ仕事する」が得策でしょう。正直なところ，僕は，少なくとも並み程度には仕事ができるので，僕が普通に仕事をしていれば，充分，給料をもらえるだけの価値を生みだすことができます。

普通に仕事をしていれば，それだけで，僕にはお金をもらうだけの価値があるのです。

にもかかわらず，自分のキャパを超えて仕事を処理しようとしたことが，うつ病につながったわけで，その「キャパオーバー」状態を支えていたのが「根性論」です。

「普通に仕事をする」と「キャパオーバー」を区別する基準は，「楽しく仕事できているかどうか」だと思います。

やっぱり，僕は弁護士の仕事に楽しさを感じます（#離婚や破産や相続などの依頼者からお話を聞き#いろいろと考えて#時には新しく勉強して#書面を書くことが#好きなんです#刑事裁判の尋問も好きです#そうです#僕はこういうことが好きな気持ち悪いやつなのです#ただ残念ながらこの日本ではどんなに気持ち悪い人でも生きていていいことになっています#おかげで僕も自由に生きることができています#生存権のおかげです#生存権ありがとう）。

僕は，「楽しく」「普通に」仕事をしているだけで，お金をもらうだけの価値を世の中に提供できる存在なのです。だとしたら，楽しく仕事をしているだけで，勝っているのです。それ以上の勝ちを望む必要もないのです。

それが，キャパオーバーになってくると，「楽しさ」を感じることができなくなってしまいます。楽しさを感じていないのに仕事をしている場合，それは「根性論」が仕事を支えているわけで，僕の「必敗」要因が顔を出している状態ということになります。

こう考えてくると，「仕事が楽しい」場合は勝ち（しかも戦わずして）で，「仕事が楽しくない」は負けということになります。

なんか，最終的にめちゃくちゃ良い話になりました。

ブログというのは，おもしろいものですね。

心のままに，徒然なるままに文章を書いていると，こういった結論（＋理由付け）に僕自身を導いてくれます。

よく漫画家さんが，「キャラが動くんだよなぁ」と言っていることがあります。

「漫画家が自分でキャラの絵を描いているんだから，キャラは『動かされている』だろう」と僕も思っていて，「キャラが動く」というワードがピンときていなかったのですが，なんとなくわかるような気がします。

僕の文章も，書いているうちに，書く前の自分の想定を大きく超えた地点にたどり着くことがよくあります。この現象は「キャラが動く」と同じ感じな気がします。

自分の思考を文字に落としているうちに，文字が勝手に文章を作っていき，出来上がった文章が自分の頭にフィードバックされる。不思議な感じです。

だから「言語化」って大事なんでしょうね。

自分の思考をもとに言語化しているはずなのに，思いもしなかった文章が生まれ，そこから学ぶことが出てくる。

不思議な話ですが，事実だとも思います。

さて，前置きはこれくらいにして，今日もうつ病の経過を記録していきます。（第１回目はこちら。第２回目も大事なのでこちらからどうぞ）

【過去のこと・思い出したこと（発症１２１日目）】

このブログでこれまでの経緯を結構きれいにまとめられたと思っているので，ご覧くださるとうれしいです。

さて，昨日からの続きです。

・１１月７日㈬：この日で，うつ病発症から１２１日目，実家療養を終えて一人暮らしを再スタートさせてからは４２日目です（９月２７日～）。この日もおそらく，寝つきは悪かったと思われます。この頃は，本当に調子悪かったので(笑)。調子が悪すぎて，「午後９時にはパソコンもスマホも部屋の電気も消す！」という暴挙に出ているのです(笑)。こちら

しかし，調子が悪くて仕方なかった僕は，この日の前日に，今にまでつながる真実に気づき，この日からそれを実践しています。それは，「午前中に太陽の光を浴びるためにウオーキングする」です。これは，めちゃくちゃに効果がありました。医学的にも，太陽の光を浴びると「セロトニン」が脳内に生成され，それが約１５時間後に「メラトニン」に置き換わり，この「メラトニン」が睡眠導入剤的に睡眠を促すらしいのです。こちら

この日もおそらく，寝つきが悪く，にもかかわらず，朝７時頃には自然と目が覚めていると思われますが，目が覚めた後，さっそくウォーキングに行っています。ウォーキングして調子が少し上向いたようで，昼ごはんは「てっぺん頂天刈谷店」で「カレー台湾まぜそば」を食べています。午後からは整体にも行きました。

そして，この日はなんと，「任天堂スイッチ」とポケモンの「ソード」と「シールド」の両方を購入しています！すごい！「お金を自分のために使おう」と思い，かつて人生をかけて取り組んでいた「ポケモン」というゲームに，再び手を出そうと思い，購入しました。

しかし！結局全然やりませんでした！

しかも，コロナの際にメルカリでスイッチもソフトも全部売却しました！

僕はどうやら，テレビゲームよりも，読書のほうが好きなようです。

とはいえ，この日は，スイッチが届いてワクワクしているようです。そして，朝からのウォーキングが効いたのか，夜はぐっすり眠れています。

→今日はここまで

【今日経験したこと・経験して考えたこと（発症３８９日目）】

・今日できた仕事・勉強

今日は出勤しました。一応，午前９時～午後６時頃まで滞在予定ですが，早めに帰る可能性も大きいです。昨日に引き続き，『ヴェノナ』を読み進める予定です。

・仕事・勉強以外に今日やったこと

特にありません！

【今日のうつ病】

昨晩は午前１時頃に布団に入りました。かなり遅めになってしまいました。夕飯を友達と食べに行き，その時間も遅かったので，帰宅が午後１０時頃と遅く，この遅い帰宅が就寝時刻に響いています。寝つきも悪くはありませんでしたが，とはいえ，昨晩ほどすぐに寝ついたわけではありません。朝も，午前７時２０分頃に自然と目が覚めてしまい，睡眠時間は短めです。

こういった，「就寝が遅いのに朝早くに目が覚める」という状態が，うつ病につながっているので，気をつけます。睡眠時間が短くても，短期的には調子の悪さを感じないまま，睡眠時間の短い生活を営んでいたことが，うつ病の原因なので，今日からきちんと，午後１１時には布団に入る生活に戻ります！

睡眠時間が短い割には，あまり調子を崩してはいません。「睡眠時間が短いわりに調子が悪くない」が危険信号なので，気をつけます！

今日もブログ書けてよかった！

それではまた明日！

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※うつ病への負担を考慮し、「書き始めてから１時間くらいでアップする」という制限時間を設けています。